●あいてむ-へんか-わざ【アイテム変化技】
敵をアイテムに変えて一撃で倒すというかなり使い手の都合のいい技。
それだけに燃費が悪かったり、なかなか入手できなかったり、
敵に効きにくかったりとあまり使い勝手はよくない。
ただし単なる即死技と違ってメリットも大きいため愛用している人は多い。
例)
FF6 ラグナロック、トルネコ モノカの杖、イリスのアトリエ お菓子になれ など
☆関連語☆
即死技 即死魔法
●あだな【あだ名】
本名とは別の、親しみや蔑みを込めてつけられる名前。ニックネーム。
ゲーム内で使われるものと、現実(主に2ch)で使われるものがある。
プレイヤーが名前入力でつけることができる場合もある。
ゲーム内の場合
本名が長いキャラ(カタカナ5文字以上が目安)につけられていることが多い。
また、たまにあだ名をつける(つけられる)イベントがある。
例) ラティクス→ラティ、ヴァージニア→ジニー、メルティーナ→メル など
現実(2ch)でつけられる場合
尊敬や軽蔑の意を込めて、またネタとしてつけられる。時に笑えるが、露骨にひどい名前が多い。
例) ナイトハルト→棒読み殿下、シャーリィ→酢飯、ヴァン→空気
ガラハド→ガラハゲ、リネット→ネットリ、バルバトス→穴子 など
また、偉業や暴挙を成し遂げた開発関係者に付けられることもある。
例) 坂口博信→ヒゲ、伊藤賢治→イトケン、直良有祐→オナラ など
☆関連語☆
名前が長い 名前入力 偽名 通り名 通称
●あんこくきし【暗黒騎士】
暗黒の騎士。闇属性を持つことが多い。
主人公達のライバルキャラとして登場する定番。
ほぼ100%黒い鎧に身を包み、顔を仮面で隠している。
絶対悪として描かれることもあるが、この手のキャラは暗い過去に縛られていたり、
敵に操られていたりすることが多いので、後に改心し仲間になることも。
実は主人公の父ということもある。
例:FF2 レオンハルト
●イージスのたて【イージスの盾】
ギリシャ神話に登場する女神、アテナ(アテネ)が所有する聖なる盾。
神話を由来とする装備品は総じて性能が良いが、この盾も例に漏れず高性能。
物理攻撃だけでなく、魔法攻撃・特殊攻撃に対しても高い防御力を誇る。
☆関連語☆
メドゥサ
●いかれ-ぜりふ【イカれ台詞】
文法や内容が支離滅裂で文章として成立していないセリフ。
発言対象の電波ぶりや壊れっぷりを表現するために使われる。
使いどころによってシリアスにもホラーにもギャグにもなる。
例
「おひゃ、らいふえげ」(サガフロ)
「ムムーーンンササイイドドへへよよううここそそ」(マザー2)
「あなた あなた あなたあなたあなたあなたあなた」(FE聖魔)
「電波電波電波電波電波ーーー!!!」(ペルソナ2)
●いじょうきしょう【異常気象】
普通では見られない気象現象。または人々の生活に多大な被害を及ぼす気象現象。
大干ばつ(DQ6 カルカド)、豪雪(TOE ペイルティ)、大嵐(ロマサガ2
ロンギット海)など
その原因はマナの乱れやクリスタルの崩壊といった超自然的な均衡の崩れや
精霊やモンスターが暴れまわっているからといったもの。
悪党が魔法や超科学の力で人為的に作り出している場合もある。
いずれにしても主人公達がその原因を突き止めて何とかしなくてはならない。
☆関連語☆
天候
●いといしげさと【糸井重里】
日本有数のコピーライター。
motherシリーズのゲームデザインを手がける。
また、本人が中心となっていた徳川埋蔵金発掘プロジェクトがしばしばネタにされ、
ゲーム内で金を発掘しようとしているキャラとして登場することもあった。
●いんじゃ【隠者】
修行や隠居、あるいは何かから逃れるために、俗世間から離れて生活している人。
半ば伝説化している人や、そこまでいかなくても何らかの道のスペシャリストが多い。
大抵は、住居の近くで道に迷ったりトラブルに遭った主人公を助けてくれる。
最初は人間嫌いだったり、他人に心を許していなかったりするが、
主人公達との出会いがきっかけで徐々に打ち解けていくパターンが多い。
例)
アーク2 ヴィルマー、FE封印 カレル、幻水 リュウカン など
●えいきゅう-こんぼ【永久コンボ】
連続技を永久に、または敵を倒すまで続けること。
これが決まったときは正に爽快の一言だが、
言うまでも無くバランスブレイカーなのでやり過ぎると飽きる。
基本的に格ゲー用語だが、アクション性の高いRPG等で偶に見かける。
☆関連用語☆
コンボ、コマンド入力、マッシュ
●おうい-けいしょう-の-ぎしき【王位継承の儀式】
王族が王位を継ぐために必要な儀式、および試練。
無用な後継者争いを避けるためか、現王が存命のうちに行うことが多い。
しかし儀式にしても試練にしても、何故かモンスターがうろついている危険地帯へ行ったり、
やってる最中に政敵から刺客を仕向けられたり、儀式に失敗して国を追われたりと
やけに危なっかしいものばかりのような気がする。
●おびき-よせ-さくせん【誘き寄せ作戦】
主にSRPGにおける地味且つ強力な戦法。
SRPGでは敵ユニットはすぐに突っ込んでこない、敵側の方が物量が多くまともに衝突するとまず勝てなくなったりする。
そのため敵ユニットは一度には攻めず、進行するターン制限・順番などがある。
しかし中にはどれだけ時間が経過してもこちらに向かって来ないユニットもいる(主にボス)。
こういった動かないユニットを動かしたい時に使う戦法。
このようなやり方が一般的
1、打たれ強いユニットを囮にし、敵に近づける。
2、敵が反応して囮に寄ってくる。
3、囮を後退させ、自軍と合流
4、そして寄ってきた敵を全員で袋叩きにする。
☆関連☆
囮
●おや-が-はまる【親がハマる】
日常生活で稀にある現象で、息子や娘が持ってるソフト、または父や母が、自分のソフトにハマってしまうこと。
反射神経をあまり必要としないRPGでは特に顕著である。
また知ってか知らずか、親もしくは子供が、思わず突っ込みたくなるようなバカプレイをする(している)のも特徴である。
●かいてん-ゆか【回転床】
ダンジョンに仕掛けられているトラップの一種。
2Dの場合はその床から移動しようとすると
進行方向から一定の角度だけ曲がった方向に進むことになり、
大抵横にダメージ床や落とし穴が仕掛けられている。
まっすぐ進めることはないので行きたくないほうに進もうとして
どう曲がるのか確認するのが対処法。(DQ3等)
主に3Dの場合は踏んだ瞬間ランダムで向いている方角が変わる。
マップを見れば解決するがキャンプを閉じたらまた回転する場合もある(WIZ,メガテン)
方向転換罠以外に、チョコボの不思議なダンジョンでは乗ると装備が全て外れ、
さらにその回転により持っているアイテムを撒き散らしてしまう。
風来のシレンでは回転床で混乱してしまう
●かえってきたものはいない【帰って来た者はいない】
一般冒険家なら死亡確定ダンジョンに主人公達が向かう時に言い放たれる言葉。
そのダンジョンには、いわくつきの財宝や何らかの力が眠っている事が多い。
何故か普通に宝箱がゴロゴロ放置されていたり、ご丁寧にセーブポイントが設置されているのは、大人の事情なのだろう。
☆使用例☆
「あの森に眠る財宝を求め、いくつもの冒険者たちが旅立っていった…
だが、一人として帰って来た者はいない…それでも行きたければ行くがよい。」
●かくし-ようそ【隠し要素】
1)隠しボス、隠しダンジョン、隠しアイテム等のオマケのこと。または裏技の類。
2)プレイヤーが任意で確認出来ない、隠しパラメーターや好感度、没アイテムなど。
また、CDコンポ等で再生するとBGMを聞けたり、「PS(SS)以外の環境で再生したら駄目だぜ!」的なメッセージを聞けたりするソフトも。
稀にだが、デバッグモードや、製作者の隠しメッセージなどもある。
●かげむしゃ【影武者】
身代わりになるために主君と同じ姿をさせた者。
RPGでは変身能力を持つモンスターが化けていることが多い。
割と早めの段階で敵の大ボスと対決する場合は、負けバトルかこれの可能性が高い。
また、死んだはずの人物が再登場した場合、死んだのは影武者だという後付けがされることもある。
例 FF8
ナムタル・ウトク、アークザラッド カサドール、ミンサガ トゥマンの影武者
☆関連語☆
偽者 負けバトル
●ぎめい【偽名】
本当の名を明かしたくない人がよく使用する仮の名前。
その理由は、身分や過去を隠すため、敵や追っ手から身を守るため、敵を罠にかけるため、など様々。
偽名を使っていて、かつ通り名などがある人の気持ちは正直どうなのだろうか。
例:ロマサガ3・食べ物の名前(タチアナ) サガフロ2・グスタフ(ギュスターヴ) TOD2・ジューダス(リオン)
FF9・ダガー(ガーネット) FF12・ヴァン(バッシュ) LAL・松井(無法松)
●ぎゃくしゅう【逆襲】
窮地から情勢を盛り返し、逆に攻勢に出る事。
ストーリーに緩急を付けると同時に大きく盛り上げる要素で、これを上手く使えばプレイヤーを引き込む事が出来る。
ただし、しっかりと伏線を張り、展開の為の布石を打っておかないとハァ? で終わる諸刃の剣。
必ず負ける戦闘や、最初は弱いキャラクター、自己犠牲などと組み合わせると効果的である。
☆関連語☆
燃え展開 負けイベント ポップ
●きゃら-が-こい【キャラが濃い】
良くも悪くもキャラクター性の味付けが強いこと。
キャラが濃い者は、その言動の強烈さ、独自性によりしばしば熱狂的なファンを生み出す。
時には主人公やヒロインよりも印象深いキャラとなり、そのゲームの代名詞的存在になることさえある。
しかしキャラ作りに失敗すると、味付けが中途半端になって空気化したり、
味付けが悪くて見る者に不快感・違和感を与えてしまう場合もある。
●きゅうえん-ぶっし【救援物資】
1)焼くもの
ファンタジー系のSRPGとかで多い。
敵国が補給しようとする物資を領土ごと焼き払う。
主人公側からすれば作戦の1つ、敵からすれば迷惑。
2)届けるもの
文字通り、食べ物や武具の物資の運搬。
道中に敵が出てきたり、奪われると嫌な思いをしたり。
こちらの場合、仕事を終えると割りと良いアイテムが貰える。
●きゅうしゃ【厩舎】
牧場や城、農家によくある施設で、馬、牛、豚といった家畜を飼育するための建物のこと。
PPG世界では竜やモンスター、チョコボなどのファンタジー生物を飼育する場合もある。
主な利用法は騎乗用動物の育成・売買、仲間モンスターの預かり所、ミニゲームなど。
☆関連語☆
馬 騎乗用動物 仲間モンスター 預かり所 ミニゲーム
●きょうきゃら【強キャラ】
強いキャラのこと。
特定の状況下で飛び抜けた性能を発揮するタイプではなく、
状況、プレイヤーの技量に関係なしに強く、使い勝手、汎用性に優れるもののことを言う。
当然最強候補になることが多い。
☆関連☆
オルランドゥ、バランスブレイカー
●ぎろちん【ギロチン】
処刑の際に用いる器具。断頭台。
その血塗られたイメージが残酷さを表すのに効果的なのか、
処刑場・牢獄と合わせて必ずと言って良いほど登場する。
トラップとしても登場し、タイミング良く潜り抜けないとダメージを受ける。
また、武器や技の名称に「ギロチン」の名を冠する物もある。
●くりあごのせかい【クリア後の世界】
ラスボスを倒した後の世界のこと。
エンディングが終わって、もう一度セーブデータを始めた時に
世界各所の街の人が、「ラスボスが倒されて世界が平和になったよ」的な話をするパターンと、ラスボスを倒す直前に戻っているパターンがある。
前者の場合、新たな(サブ)ストーリーが展開され、ラスボスとは二度と戦えない事が多い。
後者の場合、ラスボスと何度も戦えるパターンだが、クリア前とクリア後とでは、微妙に
街の人の話が違っていたり、エンディングが変化する事がある。
また両者に共通して言えるのは、隠しダンジョン&隠しボス出現である。
●げすとしゅつえん【ゲスト出演】
同メーカーの他作品のキャラや、製作者自身がゲーム内に出演すること。
ほとんどはミニイベント用のキャラとして登場するのだが、その作品のファンにはニヤリとさせられる。
場合によっては仲間になったり、敵(主におまけボス)になることもある。
また、メーカー側もそのソフトの宣伝になるということで、使用例はかなり多い。
しかし一部では「世界観が壊れる」と否定的な意見もあり、あまり乱用するのはおすすめできない。
●こいきんぐ【コイキング】
ポケモンの一種。今となっては大器晩成ポケモンでお馴染み。
だが、ネットが盛んでは無かった当時は雑魚ポケモンで有名だった。
何故当時は雑魚ポケモンで有名だったのか?その経緯を詳しく説明すると、
とあるポケモンセンターでこのポケモンを500円で売ってくれるおじさんがいるのだが、
その売り文句が「とても強いポケモン500円で買わない?」と言うものだった。
それを鵜呑みにした全国のプレイヤー達がその場で即決購入。
そして数十秒後、彼らはこう思った『詐欺だ』と…
しかし、この弱さには何か秘密があるのでは?と睨んだプレイヤーや、マゾプレイヤー、コイキングを育てたことをネタにしようとしたプレイヤー達が育ててみると、ギャラドスというポケモンに進化する事を発見。
この事実は口コミで全国へ広がり、コイキングの評価はうなぎ登りになった。
●こがたか【小型化】
形態変化の一種、大きければ大きいほど強いというのが一般的な見解なのだが、
あえて二段階目や最終形態を今までの形態よりも小さくすることにより、
巨大化とはまた違ったインパクトをプレイヤーに与えることができる。
ゲームに限らず漫画や映画など、視覚表現全般でよく使われる手法であるが、(ドラゴンボールが顕著)
小さくしても、同時にショボくなってしまうと見る者を萎えさせてしまうため、
小型化時は容姿を洗練させたり、より奇をてらったデザインにするのがベター。
要するに形態変化前より小さく、なおかつ形態変化前より存在感・威圧感を上げる必要がある。
☆対義語☆
巨大化
☆関連語☆
変身 形態変化
●こかとりす【コカトリス】
鳥系の魔物。
バシリスクの別名だが、バシリスクは蜥蜴、コカトリスは鳥の姿をしている。
石化効果を持った嘴による攻撃が得意。
石化は戦闘不能に匹敵するステータス異常なので、集団で現れると非常に危険。
鳥系故に素早さも高く、厄介な魔物である。
●こじ【孤児】
両親がいない子供。
主人公パーティーの中に、この境遇の者が最低一人はいるといってもいいぐらいありふれている設定。
FF8などパーティーメンバーのほぼ全員が孤児という有様。
RPGが孤児だらけである理由は●両親の項目でしっかり述べられているのでここでは割愛。
そして、後になって親類が敵として立ちはだかってきたり、
実はどこぞの国の王族だったり、どこぞの英雄の隠し子だったり、
そもそも人間でないといった衝撃的事実が明らかになったりするのである。
たまに別のキャラと血縁があっても本編ではっきり語られないことも。
そういう場合、展開次第で禁断の恋をしたり、知らずに親殺しをしてしまったりする。
☆関連語☆
両親 兄 姉 弟 妹 父 母
●ごじだつじ【誤字脱字】
間違った字や書き落とされた字。誤植とも呼ぶ。
説明書、攻略本、ゲーム雑誌、ゲーム内など文字を使うものなら何であろうと起こりえる。
特にゲーム中にこれがあると、状況にもよるがプレイヤーが萎えてしまうことがある。
シリアスなシーンで出てくると最悪で、全てを台無しにする危険性をはらんでいる。
ただし、凄いレベルの間違いになると一部でネタとして楽しまれることも。
RPGでは「ヴィンセンとー!」(FF7DC)や「てったいしなければならかった」(FF2)などが上げられる。
☆関連語☆
ヴィンセンとー!
●こだわり【拘り】
各々のプレイヤーが決めている掟。
傍から見るとどうでもいい事でも、自分にとっては最優先事項であったりする。
あくまで自分だけの問題なのだが、共感してくれる人がいると、何となく嬉しい。
☆例☆
・ヒロインは絶対にメンバーに入れる!
・A(友人・恋人など)から貰ったアイテムは絶対に手放さない!
・隊列は絶対にこの順番!
●さいきょう-こうほ【最強候補】
必ずしも最強とは限らないが、状況次第で、またはプレイヤー次第で
最強に成り得るキャラや装備品等のこと。
最強として確定されない理由は相性関係や同格の存在が大きい。
●さいようしけん【採用試験】
お城の兵士、ハンター、傭兵などになる場合、イベントで課されることがある。
内容は、○○を倒して来い、○○を取って来い、などで、達成すれば就職できるが、
さりとて給料をもらえるとか武器防具を支給されるといったことはあまりない。
せいぜいが、施設を使わせてもらえるとかその程度である。
●さうんどとらっく【サウンドトラック】
ゲーム中に使われたBGMを記録した音楽CD。サントラ盤。
ゲームによっては100曲近く収録されてるものなどもある。
聞くとゲームを思い出したり、「こんな曲あったけ?」と思うことあり。
またやたら枚数にわけてるものも見かける。
ゲーム未収録曲なども入ってたりしてコアなファンのグッズアイテムの筆頭である。
なお、SFCなど昔のゲームの物にはプレミアがついていることあり、万を超えるものも少なくない。
●さくてき【索敵】
敵の位置を探り当てるという意味で、主にSRPGなどで使われる。
味方キャラにはそれぞれ視界範囲が設定されており、その範囲内しか
敵を見ることができず、攻撃も見える範囲の相手にしか出来ない。
アイテムや魔法などを使うことで、視界範囲を広げることができる。
見えない所には何があるのかすら確認できない為、
思わぬ所から強敵が出現したり、遠距離からの攻撃を受けたりすることも多い。
味方側は視界範囲内でしか攻撃できないくせに
相手は容赦なく遠距離攻撃を撃ってくるのはかなり不公平である。
●さけどころ【酒所】
酒の産地として有名な土地。地味に多く登場する。
酒蔵や醸造所、酒場など酒に関連した施設が充実している。
また、いたるところにタルが置いてあることが多い。
アイテムとして酒が買えたり、酒がイベント上の重要アイテムだったりする。
例)ルゴル(FF5)、ヨークランド(サガフロ)、ファスビンダー(ヴィオラートのアトリエ)、ガト(聖剣LOM)
など
●さそり【サソリ・蠍】
主に熱帯地方に生息する節足動物。
英語で言うと「スコーピオン」。
刺客を意味する言葉として使うこともある。
RPGでは主にモンスターとして登場。
主に砂漠に生息しており、尾の先端にある毒針や鋭いハサミで攻撃してくる。
また、外殻が堅いため防御力が高いことも多い。
毒の追加効果や痛烈な一撃を与える武器にこの名が冠されることもある。
ちなみにサガフロ2の暗殺集団は紅いサソリだった。
●さたん【サタン】
悪魔。魔王。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教における敵対者。
よくルシフェル(ルシファー)と同一視されが、これは宗教ごとに捕らえ方が違う。
たまにサタン=土星だと勘違いしている人もいるが、
土星は「Saturn」で、悪魔は「Satan」なので全く関係ない。
RPGでもサタン○○といったネーミングをよく見かける。
中位〜上位クラスの敵として出ることが多く、ラスボスになることも。
●しかし、まわりこまれてしまった!【しかし、回り込まれてしまった!】
「逃げる」が失敗した時の定番コメント。
どんなに鈍重なモンスターでも容易に回りこんでくる辺り、只者ではない。
更に1ターンの間一方的に行動されるというオマケ付きが主流。
なお、こちらが追い込んでいる相手でもちゃっかり回りこんでくれる。
ゲームによってコメントが多少変わるが、プレイヤー的にはどれも「回り込まれている」。
余談だが、迷作「ファミコンジャンプ2」では敵がこちらに気がついてなくても回り込んでくる。
さすがに昨今のRPGではそんなのは無いが・・・
●しびりあん【シビリアン】
戦時下において、戦闘行為のできない民間人や文官のこと。主にSRPGに登場する。
大抵は敵兵に捕まったり、魔物や山賊に襲われるなどの危機にさらされている。
当然、主人公は彼らを助けるために奮戦することになる。
救出に成功すると、レアなアイテムが貰えたり仲間が増えたりするため、プレイヤーも頑張る。
一人でも死ぬと即リセット→最初から、なのはゲーマーの性か。
●じゃけっと-がい【ジャケット買い】
ゲームソフトなどのパッケージから受ける印象やデザインなどを気に入って、その商品を買うこと。
インターネットが普及する以前はもとより、
ゲーム内容などの情報が容易に入手できるようになった現在でもしばしば行われる買い方。
ただし、生身で地雷原を歩くような危険行為であり、素人には決してお勧めできない。
その代わり、まれに世間的には糞ゲーでも自分自身に合ったゲームや、隠れた名作、
これから評判の上がるソフトなどが手に入ることもあり、覚悟ができているのならやってみる価値はある。
●しゅうしゅうようそ【収集要素】
ゲーム内の所々で見掛ける、オマケ要素を集めること。
収集したものはギャラリー等で見ることができる。
本筋の攻略と関係無いものが多いが、集めてしまうのがゲーマーの性。
ミニゲームやイベント戦闘でもらえる。
二週目にならないと回収できないものもある。
例:CGモード(サモンナイトシリーズ)
ボイスコレクション(VP VP2 SO2) バトルコレクション(SO3)
●しゅうり【修理】
壊れているものや消耗しているものを直すこと。
RPGでは武器や消耗アイテムを修理することが多い。
修理方法は修理専用のアイテムを使ったり、鍛冶屋や修理屋を利用するのが一般的である。
また、橋や船などの移動手段や、イベントアイテムが壊れることがあり、
その場合は修理してくれる職人や必要な材料を求める展開になる。
●しゅじんこうのしゅみ【主人公の趣味】
設定上で趣味を持つキャラは多数いるが、
そのゲームに中毒性の高いミニゲームがあると
プレイヤーにはそれこそ真の趣味と認識されることがある。
クールな性格なキャラほどギャップが激しく、パロディの元になったりもする。
例:FF7(チョコボ育成、カジノ通い)、FF8(カードゲーム)、FF9(穴掘り)
●しょうすうせいえい【少数精鋭】
その意味の大半はいわゆる主人公パーティーのこと。
大規模な敵陣、敵地に攻め込むとき、主人公パーティーを送り込む場合の常套句。
大人数で行くと…という理由付けの後、主人公パーティーのみが実行部隊となる。
大部隊が囮、その隙に少数精鋭部隊が本拠地へ、は凡軍師のゴールデンコンボと言える。
逆に、これを上手く説明できている場合は、プレイヤーの士気も上がるものである。
例
)
「しかし、奴らとは戦力の差がありすぎます。無茶です!」
「ここは大部隊で陽動を仕掛け、その隙に____が敵拠点に行き、一気に敵の大将を討ち取ります!」
「なるほど・・・」
また、SRPGだと少数のほうが経験値を特定キャラに集中できるため、
全員均等に育てるよりも強くなるので必然的に少数精鋭部隊ができあがる。
例
)
「ジェイガンに経験値与えるなよ、もったいないから」
●しょきふりょう【初期不良】
ソフトやハードが購入した時点で正常に作動しないこと。
開発期間が短い時などに良く起こる。
原則として問い合わせれば正常な物と取り替えてもらえる。
●しょしんしゃ-ぷれい【初心者プレイ】
一度クリアしたゲームを再利用する一種の方法。
「こんなの初見じゃ気付かないよな〜」と思うものを封印してプレイする。
隠し通路の先にある宝箱、隠された店などを無視して進めることになるため、難易度は上がる。
「当事の俺これなしでどうやってクリアしたんだ?」と思うような理不尽な難易度になったりするものも。
●じんえい【陣営】
戦場で軍隊が集まり、待機している場所。たまにダンジョンや町の一形態として登場する。
敵陣営の場合は侵入して情報収集をしたり、奇襲して敵軍に損害を与えるといった目的が多い。
味方陣営の場合は戦争イベントの直前に設置され、物資の補給や体力回復ができるようになっている。
いずれにしても、一連のイベントが終わると引き払われるため、
取り逃さないよう宝は確実に回収しておくこと。
例)FF6
帝国陣地、TOL 前線基地、幻想水滸伝2 ハイランド駐屯地 など
●しん・ふうげつりゅう【真・風月流】
韓国では大人気だったらしいRPG、マグナカルタのゲームバランスブレイカー。
ラスボスにボロ負けした主人公が師匠から会得した対ラスボス用の究極の流派である。
が、あまりにも強すぎたため、雑魚敵との戦いがただの作業と化してしまった。
画面に表示されるボタン3つのコマンド(○○○、○×○等)をタイミングよく入れるだけで
相手の放つ全ての攻撃に容赦なくカウンターを決められるため自分がミスをしなければ
ノーダメージで全ての敵を倒せるという狂いっぷりを誇っている。
●すいちゅう-だんじょん【水中ダンジョン】
水中に沈んでいるダンジョン。水の神殿や沈没船、海底洞窟など。
侵入するには潜水するための道具や乗り物が必要なことが多い。
出現モンスターは水棲系モンスターやアンデッドが大半を占め、
謎解きは水の満ち干きや水流を利用したものが多い。
例)VP
水中神殿、FF5 ウォルスの塔、WAF 深淵の竜宮 など
☆関連語☆
海底都市 水棲モンスター
●せいげん−だんじょん【制限ダンジョン】
入ると(あるいは入るために)何らかの制限を受けるダンジョン。
人数制限がある(ドラクエ3 地球のへそ)、金属製の装備ができない(FF4
磁力の洞窟)、
魔法しか使えない(FF6 狂信者の塔)、戦闘で逃げられない(FF6 フェニックスの洞窟)
小人状態じゃないと入れない(FF3
ネプト神殿)、時間制限がある(WAF
殺生石窟) など
マンネリになりがちなダンジョン探索を、普段と違ったやり方で攻略しなければならないため、
いつもより新鮮な気持ちで楽しめる。しかし攻略の壁になることもしばしばである。
●せいちょう【成長】
RPGを継続することにおいて飽きに並ぶ強敵。ゲームを卒業するきっかけの一つ。
これにハマると子供の頃には気にならなかったマンネリやご都合主義、腐女子・オタ臭などが鼻につくようになる。
ただし__することで昔は分からなかった点に面白さを感じることも。
●ぜんいん-せいぞん-ぼーなす【全員生存ボーナス】
SRPGなどで、勝敗条件に関わらないNPCの市民や兵士などが、ステージクリアまでに全員生き残っている時、
シナリオクリア後のデモで市民や兵士の代表から、お礼の品物やお金をもらえるシーンが追加される。
基本的に弱く、一撃受けただけでも死ぬ市民や、後先考えずに敵陣に突撃する兵士を死なせずにクリアさせた事に対する
製作者側からのご褒美と思えば良いだろう。
●せんりょう-じょうたい【占領状態】
町やダンジョンが他勢力(敵)の支配下に置かれた状態。
ここから脱出したり、敵を追い出したり、
内部の味方を救出したり、情報を得ることが主人公の目的である。
いたるところに敵が配備されており、一般市民の外出は控えめ。
また、自由に町から出れないor入れない、店の物資が差し押さえられている、
いくつかの場所が通行止めにされている、交通機関が封鎖されているなど
行動に様々な制限がかかることが多い。解放後にそれらの制限は除かれる。
一般人や味方キャラが敵の構成員ともめるイベントが起きやすく、
その場合は戦闘になったり、展開が進んだりする。
占領下の町例)FF6
サウスフィガロ、幻想水滸伝2 グリンヒル
クロノクロス テルミナ&蛇骨館、ロマサガ2
ソーモン など
☆関連語☆
帝国 帝国軍 軍事国家 軍隊
●そうさせい【操作性】
操作のしやすさ。
これを最重視する人はあまりいないが、悪ければストレスが溜まる原因となる。
操作性の良し悪しのボーダーラインは人によって様々だが、操作性が悪いと言われるソフトの特徴には
・選択画面で矢印が一番下の時に↓を押しても一番上に移動しない
・高速移動(ダッシュ)が出来ない
・十字キー、ボタン入力の反応が遅い(悪い)
・十字キー、ボタン入力の反応が良すぎて選びたくない項目を選んでしまう
などはよく挙げられる。
●たけだ-こうへい【武田航平】
FF12の主人公ヴァンのキャラボイスを担当した人物。
オイヨイ語の使い手。
本業は俳優。
お世辞にも知名度が高いとは言い難かったが、
突如としてFF12の主人公役に謎の大抜擢を受け、
ゲーム内での圧倒的演技力とオイヨイヨによって一部の層に一躍有名になった。
☆関連用語☆
オイヨイヨ、オイヨイ語、ファイナルファンタジー12
●たまねぎけんし【たまねぎ剣士】
ファイナルファンタジー3に登場する初期ジョブで、
プレイした事は無くても名前は知っているという人が多いくらい有名なジョブ。
愛らしい外見と、何も特徴が無い単純な弱さがチャームポイント。
だが、Lv90台を超えた途端お約束どおり最強キャラへと変貌する。
たまねぎ剣士の場合のみ4人の区別が可能(色が違う、1人目と4人目は同じ)。
名前の由来は諸説あり、「高レベルになると一皮剥けるから」という単純なものから、
「onionの由来が真珠であり、真珠は清浄・純粋性の象徴であるから」という深い?ものまで様々あるが、
公式では一切公開されていないため、実際のところは不明である。
なお、DSのリメイク版では初期ジョブがすっぴんとなり、たまねぎ剣士は別枠で登場する。
●だめーじかっと【ダメージカット】
受けるダメージをある程度カットすること。
本来受けるダメージから差し引いて計算される。
☆使用例☆
このスキルは物理ダメージを50ポイントカットする
●だめーじけいげん【ダメージ軽減】
受けるダメージをある程度軽減すること。
本来受けるダメージの割合で計算される。
☆使用例☆
このスキルは物理ダメージを50%カットする
●だんじょん-の-かいすう【ダンジョンの階数】
隠しボスのHPと同じくインフレの傾向にあるもの。
ハードの性能が向上し、容量に余裕が生まれたためか、
>ドルアーガの塔(60階)
>FF7 神羅ビル(70階)
>SO3 スフィア社(210階)
>メガテン3 カグツチ塔(666階)
>ミンサガ 煉獄(1000階)
>BUSIN THEABYSS(9999階)
>スペクトラルタワー(10000階)
など、近年では増加の一方である。
あまりに階数が多いと作業になるだけなので、
さすがにワープ装置があったり階飛ばしができるものがほとんどだが、
中には最深部へ行くには地道に一階一階訪れる必要がある上に
ワープ装置もセーブポイントすらない廃人仕様まで存在する。
●ちゃおず【チャオズ】
漫画ドラゴンボールの登場キャラ。
スーファミのRPG「ドラゴンボールZ超サイヤ伝説」などでプレイヤーキャラとして登場する。
その戦闘力はヤムチャよりも低く、初登場時ヤムチャの戦闘力は1000あるのに対しチャオズは700台。
彼をフリーザに特攻させて死んでもらって悟空をスーパーサイヤ人に覚醒させた人は数知れず。
ドラゴンボールで弱い味方キャラといえば大抵の人はヤムチャを挙げるのだが、
さらに弱いこの人の立場はどうなるのだろうか。
☆関連語☆
ヤムチャ、フリーザ
●ちゅーとりある-だんじょん【チュートリアルダンジョン】
チュートリアルのために作られたダンジョン。
戦闘よりも、謎解きやアクションの方法に重点を置いた説明をしてくれる。
特定の位置に来ると解説が入ったり、チュートリアルキャラが手本を見せてくれたりする。
アクション性が高かったり、謎解きが特殊なRPGに用意されていることが多い。
例)
VP アルトリア山岳遺跡、FFX ビサイド寺院、WA4 蹂躙された森 など
●ちょうるい【鳥類】
鳥。
モンスターだったり乗り物だったり持ち上げられたり集団で反撃したりする存在。
背景や演出に用いられることもしばしば。
モンスターとして現れる場合
素早さに優れており、風属性を持ち雷属性や銃撃に弱い傾向がある。
また、羽根や尻尾がアイテムにされることもしばしば。
シンボルエンカウントを採用しているゲームでは、
終盤では中身がドラゴンである場合があるので要注意。
☆関連語☆
コッコ チョコボ ラーミア
●つの【角】
>動物の頭部に長く突き出ている骨質または角質の硬い突起。(goo国語辞典)
モンスターや、魔族・獣人などの人外系キャラの身体的特徴として使われる。
モンスターの角は武器として使われたり、威嚇に用いたりするが、
人外系キャラの角はそういった使われ方をすることはあまりない。
彼らの角は力の源だったり、何かと意思疎通するためのアンテナだったり、
種族の誇りの象徴だったり、単なる萌え要素だったりする。
また、アイテムとして登場することも多く、角を持ったモンスターが落とすことが多い。
その場合、別のアイテムや武器の原材料として使われることが多い。
☆関連語☆
材料アイテム
●でぃれいあくしょん【ディレイアクション】
攻撃を通常よりも遅く発動させる作用。多くはターン終了直前に行動するというものである。
ロマサガ2のグランドスラムや、ドラクエで魔神の鎧を装備している状態の行動など
ファストトリックと同じく大抵の場合、通常の行動順序は無視される。
☆対義語☆
ファストトリック
●てぃんこ【ティンコ】
1)「サモンナイト3」の男性版主人公「レックス」のこと。
イラストを見ると何重にも編み重ねたベルトで男性の大事な所をガードしているように見える為、
そう呼ばれる。
性格は一言で言えば完璧人間。完璧故に人気が高いが、完璧過ぎる故にアンチも多い。
2)「魔界戦記ディスガイア2」に登場するキャラ「ティンク」のこと。
分かりやすいヘタレである為か、ティンク→ティンコという安易な蔑称が与えられた。
移動力が高い為、使っている人は結構多いらしい。
●てーま【テーマ】
そのゲームの主張・主題。
命の尊さであったり、自然保護であったり、身分の差であったり、
単純なものから、重厚なものまで幅広い。
これがはっきりしていないと、
「何が言いたかったのか、よく分からなかった」
「言ってることとやってることが矛盾してる」
など、ユーザーから批判されることになる。
逆にテーマを全面に押し出しすぎても
「やたら説教臭い」
「テーマを主張したいんだろうけど、台詞が寒すぎ」
などとやはり批判されることに。
軽過ぎず重過ぎず・・・多くのユーザーの心を掴むのは大変だ。
☆関連語☆
テーマソング
●とうちゃくれべる【到着レベル】
または到達レベルとも。
攻略本の村や街、ダンジョンを紹介する所に書かれているもの。
このレベルでここに到着すると楽に進めることが出来ますよ。という攻略本の作成者たちが考えた目安。
ただ楽に進めるかどうかのみを基準にしてるせいか普通にやっていたらまず不可能というレベルを表記していることが多く、
参考にするプレイヤーはほとんど存在しない。
☆使用例☆
「はぁ?風の回廊で到着レベル18だと?
ここでクラスチェンジさせるつもりか?無理に決まってんだろ!編集者さんよぉ!」
●とーる【トール】
北欧神話に登場する神。
オーディンの息子とされているがそれは後付けという話もある。
神なのでイベントに噛ませ辛く、トール自身が登場する作品はあまりないが
ミョルニル(=トールハンマー)やメギンギョルズなど
その持ち物が最上級アイテムとして登場する作品を最近見るようになった。
たまに人間社会に潜伏していて東京にICBMをぶち込んでくる。
☆関連語☆
北欧神話 ミョルニル
●どらごん-くえすと-の-まんが【ドラゴンクエストの漫画】
DQ人気絶頂の頃に週刊少年ジャンプにて連載していた7年間連載『ダイの大冒険』、
同じく月刊少年ガンガンにて連載していた『ロトの紋章』の2つが特に有名。
2つとも世界観はDQを元にしているが、ストーリーはオリジナル。
『ダイ』は極めて簡単に言えば、少年勇者ダイが仲間と共に大魔王バーンを倒す旅に出るというもの。
『ロト紋』はDQ3とDQ1の間の話で、勇者アレル(ロト)の子孫アルスが繰り広げる冒険譚。
両方とも、技や呪文では漫画だけのオリジナル要素が多く、読者はこぞってDQ(ゲームの方)にもあるのでは、と深読みしていった。
話が進むにつれてその傾向は深まり、特に『ダイ』では後半はオリジナル技、オリジナル敵が次々と増えていった。
しかしDQブランドは伊達ではないのか、両方とも連載終了までその人気は続いた。
どのくらい人気だったのかと言うと、『ダイ』のアニメ版のEDテーマはDQ2のEDに歌詞をつけたものなのだが、
アニメの方が最初だと思った者や、そもそもアニメEDに元ネタがあることを知らない者が後を絶たない程であり、
『ロト紋』はオリジナルの呪文(合体呪文が多い)が次回作に出るという噂が新作毎に出てくる程。
後者はファンサービスもあるのか、近年少しづつ取り入れられてきているようだ。
ENIXが当時どれほど力があったのか分かる因子でもある。
●なづけおや【名付け親】
1)きょうだいや友人など、親しい間柄の人の子供に名前を与える人。
育ての親ほどではないものの、その子にとって親しい大人として慕われる。
2)ゲームのシナリオ、キャラクター設定にかかわった製作者。
ガイドブックやインタビューで主人公たちの名前の由来をあかしてくれる可能性がある。
3)登場人物の名前を決められるゲームにおける、プレイヤーの役割のひとつ。
デフォルトで名前があっても変更できる場合より、プレイヤーにまったく任せられる方が
自分の名前を主人公につけてヒロインには好きな子の名前をつけるなど、
名づけのさいに感情移入しやすくなるプレイヤーもいる。
そのため、名づけられたキャラの言動や運命によってはトラウマをおいかねない。
☆関連語☆
外伝ヒロイン ヨヨ バハムートラグーン リノア
●なんどくご【難読語】
文字が普段目にするものでなかったり、特殊な読み方や当て字だったりして正確に読むことが難しい言葉。
ルビを振らないと読み手側が解読できず不親切な言葉であるが
なんとなくかっこよく見える、強そうに見えるといった理由でゲーム内で安易に使われる。
また、開発関係者の名前が難読語といった例もある。
例 アンサガ 嵐神の長靴(らんしんのちょうか)、TOD2 義憐聖霊斬(ぎれんしょうれいざん)、
ミンサガ 小転(こまろばし)、作曲家の桜庭統(さくらばもとい) など
☆関連語☆
義憐聖霊斬 桜庭統 ルビ
●ねたねーみんぐ【ネタネーミング】
存在自体がネタとしか思えないネーミング。
1、やたら長い
例)シュトルテハイムラインバッハ○世、花鳥風月百花繚乱竜虎万歳拳(幻水シリーズ)
震天裂空斬光旋風滅砕神罰割殺撃、震天裂空斬光旋風滅砕神罰攻撃(TOD2)
ハイパーゴールドラグジュアリーフルオートマチック真ファイナル(略
(ロマサガ3)
2、ダジャレ
例)カエルの輝石→(SO)(「帰るの奇跡」にかけたダンジョン脱出アイテム)
オーク→(WA)(WAでは木のオーク(oak)と亜人のオーク(orc)が同時に登場する。)
3、どう見てもパチモンです、本当にありがとうございました
例)エクスカリパー(FF)、聖城の巻物(風来のシレンなど)、トライエンプレム(SO)
このほかにもパターンはありそうだ
☆関連語☆
名前が長い
ネーミングセンス ハイパーゴールドラグジュアリー(ry エクスカリパー
●はいけい-へんか【背景変化】
演出の一種で、フィールドやダンジョン及び戦闘時に背景が変化すること。
放っておいても自動的に変化するものと、一定条件で変化するものがある。
フィールド、ダンジョンの場合
昼夜や天候の移り変わり、風景の様相や距離感の変化など。
火事のシーンでは画面全体が赤らんだりと災害のための変化もある。
また、一定の条件を達成することで背景が変化するタイプの謎解きもある。
これらには臨場感や季節感、作品世界のリアリティをより高める働きがある。
戦闘時の場合
使用中のみ背景が変化する魔法や特殊技は数多い。
他にはラスボス戦での形態変化や特殊技使用に合わせての背景変化がある。
この場合天空に飛び立つ、地下深く落ちる、闇に飲まれる、
何故か異次元や宇宙空間にいるなど、派手で突拍子もない変化が多く、
同時に音楽も変わると相乗効果で更に盛り上がることうけあい。
☆関連語☆
背景 イメージ映像
●はなれ-こじま【離れ小島】
1)陸地から離れてぽつんと浮いている小島。なぜかこういう地形にダンジョンやほこらがあることが多い。
一見何も無いようでも、レアなモンスターが出現したり、アイテムが落ちていることもある。
近くの陸地から建物シンボルを見ることができるものの、序盤だと移動手段がなくて行けないため、
後々絶対にここに行ってやろうという気にさせてくれる。
2)SRPGでは長距離射程の魔法使いやバリスタを使う弓兵などが配置されていることが多く、
大陸側にいる味方ユニットに向けて一方的に攻撃してくる。
対処法は、こちらも長距離射程の攻撃を使うか、防御対策を万全に施した飛行ユニットで倒すこと。
●ぱわーれべりんぐ【パワーレベリング】
強ユニットにより、弱ユニットを「短時間で大幅に」強化するプレイ方法。
古くはWizardry#1におけるグレーターデーモン養殖、ウィル・オ・ウィスプ虐殺に始まり
現在ではその行為が普遍化したことにより問題が顕在化しているゲームまで存在する。
この手法をプレイヤーが好む理由としては
「ファーストキャラの苦労をセカンドキャラでまでつがせたくない」
「特定スキルを持つキャラクターをお手軽に作りたい」
「何日でレベルがカンストできるか限界を試したい(たまに普通の人の一年半を
二週間に圧縮する廃人もいる)」
など、ネガティブな理由からポジティブな理由までさまざまである。
☆関連語☆
養殖、グレーターデーモン、セカンドキャラ、ゲームバランス、インフレ
●びー【ビー】
Bボタンの事。転じて、キャンセルボタンの事を指す。
更に、Bボタンでなくビーと略す時は「Bボタンを押せ」という意味。
FC,SFCの大半のゲームはキャンセル=Bボタンであった。
現在でも任天堂ハードの人気は健在なので、廃れてはいない。
隣で見てた奴が、「キャンセルしろ」というアドバイスをする際「ビービービービー!」とよく叫ぶ。
●びーなす【ビーナス】
1)ローマ神話の菜園の神。その後愛と美の神とされた。
ギリシャ神話のアフロディーテに当たる神。
人物の名前・装備品の名前・宝石の名前など、
美しさが光るものに対して、この名前が付けられることが多い。
2)サガ2に登場する人物、ボス。
美しい容貌で、汚らしく醜いものを嫌うが、己の心の醜さに気づかない。
戦うまでの一連のイベントがダサく、そして熱い。
●ふぁすととりっく【ファストトリック】
fast
trick。簡単に言えば、特定行動時に通常よりも素早く行動できる作用の事。
これが発動した大抵の場合、通常の行動順序は全く無視される。
ロマサガ1のハヤブサ斬り等が有名で、これはターン開始時誰よりも先駆けて斬り付けるという技。
それ以外にも、特定のRPGでは回復系の行動をとった場合素早さ(行動順)に補正がかかるというものもある。
一番最初に動くからと言って、「ファーストトリック」ではないので注意。
☆使用例☆
あれ?BがAより先に行動した・・・____かよ。計算狂った。
●ふ-かくてい【不確定】
アイテムやモンスター正体が不明であること。unknown
攻略本等でも普通に使われているが
未確認であるだけであって大抵出現したときに既に中身は確定している。
この状態であるアイテムがそのまま使えるか使えないかは
ゲームシステムによって違ってくるが、
そのまま使える場合、マイナスアイテムも手に入りやすくなっている
ということに留意しなければならない。
☆使用例☆
むらまさの___名が『?かたな』だと?
●ぶさいく【不細工】
ほぼ確実にモンスター扱いか敵側の人間にされてしまう気の毒な存在。
しかも卑怯だったり卑屈だったり卑しかったりととにかく醜く描かれてしまう。
どのような綺麗事をのたまうストーリーであってもその扱いは変わらない。
●ぶれいぶすとーりー あらたなるたびびと【ブレイブストーリー 新たなる旅人】
2006年7月4日発売。機種はPSP。開発はゲームリパブリック。
映画ブレイブストーリーを題材にしたRPG。
といっても、映画のゲーム化ではなくほぼオリジナルの作品となっている。
ロード時間が短いので、PSPスレ等で「ロード速いのどれ」と出ると先ずこれが出る。
スタッフ陣も豪華で、バランスがぬるい等幾つか欠点はあるものの、なかなか評価も良いようだ。
●へび【蛇】
現実世界にも存在する動物。RPGでは主にモンスターとして序盤から終盤まで幅広く使われる。
極普通の蛇、猛毒を持っている、身体の一部分、あるいは半身が蛇と同化している合成獣、
頭が2つにも3つにも分かれているなどなど、見た目が複雑なほど強い。
邪悪の象徴でもあるため、「蛇のように残酷」などと形容に用いることもある。
しかし古代史を見ていくと蛇はむしろ神聖な生き物として崇められることも多かった、
日本では古くから「白蛇は神様のお使い」と言われたりしたし南米の3大文明(マヤ、インカ、アステカ)の神話には
必ずケツアルコアトルあるいはククルカン等と呼ばれる「翼持つ蛇神」が登場する。
ギリシャ神話でも医術の神アスクレプオス(へびつかい座のモチーフ)は一匹の蛇が巻き付いた杖を持った
姿で描かれこの「アスクレプオスの杖」はWHO、世界保健機関のシンボルマークにも使われてる。
同じくギリシャ神話のヘルメスは二匹の蛇が巻き付いた「カドゥケウスの杖」を持つとされる
(こちらの杖は現代では商業のシンボルとして使われている)
●べるとこんべあー【ベルトコンベアー】
ベルトを架け渡した複数のローラーを回転させることで、上に乗せた物を運搬する装置。
ダンジョンの仕掛けとして多用され、ここに乗ったキャラや物体は一定の方向へ自動的に運搬される。
スイッチを切り替えることで流れの向きを変えたり、起動・停止したりする。
主に工場などの人工的な施設に存在するが、似たような機能の仕掛けは様々なダンジョンで見受けられる。
(矢印床、水流、吹き付ける風など)
●べんりぼたん【便利ボタン】
ドラゴンクエスト5で初登場したボタン。元祖はSFCのXボタン。
DQでは一々コマンドを選択する必要があった「はなす」「しらべる」を、
ワンボタンで全て処理してくれるという正に便利なボタン。
これによって、プレイの快適さが格段に向上した。
現代のRPGではワンボタン処理は常識だが(昔のFFもだが)、当時はかなり歓心されていたものだ。
●ぼす-に-おいかけ-られる【ボスに追いかけられる】
巨大で頑丈なボスが、主人公パーティーを追撃するイベント。
基本は
ボスが登場し戦闘突入→全く手に負えない→仕方なく逃げる→
→追いつかれる→再び戦闘→ひるんだ隙にまた逃げる(戦う→逃げるの繰り返し)→
→ボスが通り抜けられない所まで行く→なんとか逃げ切る
というパターン。
ゲームによっては普通に倒すこともできるが、
その時点ではかなりの強敵だったり、コテンパンにしてもすぐに復活することが多い。
また、逃走ルートの途中に罠や仕掛けが設置されていることもある。
例:サガフロ2
メガリスビースト、デュープリズム スカルビースト
FF8 X−ATM092、FF9 アーモデュラハン、アバタールチューナー2 クヴァンダ
●まちおこし【町興し】
何らかの方法や計画で町(村)を活性化し発展させること。ミニゲームやサブイベントとしてよく登場する。
街壊滅イベントで滅んでしまった町・村に資金や物資を提供したり、
(TOSのルイン、WAのアーデルハイド、BOF4の妖精の村など)
何も無い場所に人材などを提供して新たに町を作ったりする。
(ドラクエの移民の町、幻想水滸伝の本拠地など)
ある程度発展させると普通の店では買えない品物が買えたり、町の人からご褒美をもらえたりする。
また、ヴィオラートのアトリエのように町興しそのものが目的のRPGもある。
☆関連語☆
町壊滅イベント
●むだあし【無駄足】
目的の物があるという噂を聞いたので、行ってみたが実は敵の流した嘘だった。
クリスタルが危機に陥っているので、神殿に駆けつけたが既に砕け散っていた。
魔王の復活を阻止すべく、敵の本拠地に殴り込むがやっぱり復活してしまったなど、
出かけてみたが結局何の成果も上げられず、無駄な行動で終わること。
こんなことが何度も続くようだとキャラもプレイヤーも当然腹が立つし、鬱になる。
しかしこういうイベントを上手く加えることで、念願の目的を達成したときの快感が増す。
また、無駄足感を減らすには、クリスタルが砕け散る代わりに新しいジョブが入手できる、
などのシナリオ上とは別のメリットを与えるのがよい。
●むら【村】
町よりも規模の小さい集落。
町のように立派な壁に囲まれていなかったり道が舗装されていなかったり建物が木造だったり
見た目で判別できるほどに町と差別化されている場合が多い。
町長は中年のおじさんが多いのに対し、村長は老人の場合が多い。
選出手段の違いだと思われる。
手っ取り早く区別するには入り口周辺をうろついている人に聞けば良い。
村の場合『ここは○○村じゃよ』と言ってくれるはず。
また、魔王軍や帝国軍などによる虐殺にあったり特殊な力を持つ集団であったり
主人公の故郷であったりすることが非常に多い。
●もにか【モニカ】
ファイアーエムブレム聖魔の光石に登場した女性。
騎士オルソンの妻だったが、(ストーリーの)およそ半年ほど前に死亡。
そして帝国の司祭により、オルソンが帝国に協力するという条件で蘇った。
「あなたあなたあなたあなたあなた」というセリフは、
FEシリーズ最大の恐怖シーンとして有名。
だが何より怖いのは、夫のオルソン。
いくら妻を無くしたショックで狂ってしまったとは言え、
間違いなく腐っているゾンビと共に引きこもっているというのは・・・
余談だが、小説版だとやたら描写が生々しい。
●ものまね【ものまね】
RPG初出はファイナルファンタジー5の隠しジョブ、「ものまね士」に始まる。
敵、もしくは味方の行動をそのまま真似るという特殊な行動であり、意外と重宝する。
「ものまね」という響きが良いのか、ほぼ固有名詞化され、よく使われる。
例えば、他RPGで行動トレース技が出たら、「真似られた」でなく「ものまねされた」という表現になる。
なお、ものまねの対象は行動のみで、ステータスや容姿をトレースするのはモシャスや変化等で表現される。
「物真似」ではなく「ものまね」な点にも注意。
●りゅう-の-がんこう【龍の眼光】
真女神転生3に登場する、敵専用特殊技能の一つ。
プレスターン(行動値のようなもの)が半四回増加する。
弱体化バージョンに獣の眼光がある。
1ターンに複数回行動可能という技能なのだが、1ターンに1回などといった制限が全くない為、
パターンにはまると敵が無限に行動し続けてしまうという凶悪な代物。
同作品の死亡率の高さに一役買っていることは周知の事実である。
中盤ごろから雑魚でも持ち合わせていることがあり、
歴戦の古強者であろうとあっさり昇天させてしまうことも。罪な技能である。
☆関連語☆
真女神転生3 パトる モト劇場
●れんぞく-こうどう【連続行動】
1ターンに2回以上行動すること。
特殊な技を使用、またボスは最初から可能だったりする。
特にボスの場合は1対複数の戦闘を強いられることが多いので
ターン制戦闘の難易度をグッと上げる要素にもなり得る。
また技の場合理論上無限行動が可能なゲームもあったりするが
やられた方は迷惑極まりない。
●ろけっとだん【ロケット団】
初代ポケモンから登場する闇の世界で暗躍する組織。
団長はサカキ。
初代では、ポケモンを売り飛ばす、ポケモンを悪用し様々な犯罪行為を行う、社長を監禁するなどの極悪非道っぷりだったが、
金銀以降は低年齢プレイヤーへの配慮か、初代で見られた極悪非道っぷりはあまり見られず、ただの自己満足集団へと変貌した。
☆使用例☆
「ロケットだんに てをだして ただですむとおもうなよ!」
●ろぼっと-さんげんそく【ロボット三原則】
ロボットが守らなければならない三つの基本原則。
SF作家ジョン・W・キャンベルが発案し、同じくSF作家のアイザック・アシモフによって成文化された。
その後のSF作品に大きく影響を与え、多くの創作物にこの原則が取り入れられている。
その内容を簡単に説明すると
1 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、できる限り人間を危険から遠ざけなくてはならない。
2 ロボットは人間の命令に忠実でなくてはならない。ただし1に反する場合は従わなくてもよい。
3 ロボットは1、2の原則に反しない範囲で自分の身を守らなければならない。
しかしRPGでは考慮にいれられることは少ない。
この三原則に由来してると思われる中で頻繁に登場する設定は2のみ。
1は人間の仲間キャラでも良くやる行動というレベルで止まり、
3に至っては普通に雑魚敵として登場して普通に攻撃してくる。
味方サイドのロボでも敵の人間に危害を加えることの拒否や葛藤はまず無い。
☆関連語☆
ロボット ロボットキャラ ゴーレム 使い魔
●○○がり【○○狩り】
ボーナスモンスターやレアアイテムを持つモンスターを狩りまくる行為。
メタル狩り、はにわ狩りなどが一例。
●○○に、えいこうあれぇ!【○○に、栄光あれぇ!】
帝国など、巨大な国や組織に所属している人間の断末魔。
その国や組織などに忠誠を誓っている人が最期に叫んだり、言うセリフであり、兵士や将軍など地位を問わず使われる。
例:アーリグリフ兵(SO3)、アース神族(VP2)、バルマー帝国、バッフクラン(第3次スパロボα)