●あいうち【相打ち】
1)FF6のラストダンジョンに出現するモンスター「ようじんぼう」が死に際に使用する技。
自分を倒した相手を即死させるというものだが、これを相打ちと呼ぶのはニュアンスの問題として
強引くさい。食らうとわかるがかなり理不尽な技である。
即死回避アクセサリーがあれば防ぐことはできるからいいのか。
2)敵と味方が同時に全滅すること。ダメージ反射や敵味方双方にダメージを与える技などを使った時や、
自爆技やファイナルアタックでやられた時などに起こることがある。プレイヤーの負けとして扱われる。
特に苦労したボス戦などでこれで負けると非常にやるせない。
●あかと・みどり【赤と緑】
1)ファイアーエムブレムシリーズにおいて、初期メンバーとして登場するソシアルナイトの二人組みのこと。
髪の毛の色や、鎧の色が赤色と緑色のコンビということから、この名称がついた。
また、シリーズによっては登場しなかったり、二人組みのソシアルがいても、赤と緑ではないこともある。
殆どのシリーズで成長率が高く、最後まで主力を張れる実力者だが、稀に例外もあるので注意。
シリーズ通して、赤はパワータイプのステータス、、緑はバランスタイプのステータスになることが多いが
烈火の剣のケント(赤)とセイン(緑)、聖魔の光石のフォルデ(赤)とカイル(緑)はこの特徴が逆転している。
2)ゲーム「ポケットモンスター」の最初のバージョンのこと。1996年2月に赤と緑バージョンが同時に発売された。
赤と緑で出現ポケモンに違いがあり、通信を介してコンプリートを狙うというシステムは
その後、ポケモンスタイルの収穫図鑑ゲームのブームを引き起こした。
また,コロコロコミックの通販で青バージョンが,1997年9月にアニメ版に準拠したピカチュウバージョンがリリースされた。
さらに2004年1月にはGBAでリメイク版、ファイアレッド・リーフグリーンが発売された。
3)キャラクターでコンビを組むと、なぜか定番となる色。
元祖はマリオとルイージで、それ以降もムックとガチャピン・赤いきつねと緑のたぬきなど。
やはり、分かりやすい色ということで赤と緑なんだろうか。
☆関連語☆
ポケモン
●あそびにん【遊び人】
DQシリーズに登場する職業。初出はドラクエ3。
冒険も戦闘もお遊び、人生楽しまなきゃ損でしょ、という考え方のお調子者。
攻撃力・守備力とも低い上に、戦闘中も遊んでばかりいることが多い。
その上プレイヤーの指示を無視することも多く、戦闘力としては期待できない。
ただしDQ3では悟りの書がなくても賢者に転職できるため、あえて仲間にすることもある。
また、DQ6では踊り子とこの職業をマスターすると上位職のスーパースターに転職できる。
DQ3では、リメイク作が出されるごとに育てる苦労が軽減されている。
なお、他のゲームで「毎日遊びほうけている」「ばくち打ち」など___を
匂わせるキャラが仲間になる場合があるが、
大抵戦闘では真面目に戦うため、___からは除外されている。
●あるてま【アルテマ】
1)Ultimaの別名。またはアルティマ。
外人さんの発音だとそう聞こえるらしい。
FFにパクられてあっちのアルテマのほうが有名に。
2)FFに登場する不遇の最強黒魔法。
初登場のFF2では入手時期がラスト直前であるにも関わらず、
極端に弱く、最強どころか最弱魔法とまで呼ばれ、
アルテマ入手の為に命を賭した「ミンウ」は無駄死にと言われる始末。
「ミンウ」の死霊に呪われたのか、以降のシリーズではしばらく姿を消す。
6で再登場したが、この時点で既に「バリアントナイフ」をはじめとした過度のインフレが起こっており、
慣れたプレイヤーがわざわざMPを消費してまで使うかどうかは疑問。
後のシリーズでしつこく登場しているが、最強に返り咲くどころか、どんどん地位は後退している。
3)FFT、T-A、12系列では魔法ではなく作中で登場する天使の名前。
敵や召喚獣として登場する。
Tでの弱さは割と有名か。
☆関連☆
メテオ、フレア、エクスカリバー、ミンウ、無駄死に
●うぃざーどりぃえくす2 むげんのがくと 【Wizardry XTH2 〜無限の学徒〜】 前回微妙に好評を得たウィザードリィエクスの続編。
それなりに楽しめるが問題点も多かった前作から
ユーザーの不評、不満の声が多かった部分が大幅に改良された。
レアアイテム集めやレベル上げ、強いキャラクター性や盛り上がるストーリーといった
日本人受けする要素に特化したウィザードリィであり、アイテム集めを切り捨て
探索ゲームとして進化していった本家Wizとは対照的な作風である。
質、量共に前作を遙かに上回る作品であるが、開発チームによると与えられた予算は、
あからさまに低予算だった前作のさらに半分であり、しかも製作途中で制作費を突然カット、
未完成のまま発売するという決定が制作会社から下され、反発したスタッフは
無給で開発を続け完成にこぎつけたという。この件によって会社と対立したらしく、
開発チームはまるごと製作会社から離れることになった。これにより、かねてより
噂のあった三作目の発売は絶望的となった模様である。
余談ではあるが「下着」や「色町の着物」という防具が装備できたり「染み付き股着」からブルマがつくれたり
「魔触手の三つ穴責め」だの
「悩ましげに抱きついて局部をもてあそんだ!」だのといった攻撃があったり、
エロ方面に関しては
制作者の頭のネジが数百本まとめてぶっ飛んでおり、
そのあたりを期待して買うのも良いだろう。
●かーど【カード】
1)呪力や魔力、悪魔の想いが込められた札。
戦闘中に使うとカードの力で敵を攻撃したり
さまざまな効果を発揮する
2)ストーリーを進めたり、特定の場所へ行くためのアイテム
(IDカードなど)
3)この世界では文明の利器として、または遊具として使用されているが
ゲームの世界では何かが封印されていたり、魔法的な力が込められていたりする。
また、万物の根源がカードである世界観のゲームもある。
例:バテンカイトスのマグナス、レブスのカルティア等
4)カードゲームブームの時、これがソフト全体の主題(メイン)となっているゲームが、GBを中心に多数登場した。
しかし、現在その殆どが100〜500円程度で叩き売られている。(オマケで付いてくるカード目当ての人が多かったことや、マイナーだったため。)
例:
遊戯王シリーズ全般
カードヒーロー
ポケモンカードGB
グランデュエル
●ごんざれす【ゴンザレス】
クロノトリガーにおいておそらく大半のプレイヤーが最初にバトルする相手がこいつである。
ルッカによって作られた、ずんぐりとコミカルな形をした二足歩行ロボット。
ガルディア千年祭会場のすみっこの一角で、祭りで遊ぶために使えるポイントを
お客さんに与える出し物の一つとして働いている。
「お〜れはゴンザレス♪お〜れは強い♪お〜れに勝ったら15ポイント♪」という説明の歌を、
「ゴンザレスのお歌」という単純なだけに耳に残りやすいBGMとともに歌ってくれる。
そんなに強くないので、経験値やシルバーポイント稼ぎのためにしつこく何回も倒した人も多かったはず。
ちなみに続編のクロノクロスでも登場するが、悲しい最期を迎えてしまう。
●しょくしゅ【触手】
1)うねうねしたもの。
これに女性キャラが捕まった日にゃ、脳味噌をフル動員して妄想に励む事が健全な男性の一般的な常識である。
キャラを一時的に行動不能にしたり、ターンや時間経過によってじわじわダメージを与えるパターンが一般的であるが、
どこぞのロマンシングなサガでは、そんな気分に浸っている暇もない程のダメージを食らわされる。
2)植物系や水棲系の敵モンスターが使ってくる攻撃方法。
普通のRPGでは特に目立つものではないのだが、
ロマンシングサガ2においては何故か壊滅的な破壊力を持つ為、
この攻撃を見るとあの悪夢を思い出す人も多い。
その威力は、最大まで育った味方キャラですら一撃で葬るほど。
しかも困ったことに雑魚モンスターが普通に使ってくるのである。
この理不尽な威力の攻撃を見る人の年齢によっては、
FF3の2ヘッドドラゴンの通常攻撃を連想するとかしないとか。
3)18禁PCゲームで出てきた場合、用途は「そういうこと」である。
☆使用例☆
「うわっ!__で1000以上ダメージくらって皇帝が即死だ!」「仕様です」
●すらいむ【スライム】
ゼリー状の体を持つ不定形のモンスター。
TRPGにおいては、壁や天井の隙間から染み出しての奇襲、粘体ゆえの打撃に対する耐性、
また全身から溶解液を分泌して、全てを溶かし同化するという特殊攻撃により恐れられる難敵であった。
しかし、初期のコンピュータRPGではこのような特殊攻撃をデータ上で再現することができず
SLIME(ねばねばした屑)という字面から、もっぱら雑魚モンスターとして扱われることになる。
特に日本では「ドラゴンクエスト」の鳥山明による可愛らしいデザインで、マスコットキャラにさえなってしまった。
このため、スライムの名はしばしばCRPGユーザーとTRPGユーザーを区別する試金石として使われる。
その後、コンピュータの大容量化でCRPGにおける戦闘パターンも複雑化し
打撃への耐性、溶解攻撃などスライムの特殊性を再現したゲームも登場した。
例えば「ロマンシング・サガ2」では、体術しか使えない格闘家が
スライム系モンスターに苦戦するというイベントが存在する。
●ぜんめつ【全滅】
主に、戦闘中に味方全員が戦闘不能になること。
大抵は、悲しげな音楽がながれ、最後にセーブした場所から再スタートとなる。
また、イベント戦闘では全滅する事で、ストーリーが進んだり分岐する事もある。
全滅した後は、ゲームによって展開が異なる。
・所持金や持ち物が奪われ、最後に記録したところから再開できる。
・所持物が全てなくなり、1からスタート。
・何も起こらず、そのままタイトル画面(もしくはロード画面)に。
などが主なもの。
☆使用例☆
弱すぎて_____しちゃった…もっとレベル上げてからボス倒そうっと。
●そうりょ【僧侶】
1)神に身を捧げた回復魔法のスペシャリスト。
呪文で傷や毒などのステータス異常を治したり防御力を上げたり、
時には自らを犠牲にして仲間を救う、パーティには必要不可欠な存在。
魔法使いに比べて攻撃力、防御力も比較的高く、装備できる武器防具も意外と豊富。
大概生真面目そうな男性(稀になまぐさ坊主有り)か、物静かな女性がこの職業である。
しかしやはり魔法使いと同様、賢者の前では影が薄い。
2)悟りをめざして精神修行をする人たちのこと。
SFC辺りのRPGではもっぱら回復、補助専門であったり
所属している教会も弱きを助ける存在であった。
近年は上記のタイプに加えFFTのような異端審問やエクソシスト
などと称して僧侶の割に過激派なキャラもいる
☆関連語☆
呪文、賢者
●とうけつ【凍結】
1)状態異常の一つ。体が凍り付いて動けなくなる。
麻痺や石化と同様の効果のためかRPGにおいて登場する事は少ない。
登場した場合の拘束時間は大体 石化>麻痺>凍結>睡眠 ぐらいになる。
凍結中に攻撃を受けると即死するという場合もある。
炎属性攻撃でとかせるなどの面白い性質を持つことも多い。
聖剣伝説シリーズでは雪だるまとして登場する。
2)→フリーズ
3)ゲームの開発計画が企業の何らかの都合によって継続できなくなってしまい、
一時的に保留すること。
この状態になってから開発が再開されることは稀。
つまり凍結は事実上の打ち切り。
追記:メガテンだと氷結という名で物理系攻撃による被クリティカル100%+防御相性無効化になる
拘束時間は1ターンのみ
回復方法は特にない(敵がパニックになって回復してくれないかぎり)
●はっきょう【発狂】
1)プライドをズタズタにされたナルシストな敵キャラや
強大な力を手に入れたはいいが耐えられなかったキャラや
目の前で凄まじい惨劇が起こったキャラなどが起こす。
「うわあああ」とかさけんだり「殺してやる!!」とか危険な台詞を連呼したり
下品な笑い方をしたりと尋常じゃない行動をとる。
それを止める為にバトルしたりすることも多い。
ついでにいつもより凶悪な戦闘力を出したりする事も多い。
ちょっとキャラに電波な感じが出てしまう。
2)敵のHPが減ってきたり、残り一体になったりして攻撃パターンが変わること。
死亡寸前なので大抵強力な攻撃を繰り出してくる。また行動回数も増えたりする。
戦況を有利に進めていても、突然強力な発狂攻撃が来て全滅しかねないので、最後までスリルある戦闘が楽しめる。
うまく発狂しない程度にダメージを調整しつつ、補助魔法などで準備を整え一気に倒すのがコツ。
「本当の力を思い知れ!」とか言って発狂合図を教えてくれる親切な奴もいる。
3)クソゲー過ぎて発狂する。
●ふ【ふ】
ファミコン版桃太郎伝説の最強パスワード
またゲームスタート後少し経過すると桃太郎の年齢が0歳になるという特徴があり
8歳までしか入れない女湯に堂々と入るための手段として利用される
●めもりーかーど【メモリーカード】
薄い立方体のゲームデータセーブ用の外部記憶端末。通称メモカ。
DCやGCのものもメモリーカードであるが、一般的にはPS・PS2用のものを指すことが多い。
統一規格でもなんでもないので、多機種には使いまわせない。
PS2ではPS用ゲームソフトを動かすことも出来るが、メモカはPS用のものでないと
ソフト側が認識しないためセーブできない。そのため、特にDQ7をやるためにPS2を
購入した層から「セーブできない、バグ?」というクレーム(仕様であるが)が多発。
初期型PS2同梱のメモカにバグがあったことも混乱に拍車をかけた。
コレの登場によりRPG最大の敵、「おきのどくですがぼうけんのしょはきえてしまいました デロデロデロデロデーリ♪」はなくなった。
………と思いきや、やはり精密機器。衝撃や磁気には十分な留意を。
また純正品ではないメモカは相性の問題か、さらにデータ破損しやすい。
追記:ファミコン、スーファミ時代のロムカセットに記憶する方式が主流だったころに比べ、
兄弟間でのセーブ枠の取り合いや自分以外のセーブに上書きをしてしまうという悲劇が減少した。
長尺なゲームの代表格であるRPGでなくともプレイヤーの必需品だが、
シナリオの分岐に備えたり名場面をプレイバックするためにと、
同じゲームでたくさんのセーブデータを持つことを可能にした。
このようにメリットが多い反面、
中古品のゲームを入手しても前の持ち主のセーブデータを見られないので、
ちょっとさみしがる人もいる。
●よよ【ヨヨ】
「バハムートラグーン」のヒロイン。
スクウェア3大悪女の一人。
カーナ国の姫で主人公の「ビュウ」とは恋人同士。
最初は主人公と一緒に竜に乗ってデートし、「サラマンダー(竜の名前)……とっても、はやいね!!」
「ねえ、ビュウ。もっと強く、つかまっていい?」
等の可愛い台詞を言ったり、
訪れた男女は必ず結ばれるとの噂の「思い出の教会」に連れて行ったりする。
ここまでは良い。問題はここから。
ドラグナーの力を持つヨヨは帝国に拉致され、その間に敵将「パルパレオス」に心変わりしてしまう。
しかも、パルパレオスを「思い出の教会」に連れて行くヨヨ。
パルパレオスの竜に乗って「サラマンダーより……はやーい!」という耳を疑う発言。
ヨヨを救出するイベントで主人公がパルパレオスに止めを刺そうとする場面でも迷言の数々を披露。
「お願い……ビュウ…わたしの大切な人なの……」「ビュウ……今まで、ありがとう……」
「でも……わたし……もう戻れないの」「楽しかったあの頃に……」
「ねぇ……ビュウ。大人になるってかなしい事なの……」
この後、二人は「思い出の教会」へ。愛を誓いあう二人。よりによって主人公の目の前で!
その後も処女を捨てたり、最終局面で「あの頃のように!」発言をしたりと散々なメスブタである。
何も知らずに主人公に自分の名前、ヒロインに好きな子の名前を付けたプレイヤーの心にトラウマを植えつけた。
☆関連用語☆
バハムートラグーン、あの頃のように、スクウェア3大悪女、想い出の教会
●れんきんじゅつ-し【錬金術士】
1)黄金や賢者の石などを作り出す技術を探求、研究する人のこと。
RPGにおいては暗くうさんくさく疑わしく
じーさんばーさんが部屋で鍋かき回してイーヒッヒッと笑いながら実験するイメージが強い。
味方側で登場することはあまりない。
2)アトリエシリーズの歴代主人公のこと。
少女がヘソ出しルックでうにを投げたり次々と魔物を倒していくさまは
従来の錬金術士のマイナスイメージを取払った
追記:味方として使うときは火薬類、または漢方医術のエキスパートとして参戦する。
戦闘力はアトリエシリーズのような主人公でもない限り低いことが多い。
自分の植えた人食い花やホムンクルスの方が強いこともある始末。
また、味方としての錬金術師の呼称は英訳されたアルケミスト(Alchemist)であることが多い。