●あーさー-おう-でんせつ【アーサー王伝説 】
イギリスに伝わる伝説。
円卓の騎士とともに数々のRPGのモチーフになっている。
・・・と言うよりも登場人物などの名前が引用されていると言った方が正しいか。
その為西洋風のRPGには大抵この物語の登場人物の名前が使われているキャラがいる。
5〜6世紀のウェールズの英雄を元にした物語。
アーサーは侵略者であるサクソン人から、
故郷を守ったケルト人&キリスト教徒の戦士(王ではない)とされていて、
それが、歴史家たちやロマンス作家たちによって、
「善王アーサーと円卓の騎士物語」へと改竄されてゆき、一般的に知られる形となったとのこと。
☆関連用語☆
エクスカリバー 聖杯 伝説 神話 元ネタ
●かんらくがい【歓楽街】
カジノや闘技場などの娯楽施設がある賑やかな町の事。
闘技場の賭け金やカジノ、競馬(競モンスター?)などのギャンブルで経済を成り立たせている。
大抵ストーリーとは関係ないミニゲームなどで遊べたり、
闘技場に参加できたり、お遊びイベントがあったりする。
ギャンブルによってお金を稼ぐことも可能だが、現実世界の様に
失敗すれば大損してしまう事もあるので注意が必要だ。
例:例:FFZゴールドソーサー、DQXオラクルベリー、DQ[ベルガラック
☆使用例☆
何のために___が3つも必要なんだ?
首都に___を置くのも良いだろう。私の度量を示すのも良いだろう。
だが、首都すべてを___にしてどうするつもりだ?
☆関連語☆
カジノ 闘技場
●ぎゃるげー【ギャルゲー】
女の子との交流を主としたゲーム。
もともとは恋愛アドベンチャーもしくはシミュレーション、あるいはエロゲ。
ハードの性能向上とともに画像、音声の質も向上し、
RPG等でも会話に音声を吹き込んだり
キャラのバストアップを表示させたりするものも現れ、
そういったゲームにつけられる称号。
もともと狙って作られているゲームもあるので負の称号とも言い切れない。
☆関連語☆
キャラゲー
●さいしょ-の-ぼす【最初のボス】
文字通り、最初に闘うボス敵。最初だけあって弱い敵であることが殆ど。
単なる障害物程度のヤツも居れば、後々まで続く因縁の相手との最初の出会いとなることもある。
初めて聴くボス戦BGMがプレイヤーの緊張感を心地よく高めてくれるイベント。
追記:実はゲームによっては、全体を通して最も苦戦する相手となる事もある。
理由としては、
・初盤でお金が無いため装備やアイテムを充実させることが出来ない。
・技や魔法がまだ多く覚えていない為、それらを応用した戦い方が出来ない。
・プレイヤーがそのゲームのシステムにまだ慣れていない。
などの為である。
●さとみただし【サトミタダシ】
「女神異聞録ペルソナ」「ペルソナ2罪」「ペルソナ2罰」に出てくるドラッグストア。
基本的に買えるものは回復アイテムだが、そんなことはどうでもいい。
この店の特色はBGMにあり、回復アイテムの効果を歌詞にした歌がかかっているのだ。
良い意味で気の抜けるこの曲は人気を博し、「罪」「罰」では5種類作られることになった。
なお、店名の「サトミタダシ」はシナリオの里見氏の名前からつけられた。
歌詞
ヒットポイント回復するなら傷薬と宝玉で
瀕死大変仲間を助ける地返しの珠と反魂香
石化回復ディスストーン
毒で痛いよディスポイズン
麻痺したときはディスパライズで
病気を治すディスシック
いつも戦うみんなの味方
僕らの街のお薬屋さん
●しょーとそーど【ショートソード】
比較的幅広の刀身をもつ両刃の剣で、長さが60cm程度と短いもの。
片手用。RPGでは序盤の武器や盗賊の武器として登場する事が多い。
史実では短いために取り回しがいい事から、主に屋内戦や
サイドアームとして使われた。
☆使用例☆
_______1つで○○Gになります。
☆関連語☆
剣
●せんせい-こうげき【先制攻撃】
戦闘に突入した直後、敵がこちらに気付いていなかったり、
驚き戸惑っていたりして、こちらから一方的に攻撃ができる状態。
ウィザードリィから存在する伝統あるものである。
プレイヤー側が出来れば嬉しいが、敵にやられるとやっかいなことこの上ない。
隊列を乱されてしまい、防御力の低いキャラが前面に押し出されてしまったり、
敵全員から全体攻撃を仕掛けられてパーティーが壊滅してしまうことも。
何事もイニシアチブを握ることが重要だと言うことか。
☆関連語☆
バックアタック
●しち-えいゆう/なな-えいゆう【七英雄】
スクウェアの名作RPG「ロマンシングサガ2」のラスボス。
「一番強いラスボスは?」などというスレッドが立つと必ず挙げられる。
それもそのはず、999が限界HPのこのゲームにおいて軽く1000以上のダメージを与えてくる「触手」
パーティ全体に壊滅的ダメージを与え更に麻痺状態にする「サイコバインド」
男性キャラ全員を魅了状態にする「テンプテーション」
問答無用で死亡状態にさせる「ソウルスティール」
等々始末の悪い攻撃を1ターンに7回も繰り出してくる。
初見で勝つことはほぼ不可能に近いだろう。
見切り技を揃え、戦闘開始直後に魔法で防御・攻撃面を固め一気に叩き潰す
という戦法で辛くも勝つことが可能だが、
それでも勝てないというプレイヤーのために反則的な術「クイックタイム」が用意されている。
それでも勝てなければ諦めるしかない。
追記:なお、彼らの名前はJR山手線の駅名が由来になっている。
クジンシー→シンジク→新宿
ワグナス→スナグワ→品川
ダンターグ→グータンダ→五反田
スービエ→エビース→恵比寿
ボクオーン→ンーオクボ→新大久保
ノエル→ルエノ→上野
ロックブーケ→ケーブクッロ→池袋
☆関連語☆
サガシリーズ、クイックタイム
●なまえ-にゅうりょく【名前入力】
1)放送禁止用語を片っ端から入れてみる遊び。
ゲームによっては怒られて改名禁止処分になることもあるそうな。
2)RPGを始めておそらく一番最初にやる作業。このときつけた名前が主人公の名前となる。
ゲームによっては名前変更できなかったり、名無しのまま少しイベントが進んでから名前をつけるものもある。
最近はデフォルトネームがあらかじめ入力されていることがほとんどで、
面倒ならすぐ「おわる」でスタートできるため「ああああ」なんて名前をつけられることも少なくなった。
自動入力なんてものもあったりするが、パターンが数種類用意されているものならともかく、
適当に一文字づつランダムに入れていくだけの機能なんて誰が使うのだろうか。
☆関連語☆
あ ああああ デフォルトネーム リネーム
●ばちがい-えりあ【場違いエリア】
初期RPGの陸続きの世界や、船などを手に入れ自由に世界を渡れるようになった場合、
遭遇する可能性があるエリア。
こちらのレベルに合わない強力な後半モンスターが出現する。
正攻法ならば、ストーリーを進めれば相応のレベルで攻略するエリアなのだが
先に述べたように陸伝いなので迷って入ってしまったり、船などで自由なのをいいことに
シナリオ展開でまだ触れられていない大陸などに行ってみたりするとザコでも一撃で殺られたり
殴っても殴っても倒せなかったりして、たいてい死ねる。
ちなみに「場違い」とはこちらの弱いパーティのことを示す。
やり手のプレイヤーになるとレベルアップ場所になったりすることもしばしばある。
●ふらんべるじゅ/ふらむべるく【フランベルジュ/フラムベルク】
波打つ刃をもつ両刃の剣。パン切り包丁を想像すると解りやすい。
その特殊な刃で斬られた傷は治りにくいとされる。
史実ではレイピアサイズから両手剣サイズまで様々なものが作られたが、
PRGでは両手剣として登場する事が多いようだ。
敵に流血効果を与えたり、炎のように見える刀身からか炎属性をもっていたり。
なお、フランベルジュはフランス語、フラムベルクはドイツ語。
☆関連語☆
剣
●まぞ-げー【マゾゲー】
総合的な難易度が高く、クリアするのが困難なゲーム。
RPGにおいては以下の条件に当てはまるほどよりマゾゲー率が高い。
・システムが複雑で理解しづらい、または理解できても使いこなすのが難しい
・資金のやりくりが大変
・味方が死にやすく、雑魚戦で苦戦することなんてザラ
・当然ボス戦はもっとキツい
・謎解きが理不尽なほど難解
・救済措置やバランスブレイカーが存在しない
こういったゲームは手馴れた人間ですら音を上げるので、ある程度プレイヤーを選ぶ傾向がある。
そのため途中で挫折する者が多く、彼らからクソゲーと評価されることがしばしばある。
しかし、それだけあってクリアできたときの達成感は難易度の低いゲームの比ではなく、
それを味わうために敢えて____をプレイするマゾゲーマーは決して少なくない。
☆対義語☆
ヌルゲー
☆関連語☆
マゾゲーマー クソゲー 死にゲー 資金難
●もうもく【盲目】
1)RPGにおけるステータス異常の一つ。目が見えない状態になり、直接攻撃の命中率が低下してしまう。
障害表現にあたるのか、現在は「暗闇」という表現に変えられているが、リメイクの場合はその限りではない。
2)イベントでかかる病気のひとつ。RPGではイベントに属されていることが多く、目の病気に効く薬を取ってきて
治療し、晴れて完治すればイベントクリア。アイテムをもらえたり、その娘が仲間に加わったりする。
3)一つの事に夢中になりすぎて、他のものが全く見えなくなってしまうこと。恋は盲目。
4)先天的理由、あるいは刑罰などで目を潰されたキャラクターが仲間になる場合がある。
この場合、目が見えないことを感じさせない活躍を演じることが多い。
目が見えないことが、目にまつわる攻撃や状態異常を受けつけないというメリットにすらなることもある。
●もにか【モニカ】
1)ファイアーエムブレム聖魔の光石に登場した女性。
騎士オルソンの妻だったが、(ストーリーの)およそ半年ほど前に死亡。
そして帝国の司祭により、オルソンが帝国に協力するという条件で蘇った。
「あなたあなたあなたあなたあなた」というセリフは、
FEシリーズ最大の恐怖シーンとして有名。
だが何より怖いのは、夫のオルソン。
いくら妻を亡くしたショックで狂ってしまったとは言え、
間違いなく腐っているゾンビと共に引きこもっているというのは・・・
余談だが、小説版だとやたら描写が生々しい。
2)ロマンシングサガシリーズ全てに登場するキャラ名。
1ではバファル帝国の諜報員、2ではホーリーオーダーの一人、
3では主人公の一人であり、ミカエルの妹でロアーヌ侯国のお姫様である。
●よん-まきぞく/しま-きぞく【四魔貴族】
ロマシングサガ3の四大ボス。アビスと呼ばれる魔界からの使者で
古から人間界をしっちゃかめっちゃかにしようと企む魔神達。
人間界では仮の姿で君臨し、アビスではちゃんとした本体がある。
ゴルベーザ四天王のように個々に得意属性がある。
・アウナス…炎【朱鳥】を司る。通称魔炎長アウナス。「宿命」に固執し他の三人
とは別の風格を漂わせる。恐らく4人のリーダーなのだろう。
仮の姿は炎を纏い大鎌をもつ戦士で本体は炎を纏った老人。
ジャングルの奥にある火術要塞にアビスゲートを構える。
・ビューネイ…風【蒼龍】を司る。通称魔龍公ビューネイ。貴族の中で唯一の
女性型。空を飛びまわり地上で生きるもの達を見下す嫌な女。
仮の姿は女性に様様な怪物達が融合している姿。本体は亡霊が
纏わりついた女性。コンビネーション攻撃を得意とする。
霧が深くて登れないタフターン山の頂上にある「巣」にアビスゲートを構える。
・フォルネウス…水【玄武】を司る。通称魔海侯フォルネウス。実力bPの猛者
で台詞通りの強さを持つ。仮の姿は巨大な怪魚で本体は緑の長髪
でトライデントを持つ美青年。海中の宮殿にアビスゲートを構える。
・アラケス…地【白虎】を司る。通称魔戦候アラケス。接近戦が得意だが4体のなかで
最も組みやすい。性格は台詞から好戦的で残虐なイメージ。アビスゲートも
人間界最大の都市ピドナの中に作っちゃってる。筋肉バカ?な感じだが
実際頭を使った策略も得意とする。
●れいぴあ【レイピア】
細い刀身の片手剣で、史実では主に決闘用として使われた。
長さ120cm程で、現代フェンシングでのエペに相当する刺突用の剣。
しばしば上記のエストックと混同されるが、起源も用法も異なるとされる。
RPGでは盗賊やスピード型戦士の武器として登場する事が多い。
☆関連語☆
剣
●ろーど【ロード】
1)ファイアーエムブレムシリーズの主人公のクラス。城などの拠点を制圧したり村などを訪問することができるユニット。
作品によっては「ロードナイト」,「マスターロード」などの呼び方をするものもあり,一般的には歩兵だが騎兵であることもある。
クラスチェンジできなかったりパラメーターの上限値が低かったりして,ユニットとしての強さはイマイチであることが
多い。が,まれに「聖戦の系譜」のシグルドや「蒼炎の軌跡」のアイクのように強烈な戦闘力を有する主人公もいる。
なお,「外伝」では主人公の初期クラスは戦士であり,クラスチェンジしても勇者となるのでロードではない。
2)ウィザードリィに登場する上級職
戦士の能力に加え僧侶系魔法を習得する
エクスカリバー、聖なるよろいなど専用装備を持つが
ムラマサの侍、脱げば脱ぐほど強くなる首切り忍者などのせいで印象が薄い
FC版で君主とも表記された時期が有った気もする
追記:アップル版のマニュアルだと、大元のD&Dに準じて『パラディン』と表記されている事もあった。
3)セーブデータを読み出すこと。
スタート画面からでしか出来ないものもあれば
ゲーム中にメニューから選んで出来るものもある。
ランダム要素のために何度もやり直す場合、
ソフトリセットもなくメニューからもロードできない場合鬱になる。
4)ROMからデータを読み出すこと。
これに時間がかかるとプレーヤーにストレスを感じさせることになる。
戦闘など発生頻度の高いもののロードに時間がかかる場合糞ゲーと呼ばれかねない。
☆関連語☆
セーブ ロード時間
●わごんせーる【ワゴンセール】
1)かつて、中古販売というのは「中古ショップ」というところで取り扱われ、電器店では中古を取り扱っていなかった。
ほとんどの電器量販店はその不良在庫化したソフトを燃えないゴミに投棄していたからだ。
投棄されたソフトは例外なく粉々にされ、打ち捨てられ、夢も物語もヘッタクレもないまま終わりを迎えた。
作者にとっても、お得感につられてうっかり購入してしまったプレイヤーにとっても、
まさに色々な意味で「夢の島」であるといえよう。
しかし、「市場は進化する」という某経済学者の予言通り、電器量販店に進化が訪れた。ワゴンである。
ワゴンの登場により、不良在庫寸前のソフトを安価で、コンパクトにプールできるようになったのだ。奇蹟である。
もはや中古店以外では省みられなかった中古未満のソフトは今そこで新たな輝きを取り戻しつつあるのだ。
今でも、子供や、子供の心を持つ人たちは、このワゴンの中を覗き、密やかにささやくのだ。「ワゴンセール」と。
2)売れないソフトの末路を示す言葉。大抵は暗示的に使われ、意味するところは「駄作」とほぼ同義。
☆類義語☆
地雷 クソゲー
●○○に、えいこうあれぇ!【○○に、栄光あれぇ!】
帝国など、巨大な国や組織に所属している人間の断末魔。
その国や組織などに忠誠を誓っている人が最期に叫んだり、言うセリフであり、兵士や将軍など地位を問わず使われる。
例:アーリグリフ兵(SO3)、アース神族(VP2)、バルマー帝国、ザフト軍(第3次スパロボα)