●あいす-そーど【アイスソード】
1)な なにをする きさまらー!
2)ロマンシング サ・ガ、及びロマンシングサガ〜ミンストレルソングに出て来る氷の刀身を持った剣。。
値段は大変高価で宝石3つ分の値打ちがあると言われてるが、
じつは呪われた剣であり、持ってるだけで強盗に殺されてその剣を強奪されてしまう。
アルツールという町を歩いていたガラハドという戦士が犠牲に遭った。
3)分不相応なものを持つとろくな目にあわない、という例え。
4)実はゲーム中でも数々の武器を抑えて最高クラスの攻撃力を持つ両手剣であるにも関わらず、
他のRPGなら中盤辺りで手に入りそうな捻りも凄みも感じないネーミングのせいで、
ガラハド関連のイベントのネタっぷりに拍車が掛かっている。
お陰で、普通のライトゲーマーはアイスソードと聞くと余り強そうなイメージを思い浮かべないが、
ロマンシンガーにとってはアイスソードは最強の武器であり、殺戮と畏怖の象徴である。
☆使用例☆
ねんがんの __をてにいれたぞ!
その剣はあの______だろ?あぶねえから武器屋に売っておけ。
猫に小判、豚に真珠、ガラハドに__。
●いふりーと【イフリート】
1)FFシリーズ伝統の炎の召喚獣。頼りになるマッチョな兄貴。
シヴァ、ラムウと並ぶ3属性(氷、炎、雷)の一角とされるが、
その実力は作品によってはイマイチ。
また作品によっては、シヴァやラムウとの戦闘中に
召喚すると会話イベントが発生することがある。
この三者の関わりはそれなりに深いようだ。
他のゲームにも召喚獣やモンスターとして登場することも結構ある。
元ネタはアラビアのイスラム神話に登場する炎を司る聖霊の1種。
聖霊は一般にジンと呼ばれており、彼らには5つの階級が存在し、
そのうちの上から2番目の上級魔人がイフリート。
寓話「アラジンと魔法のランプ」に登場するランプの精こそ、
このイフリートでありその強力な魔力で主人の願いを遂行する事もできるそうな。
☆使用例☆
灼熱の牙、カーディナルレッド! 紅蓮の疾風、ダーククリムゾン!
鋼の力、バーントシェンナ! 焼き尽くせ! 召喚獣 ____!
☆関連語☆
召喚獣、ジン、聖霊
●えいきゅう-こんぼ【永久コンボ】
連続技を永久に、または敵を倒すまで続けること。
これが決まったときは正に爽快の一言だが、
言うまでも無くバランスブレイカーなのでやり過ぎると飽きる。
基本的に格ゲー用語だが、アクション性の高いRPG等で偶に見かける。
追記:SFC版円卓の騎士では、一部の敵の連続攻撃が、ミスるまで永久に続く。
☆関連用語☆
コンボ、コマンド入力、マッシュ
●おうさま【王様】
1)中世系のRPGには必ずといっていいほど出てくる脇役キャラ。
お人よし、悪人、世間知らず、寛大、様々なタイプがいる。
素直に言うことを聞くとご褒美がもらえる。
2)主人公を城に呼びつけ、「なべのふた」と「こんぼう」しか買えない程度のお金を渡したあげく、
「さあゆくのだ ゆうしゃよ!」と連呼する無責任な人。
追記:王族であるなしに関わらず、偉そうな態度と発言で周囲を圧倒するキャラのこと。
実力、地位とは無関係に自分が一番偉いと思い込んでおり、全ての言動が我侭なのが特徴。
本人は大真面目でも、あまりにDQNなのでギャグキャラになりやすく、
様づけで呼ばれたりして、プレイヤー達の間で人気者になる。
☆よくあるシーン☆
_____からのご褒美が倉庫にありますので、ご自由にお持ちください。
●かたな【刀】
武器の一種。それと同時に刀匠が生み出す『芸術品』でもある。
RPGでは、片刃で切れ味鋭い異国の武器として登場。
遠い異国からやってきた戦士や、性格・風貌が渋いキャラ、
『サムライ(侍)』と呼ばれる職業・クラスの者が使用する。
世界に広く普及しているものから、名刀・妖刀と呼ばれるものまで様々。
名前には一本一本必ず由来があり、語感も何処となく良く、威力も申し分ない。
RPGの世界では優遇されているのは、
製作者もプレイヤーも、やはり『日本人』である所為か。
特殊効果が付加されているものは少なく、その威力のみで真っ向勝負。
刀匠の「技」と「魂」、使い手の「力」と「心」が敵を討つ。
追記:武士の魂、と言えば聞こえは良いが
所詮RPGの世界では上位のものが手に入ればお蔵入りになる運命である。
その世界に存在したのか、という疑問をよそに
実在する刀匠の銘がつけられることが多い。
●げんきだま【元気玉】
1)全ての人の気力を使って発動し、ビジュアル効果は絶大、容易に感動的展開に繋ぎやすいという、
鳥山御代の考えた中でも最高級の一品。
その為か以後のRPGでしばしば似たようなのを見かける事があり、
そういう時は、「また__展開かよ」と皮肉がられる。
追記:WA3にはアークインパルスというアルカナ(他でいう魔法)がある
そのアルカナは、使用者自身と防御している人からエネルギーを貰って
(といっても実際にHP等が減るわけではなく、下記の様子からそう見えるだけ)
放つ物で、防御している人数が多い程威力が高くなる
で、アークインパルスの使用時、防御している人から使用者の頭上にエネルギーが集まっていくのだが、その様子が元気玉に似ている
2)ブレスオブファイアシリーズに登場する回復アイテム。
名前が某漫画作品の最後の必殺技と同じだといろいろいわれる。
単体のHPを100ポイント(Wでは800)回復させるので中盤はかなり使える。
また、純げんきだまや連げんきだまなどいろいろな種類がある。
●ししょう【師匠】
1)ストーリー中に主人公や仲間達を修行させて強くしてくれたり、
奥義・必殺技・魔法などを授けたりしてくれる人。
ストーリー上の重要人物であることも多く、
主人公に最終奥義を伝授後に死ぬイベントがあったり、
ラスボスとの因縁関係にあったりすることも。
大抵の場合、最終的に主人公達が師匠の強さを超える。
最近のゲームでは、主人公の方が師匠で、そこに弟子を作るというパターンも。
2)サガシリーズにおいて、技の閃きに適した特定のモンスターのことを言う。
この意味で師匠になる者の特徴としては、
・能力やモンスターレベルが高く、上位の技を閃く可能性が高い。
・比較的早い段階で出会うことができる。
・簡単に、何度でも戦うことができる。
という点が挙げられる。
また、相手によっては先生と呼ばれることもある。
能力やモンスターレベルが高いということはそれなりに強いわけで、
こっちがまだ弱い状態だとあっさり全滅させられる。これを門前払いと言ったりもする。
例)ロマサガ3のアスラ、アンサガの巨人&エルダードラゴン
サガフロ2のスケルトン(青)、ミンサガのフレイムタイラント&イフリート
☆関連語☆
閃き アスラ道場 先生
3)女神転生シリーズを始め数々のアトラス系作品に登場する悪魔「スカアハ」のこと。
出典元であるケルト神話において、実際に英雄クーフーリンの師匠であったことがその由来。
正座で浮遊している姿はまさに師匠の名にふさわしく、その知識も武技のみに留まらない。
なお、真・女神転生3では同じくケルト神話の地母神「スカディ」に変異するという性質を持ち、
うっかり変異を許したスカアハ信者を阿鼻叫喚の渦に巻き込んだ、罪なお方でもある。
●ているず-しりーず【テイルズシリーズ】
ナムコの看板作品の一つ。
2006年10月現在、ファンタジア、デスティニー、エターニア、デスティニー2、シンフォニア、
リバース、レジェンディア、ジ・アビス、テンペストの9作が発売されている。
リニアモーションバトル(LMB)という格闘アクションゲームに近い戦闘システムが特徴で、
これにより戦略性の高い、爽快感のある戦闘を楽しむことが出来る。
シナリオは一部例外はあるものの、シリーズを通して無難な出来であり初心者にもお勧めできる。
また、温かみのあるドット絵にも定評がある。ただし少々同人狙いのキャラクターには賛否両論。
なお、本編の他にも携帯ゲームで外伝的な作品が数本発売されており、ファンディスクもある。
初代作品であるファンタジアを開発したのがトライエースであるため、
トライエースのスターオーシャンシリーズとは姉妹作としてよく比較される。
追記1:2004年後半頃から極端なハイペース(約半年に一本)で発売されるようになった。
これは複数チームで開発を行っているからというのが理由の一つだが、
ファンの間では開発チーム同士の連携の悪さや、粗製濫造による作品の質の低下が心配されている。
追記2:現在起用されている絵師は、本編では藤島康介、いのまたむつみ、中澤一登の3人、
外伝では松竹徳幸、奥村大悟の2人、携帯アプリでは椎名優が担当している。
絵師が多く、特に藤島・いのまた両氏は多くの信者を抱えているため、
他のRPG以上に次回作の絵師が誰になるかが重視されており、ファンの間では論争の的となっている。
追記3:正式名称はテイルズオブシリーズ。ナムコ関係者はテイルズではなく、この呼び方を使用する。
これはナムコが「テイルズ」の商標登録を忘れ、先にネクソン社に「テイルズ」を商標登録されたため。
(ネクソン社はオンラインRPG「テイルズウィーバー」の開発会社である。)
ただし、呼びにくいためか一般ユーザーの間では「テイルズ」「テイルズシリーズ」が多く使われる。
☆関連語☆
ナムコ リニアモーションバトル
●ているず-しりーず-の-じゃんる-めい【テイルズシリーズのジャンル名】
バンダイナムコの看板RPGシリーズであるテイルズシリーズは、
それぞれの作品に特徴的なジャンル名をつける事が慣例になっている。
以下に作品名とジャンル名を示す。
テイルズ
オブ ファンタジア 「伝説のRPG」
テイルズ オブ デスティニー 「運命のRPG(PS2版では「運命という名のRPG」)」
テイルズ オブ
ファンタジア なりきりダンジョン 「ダンジョンRPG」
テイルズ オブ エターニア 「永遠と絆のRPG」
テイルズ オブ ザ ワールド
なりきりダンジョン2 「コスプレRPG」
テイルズ オブ デスティニー2 「運命を解き放つRPG」
テイルズ オブ ザ ワールド サモナーズ
リネージ 「ファンタジーシミュレーションRPG」
テイルズ オブ シンフォニア 「君と響きあうRPG」
テイルズ オブ
タクティクス 「シミュレーションRPG」
テイルズ オブ リバース 「君が生まれ変わるRPG」
テイルズ オブ ザ ワールド
なりきりダンジョン3 「コスプレS-RPG」
テイルズ オブ ブレイカー 「RPG」
テイルズ オブ
レジェンディア 「絆が伝説を紡ぎだすRPG」
テイルズ オブ コモンズ 「変わりゆく世界 信じる想い 共に歩んでゆくRPG」
テイルズ オブ ジ
アビス 「生まれた意味を知るRPG」
テイルズ オブ ヴァールハイト 「生きる意味を見つけるRPG」
テイルズ オブ ザ
テンペスト 「魂を呼び覚ますRPG」
番外編
バテン・カイトス 「君とはじめて出会うRPG」
●てつどう【鉄道】
ファンタジー色の強いRPGでは、工事用のトロッコ程度のものならともかく
都市と都市を繋げるような大規模なものはあまり登場しない。
しかし機械技術が発達した世界観を持つRPGや現代系RPGでは、
移動手段の一つとしてしばしば使われる。
とはいっても行ける都市や場所が限定されていることが多く、
イベントなどで必ず乗ることになる場合を除いてそれほど多用されることはない。
鉄道が登場するRPG例)
一部のFFシリーズ、WA2〜4、デビルサマナー葛葉ライドウ
など
☆関連語☆
乗り物 移動手段
●とうぞく【盗賊】
他者の物を盗むことで生計を立てる者。
基本的に犯罪者だが、必ずしも敵であるとは限らない。
能力的には防御が紙だったり攻撃力が低かったりするが、
素早さや器用さが高いため、よく避けよく当てる軽戦士というのが一般的。
また当然のことながら盗賊なので敵の所持品を盗むことができるほか、
ゲームによっては不意打ち警戒、隠し通路発見、宝物発見、鍵開け、
索敵、エンカウント率低下など便利な能力を備えていることもある。
洋語表現はシーフ(盗賊)、ロバー(夜盗)、バーグラー(強盗)、バンデット(山賊)など
1)味方の場合
仲間が完全な悪人というのはプレイヤーの感情移入がしづらいためか、
悪人や金持ちからしか盗まなかったり、悪い領主や悪の軍隊と対立していたり、
何か事情があって多額のお金を必要としていたりすることが多い。
一部のRPGでは転職やジョブチェンジでなることが可能。
2)敵の場合
主に序盤の雑魚として登場する。
盗賊退治イベントなどはもはや使い古されているといって過言ではない。
また、終盤でも強敵に混じって現れることがある。
こちらの所有物を盗もうとしたり、特殊なアイテムで味方の援護をしたりするので嫌らしい。
☆関連語☆
シーフ 義賊 海賊 山賊 盗む 分捕る 不意打ち警戒 鍵開け 索敵 アンチヒーロー
●な-なに-を-する-きさまらー!【な なにをする きさまらー!】
1)ロマンシングサガに登場するガラハドなる人物の断末魔。
ゲーム中、あるイベントで必要なアイスソードと言う剣をガラハドが所有。
それを譲ってもらう時の選択肢で「殺してでも うばいとる」を
選択するとこの台詞と共に彼は死亡、アイスソード入手となる。
ロマンシングサガにおいて、結構有名な台詞と思われる。
2)ゲーム中、最強の両手剣であるアイスソードを持っているにも関わらず、
例え初期状態から全く成長していない丸腰の主人公しかパーティに居なくても、選択肢のワンクリックだけでうばいとれる。
このショッキングな弱さとあっけなさが、ガラハドのネタキャラとしての地位を不動のものにしている。
逆に、リメイク作のミンストレルソングではアイスソードの威力を遺憾なく発揮してくるので、
そちらはそちらでパーティを瞬殺されてネタになっている。
追記:パーティが主人公のみの状態でうばいとると、「な なにをする きさま!」となる。
●にしゃたくいつ【二者択一】
二つの選択肢のうち、どちらか一つを選ぶこと。
選択できるものはアイテム、仲間、シナリオなど様々だが、
大抵はどちらか一方を選択するともう一方の選択内容は手放される。
ただし、その後の展開によっては最終的に両方のものを入手できる場合もある。
例としては、
FEシリーズなどの一部の仲間(トラキアのサイアスorセティなど)
FF6の魔石ラグナロック(魔石ラグナロックそのものor最強クラスの剣ラグナロク)
ねんがんの アイスソードをてにいれたぞ!(ガラハドorアイスソード)
選択肢によっては、その一方を選んだ方がもう片方を選ぶよりも有利すぎるものがあり、
プレイヤーが悩まないため、二者択一にしてもあまり意味のないケースもある。
☆関連語☆
選択肢 分岐シナリオ
●ねんがん-の-あいすそーど-を-て-に-いれたぞ!【ねんがんの アイスソードをてにいれたぞ!】
1)すでに説明する必要すら無くなってしまったほどの有名なネタ。
スクエアのSFCに出した意欲的な作品、ロマンシングサガにおいて、
中盤で現れるガラハドというキャラに話し掛けると聞ける台詞。
このアイスソードというアイテムが非常に高価である事と同時に、
イベントクリアのために必要なアイテムでもあった為、その後の選択肢
「殺してでもうばいとる」を選んだ人は多かったはず。
そして、「な なにをする きさまらー!」の断末魔のもと、ガラハドはあっけなく死ぬ。
このネタはRPGに限らず、2ちゃんねるのあらゆるスレでたまに見られる。
もちろんその時は、アイスソードの所がそのスレにおける代表的な物品に置き換えられる。
2)死亡フラグの立った瞬間。ああ無情。
☆関連後☆
ロマンシングサガ、ガラハド、アイスソード、な なにをする きさまらー!
●のばら【のばら】
1)きさま はんらんぐんだな!
2)FF6では、物語序盤でロックというキャラクターが、
サウスフィガロの町から脱出するイベントがある。
その際、子供に合言葉を言う会話があるのだが、
その選択肢に「のばら」という項目がある。
選択しても強制戦闘になることはないが、
FF2をプレイしたことのある人は、ついつい選択してみたくなるのである。
余談だが、2chのFF・DQ板には
「のばらで1時間以内に帝国軍に見つからなければ神」
というスレッドが現在まで長く続いている。
●ぱぱす【パパス】
ドラゴンクエスト5に登場する重要人物。主人公の父親で、グランバニアの国王でもある。
高貴な身分の出自であるが、魔界に連れ去られた妻マーサを救うため、
幼い主人公と召使いのサンチョを連れて勇者を探す旅をしていた。
戦闘時においてはプレイヤーによる操作を一切受け付けないNPCだが、
1ターンに2回攻撃する桁違いの攻撃力を持っており、鬼のような強さを発揮する。
また、戦闘後に傷ついた主人公をホイミで回復する姿は、
頼りになるお父さんという印象をプレイヤーに強く植え付けた。
しかし悲しいかな、父親キャラの宿命として彼にもその時がやってくる。
旅の途中でラインハット王家に召抱えられるが、
折りしもその日、ラインハットの王子ヘンリーが誘拐されてしまう。
彼は単身で敵の本拠地に突入し、ヘンリーを救出するも、
逃げる途中で敵の首魁であるゲマに主人公とヘンリーを人質に取られ、
無抵抗のまま焼き殺されるという悲劇的な最期を迎えた。
その時の断末魔である「ぬわーーっっ!!」という台詞は、不謹慎ながらもよくネタにされる。
追記:オープニングにおいてまだ赤ん坊の主人公に「トンヌラ」と名付けようとする。
また、名前入力画面で主人公の名前を「トンヌラ」にすると「サトチー」と名付けようとする。
どちらにしてもネーミングセンスには恵まれていないようだ。
☆関連語☆
ドラゴンクエスト5 DQ5の主人公 ぬわーーっっ!! 父 NPC ゲマ
●ぱらでぃん【パラディン】
優れた剣技と聖なる魔法を扱う、神の加護を得た騎士。聖騎士、聖戦士、聖堂騎士ともいう。
元ネタはローランの歌をはじめとする中世ヨーロッパの騎士道物語からで、
フランク王国のカール大帝の配下である十二人の主だった勇士のことをいう。
また、その語源となった「palatine」という言葉は宮殿の守護者という意味である。
後にTRPGで「神に仕え奇跡の力をふるう騎士」にパラディンという言葉が使われ、
現在のような騎士の力と僧侶の技能を併せ持つ戦士、もしくは上級の騎士という意味になった。
☆関連語☆
聖騎士 聖戦士 騎士
●ひろ【ヒロ】
アイディアファクトリー最大の人気キャラにして客寄せパンダであり、S級戦犯。
「冥界」においても絶大な支持率を誇り、「とりあえずヒロが出れば買う」という人までいる始末。
それを見越してか半数以上のIF作品になんらかの形で出演し、多くの犠牲者を出している。
●ぶれす【ブレス】
1)吐息(Breath)による攻撃の総称。
炎・氷など属性がついたものや毒・睡眠などST異常を引き起こす種類があり、また攻撃範囲が広い。
ドラゴン系モンスターがよく使ってくるが、場合によっては悪魔や植物なども使用する。
2)祝福する(Bless)という意味の言葉。
RPGで「ブレス」と言えば、2の意味と共にこの意味でも使われる事が多いため、よく混同される。
ちなみにテイルズ系のRPGに登場する風の魔法「ゴッドブレス」は、
2の意味で「神の吐息」、3の意味で「神の祝福」とブレスの2つの意味を掛けていて、
更に「押しつぶす」と言う意味のプレス(Press)にも掛かっている。
3)カプコンのRPGシリーズ、ブレスオブファイアの略称。
●まざー-しりーず【MOTHERシリーズ】
任天堂から1989年に発売されたFC用ソフト「MOTHER」と、
その続編で1994年に発売されたSFC用ソフト「MOTHER2
ギーグの逆襲」の2作が出ている。
舞台はどちらも現代で、主人公はバットを片手にハンバーガーで回復しながら
PSIと呼ばれる超能力を駆使し、ぜんそくやホームシックに悩まされつつも宇宙人の侵略から地球を守る。
基本的にほのぼのとした温かみのある雰囲気だが、不気味なところはとことん不気味。
エイト・メロディーズと呼ばれる8つのメロディーが物語のキーとなっており、
BGMやSE等の"音"にこだわりがあるのもこのシリーズの特徴の一つ。
ラスボス戦がちょっと変わっており(詳しくはギーグの項)、心に残った、トラウマの残ったRPGで名の挙がることも多い。
2の「おとなもこどもも、おねーさんも」というキャッチフレーズや、「まーざーつー、まーざつー」という歌、
キムタクと子供の絶妙な掛け合いが話題を呼んだCMを覚えている人も多いだろう。
それらのキャッチフレーズやゲームのシナリオを担当しているのはコピーライターの糸井重里氏。
2003年にはこの2作がGBAで「MOTHER
1+2」としてリメイクされ、ファンを狂喜させた。
追記:長年の発売延期・ハード変更・発売中止のウワサを乗り越え、
ついに発売された「3」。
しかしその内容は全作とは大きく雰囲気が変わっており、
やたらファンタジーな世界観だったり、救いの無い鬱イベントが多く発生したりなど、
旧作(特にMOTHER2)のファンからの評価は悪かった。
それに加え終盤で「全作までの冒険・世界を全て否定した」と解釈できるイベントがあったため、
より旧作ファンと3ファンの溝は大きくなっていく。
しかしその反面、個性的で楽しいバトルシステムを評価する声や、
シリーズ独特の「糸井風」なセリフまわしやキャラクターなど、
決して少なくない長所もあり、高く評価する声も多い。
☆関連語☆
あなぬけネズミ、アルプスの少女○○ジ、ギーグ、不思議なキャンディー、ペネテラ・ジョバンニ
●まてりあ【マテリア】
FF7に登場した装備品の一種。見た目は小さなビー玉のような宝石。
これを武器や防具の穴にはめることで、マテリアごとに対応するアビリティが使用可能となる。
特筆すべきはアビリティの修得法で、一般にアビリティはキャラ本人が習得するのが常識だが、
マテリアの場合はマテリア自身が成長しアビリティを習得するので、
使いたいアビリティを覚えたマテリアが1つあれば誰でもそのアビリティを行使することが可能。
他にも支援マテリアで他のマテリアに特殊能力を付加したり、レアなマテリアを成長させ分裂させたりと、
様々な遊び方が用意されている。
また、シナリオ上でもそこそこ重要な役割を果たしており、
メテオやホーリーといった世界レベルでの破壊・防衛を司る魔法の発動にも一役買っている。
一説では5以前のクリスタルにあたる存在が6では魔石、7ではマテリアに変わったとも言われている。
なお、「折り鶴ってどこにマテリア装着するんだよ!」等のツッコミはするだけ野暮。
備考:某18禁RPGシリーズ(1作目はPS2に移植済)にも同様に武器防具に宝石はめて
その能力を行使するシステムがあり、こちらもたまにマテリアと呼ばれることがある。
ただし基本的には全然違うものなので注意。
(宝石でなくキャラ自身が技習得するとか、技使用するごとに対応する宝石を消耗するとか)
追記:公式イラストでキャラが持つ武器のマテリア穴の大きさや、
嵌めた時の小気味よい音からてっきりビー玉サイズと思いきや、
FF7から2年後の世界を描いたOVA「FF7アドベントチルドレン」にて、
実はピンポン玉より一回り大きい、という程のビッグサイズという事が判明。
ますます「折り鶴なんかにどうやってこんなデカいのつけるんだよ!」と思わずには居られない。
●みかえる【ミカエル】
1)大天使のリーダー程度の地位なのに神の副官(神界NO2)になってたりする後付の被害者
サタンと一騎打ちを行い打ち破った、またサタンの双子の兄弟とも言われる
メガテンではいつも最強クラスの存在で勢いあまって神(偽)を作ったりする暴走しがち
2)SO2の巨悪、十賢者の一人で炎呪紋の使い手。
ラストダンジョンに登場し、同じく十賢者のハニエルとコンビを組んで戦いを挑んでくる。
この二人は十賢者の中でも屈指の壁ボスであり、その理由は彼の専用技であるスピキュールにあると言える。
詠唱時間が早く、味方全体に2〜3000もの大ダメージを与え、(こちらのHPは高い奴でも4000前後)
その上戦闘開始直後から容赦なく連発してくる。
発動時のボイス「うぉ〜、熱っち〜!」がトラウマになった者は少なくない。
スムーズに攻略するためにはあらかじめ炎耐性のある装備を集めたり、兜割り連発で封殺を仕掛けたりと、
周到な準備とテクニックが必要である。まあ、バブルローションを使えば話は別だが
☆関連語☆
天使 サタン ルシファー 十賢者 バブルローション
●みすてぃっくあーく【ミスティックアーク】
エニックスが製作したSFCのRPG。
オープニングで主人公はフィギュアにされ、女神の声で目覚めるとそこは謎の神殿。
元の世界に帰るために神殿から7つの世界へと旅立ち、7つのアークを集める。
仲間キャラはフィギュアとして存在し、アークを使うことで実体化するという持ち運びシステム。
海賊猫の世界や、巨大な果物の世界、子供しかいない世界など、それぞれ独特なテイストの世界。
更にゲーム中でかかる様々なBGMは、SFCゲームの中でも高く評価されている。
ややテンポの悪い戦闘(オートは細かく指定できるが)、死んだ仲間の回収の面倒さ、即死魔法の効きやすさなど、
少々やりづらいところもあり、かなりマイナーな部類に入る。
余談だが、このゲームをやった人ならば誰もがデスナイトとのボス戦で苦戦したと思われる。
三体同時に出現する上に個々の能力が高く、即死防御を怠れば仲間や主人公が死に、
HPが低くなると全員で回復に回る凶悪っぷり。この戦闘を抜ければ、他のボスがぬるく感じられるほどだ。
追記:このゲームには闇の世界という場所は、RPGで怖かった場面スレやトラウマスレでもよく挙がるある意味素敵な世界である。
具体的には
・いつもは使えるはずのレーダーエンカウントがここでは使えない。
・クリアするまで脱出不可能な屋敷の中を主人公だけで攻略しなければいけない。
・あちこちにある日記には少年が孤独と恐怖でだんだん狂っていく様子がかかれている。
・扉を開けた瞬間にエンカウント、しかも無音で。
・仕掛けを解くたびに廊下で何者かの足音がするが、見にいっても誰もいない。
・最後の部屋でアークをとった時、それまでは部屋の前を通り過ぎていくだけだった足音がふいに部屋の前で止まって、
ドアが空けられた瞬間に闇の世界から強制排出される。
・やっと神殿に帰ってこれたと思ったら日記の持ち主本人がご登場。
……等。
●みりょう【魅了】
心を奪い、使用者の意のままに従わせるステータス異常。
吸血鬼や上級悪魔、女性型の敵モンスターがこの状態になる攻撃をよく使う。
効果は混乱に近く、これにかかった者は確実に味方に不利な行動を取るようになる。
ダメージインフレが起きているRPGにおいては、
味方の魔法の一撃で全滅することもあるため、最悪の状態異常になる。
☆関連語☆
テンプテーション 混乱 女性型の敵・モンスター
●らむう【ラムウ】
FFシリーズ伝統の雷の召喚獣……だったのはVIIまで。
VIIIで消滅、IXで復活、Xで再消滅、XIで再度復活(2003年4月から登場)を
果たしたが、XIIでは召喚獣総入れ替えのため三度消滅した。
全シリーズを通して外見は「長い顎鬚を蓄えてローブをまとった老人」
で統一されており、ファンから「雷ジジイ」とよばれることもある。
イフリート、シヴァと並ぶ3属性(氷、炎、雷)の一角とされるが、
その実力は作品によってはイマイチ。
召喚魔法は「裁きの雷」。
作品によっては、イベントキャラ的な扱いを受けることもある。
元ネタは遥か昔に太平洋上に存在したとされている空想上の大陸、
ムー大陸を治めていた帝王の名をラ・ムー。
大西洋に存在したとされるアトランティスと対をなすこの大陸は、
多民族・祭政一致国家であったという。
ラ・ムーはこの大陸の最高神官かつ帝王であった。
「ラ」とは太陽、「ムー」とは母を意味する。
☆使用例☆
森羅万象の翁 汝の審判を仰ぐ! ___!
☆関連語☆
召喚獣、ムー大陸
●れあ-もんすたー【レアモンスター】
出現率が低かったり出会うのに特殊な条件が必要なために、遭遇することが困難なモンスターの総称。
こういう奴らに限ってレアアイテムを落とすことが多いので、
戦利品目当てにプレイヤーに狩られるケースが後を絶たない。
ただし一部はラスボスより強かったりするので、こちらが逆に狩られないように注意。
例)
LAL
キングマンモー→コーラの瓶、BOF グミオウ→グミオウの剣、SaGa2
はにわ→七支刀
☆関連語☆
はにわ マイナーモンスター レアアイテム ○○狩り