ログ
▼追記、修正など
【アーク・ザ・ラッド】
【アイスソード】
【闇黒の支配者】
【イクシオン】
【岩は飛行に強い】
【エターナルスフィア】
【カード】
【教会】
【口癖】
【剣技】
【幻想水滸伝】
【コーエー商法/光栄商法】
【サガフロンティア】
【砂漠】
【サモンナイト】
【七英雄】
【シド】
【ストレイボウ】
【セリス】
【ゾーマ】
【ゾンビ】
【タイトル売り】
【中国人】
【テイルズオブリバース】
【デス】
【ドラッグオンドラグーン】
【バウンサー】
【パラディン】
【光の剣】
【ヒゲ】
【ひとしこのみ】
【ビヨンド・ザ・ビヨンド】
【ファイアーエムブレムシリーズ】
【ファイナルファンタジー2】
【ファイナルファンタジー3】
【ファイナルファンタジーV】
【双子】
【分割型ボス】
【魔界戦記ディスガイア】
【メダロット】
【薬漬け】
【妖精さん】
【LIVE A LIVE】
【ラムウ】
【牢屋】
【WILD ARMS 2nd IGNITION】
【若本規夫】

●あーく-ざ-らっど【アーク・ザ・ラッド】
PS発売初期にソニー自身がリリースした、自称「光と音のRPG」。
シナリオは完全に一本道で、武器防具やお金といった概念をすべて取っ払ってしまったシンプルなシステム。
あまり深く考えなくてもサクサク進むが、中盤に差しかかり盛り上がってきたところで突然「To be continued」。
この終わり方にブチ切れた多くのプレイヤーが「PSのRPGはつまらない」というマイナスイメージを抱くことになってしまった。
アーク・ザ・ラッド2は一転して大作となり、さらに前作のデータをコンバート(引継ぎ)することができる。
これにより、前作が中途半端に終わってしまい闇雲にレベル上げをしていたプレイヤーも救済された。
ゲームとしてもかなりの良作であったため、プレステRPGのマイナスイメージは衰退していった。
ここでアーク・ザ・ラッドは完結するはずだったが、2が予想外の人気だったため、
よせばいいのにソニーは急遽「アーク・ザ・ラッド3」の製作に取りかかる。
製作元も変わってしまい、版権問題のせいか前作までの主人公アークも登場しない3はほぼ別ゲーと言っていい出来。
更なる続編に「アークザラッド 機神復活」「アークザラッド 精霊の黄昏」「アークザラッドジェネレーション」がある。

補足:そのアーク3が出るか出ないかの当時、WOWOWでアーク2を基盤にしたアニメ版が放送されており、
そちらは、当時の衛星放送のアニメにしては、(アーク3の人気と比べても)概ね好評であったらしい

☆関連語☆
ビヨンド・ザ・ビヨンド


●あいす-そーど【アイスソード】
1)な なにをする きさまらー!

2)ロマンシング サ・ガ、及びロマンシングサガ〜ミンストレルソングに出て来る氷の刀身を持った剣。。
値段は大変高価で宝石3つ分の値打ちがあると言われてるが、
じつは呪われた剣であり、持ってるだけで強盗に殺されてその剣を強奪されてしまう。
アルツールという町を歩いていたガラハドという戦士が犠牲に遭った。

3)分不相応なものを持つとろくな目にあわない、という例え。

4)実はゲーム中でも数々の武器を抑えて最高クラスの攻撃力を持つ両手剣であるにも関わらず、
他のRPGなら中盤辺りで手に入りそうな捻りも凄みも感じないネーミングのせいで、
ガラハド関連のイベントのネタっぷりに拍車が掛かっている。
お陰で、普通のライトゲーマーはアイスソードと聞くと余り強そうなイメージを思い浮かべないが、
ロマンシンガーにとってはアイスソードは最強の武器であり、殺戮と畏怖の象徴である。

☆使用例☆
ねんがんの __をてにいれたぞ!
その剣はあの______だろ?あぶねえから武器屋に売っておけ。
猫に小判、豚に真珠、ガラハドに__。

5)トルネコ2に登場する武器。
「炎系のモンスターに2倍ダメージ」と、いかにも有効そうな説明がなされるが、
「氷系のモンスターに1ダメージ」という隠しデメリットがついている。
説明に騙されてメイン武器に合成してしまい、泣く泣く武器を最初から鍛えなおしになるプレイヤーが続出した。
ロマサガのアイスソード並みに不吉な武器であるが、被害を受けるのはプレイヤー自身であるため、こっちのほうが凶悪。


●あんこくのしはいしゃ【闇黒の支配者】
アーク・ザ・ラッド2のラスボスにして1から続くストーリーの黒幕。太古の時代に封印されたが
復活して世界の破滅を目論む。その魔王の王道ともいえる設定と強さから強烈な印象を残した名ボス。
・・・だったのだが2のエンディングで再度封印されたのにも関わらず続編の3では終盤で人間の手によって
いきなり復活し、そのままラスボスに。が、主人公一行にボコられまたすぐ封印される。
「たった3年(ゲーム中の時間軸で)で復活かよ!」とユーザーも突っ込まずにはいられなかった。
さらにその続編、1000年後の世界を描いた精霊の黄昏でもラスボスとして復活。おそらく大半のユーザーは
「またお前か!」と溜息をついたことであろう。しかもここでもとどめを刺されることなく「封印」される。
一応もう復活はできないと理由付けがされたものの、もはや復活したところで誰も驚かないだろう。
どんな良キャラでも使いどころを間違えればウザいだけだと身を持って教えてくれたキャラクターである。

補足:アーク2では今までの敵に比べて攻撃力、防御力がとにかく高い上、HPが実はイベントバトルなんじゃないかと思えるほどの
量なので、相当レベルが高くないとダメージがほとんど通らず、まともに戦うと1〜2時間はかかる。
しかし、特定の味方に特定の装備をさせれば低レベルのキャラ1人でも倒すことができるので
結局強いんだか弱いんだかよく分からないラスボスである。
後者のやり方で闇黒の支配者に挑む場合、筆者はやったことがないから分からないが、おそらく丸1日はかかるだろう。


●いくしおん【イクシオン】
FF10に出てくる雷の召喚獣で必殺技は「トールハンマー」
FF10の召喚獣は元人間という設定なのでラムウでもよかったはずなのになぜか採用された馬
スクエニの人はそんなにお爺ちゃんが嫌いなのだろうか…
召喚するシーンはどう見てもカツオの一本釣りです。本当に(ry
しかしそのインパクトのおかげでFF[のケツァクウァトルよりは知名度は高い
が、やはり地味。

元ネタはギリシャ神話に出てくる、
ゼウスの妻に手を出そうとしてキレたゼウスに地獄に落とされた馬鹿と思われる
彼は地獄で炎をまとった車輪に縛りつけられて永遠に回し続けられるという罰を受ける事になった
丸い炎=太陽つながりでスクエニのスタッフは雷担当を決めているらしい
なお、「トールハンマー」とは北欧神話に出てくる雷神トールの持っているハンマー、ミョルニルの事である

☆関連語☆
FF10 召喚獣


●いわ-は-ひこう-に-つよい【岩は飛行に強い】
ポケモンの常識。
…と思いきや、2006年9月発売の「ダイヤモンド・パール」の物理・特殊の
仕様変更の煽りを受け、表題とおりとはならなくなっている。

というのも、それまでの作品では各タイプごとに物理攻撃か特殊攻撃かが決められていたが
(例:電気タイプの十万ボルトと雷パンチは、両方とも特殊攻撃扱い)、
ダイパからは各タイプにもそれぞれ物理攻撃・特殊攻撃が存在するようになった
(上記の例でいくと、同じ電気タイプでも十万ボルトは特殊攻撃、雷パンチは物理攻撃)。

岩ポケモンは大抵、「ぼうぎょ」(物理防御力)が高い反面「とくぼう」(特殊防御力)は低いため、
このようなことが起こった。

また、別ゲームでも落石によって殺される竜騎士が現れたとか。


●えたーなるすふぃあ【エターナルスフィア】
1)スターオーシャン2ndにおいて、本編最強クラスの武器。
ダンチな攻撃力と、追加で出る星にも攻撃判定がある。
当然入手方法も面倒だが、攻略情報さえあればさして困難ではない。
(入手後、特定鉱石と精錬x2する)
某オンラインRPGと違って、精錬失敗してもリセットが効くので安心。

2)SO3において主人公達が存在している世界。要するに宇宙の事。
終盤に、実はこの世界は異次元世界・FD空間に存在するFD人によって作られた
ワールドシミュレーションゲーム・エターナルスフィアの世界だと判明する。
また小説版ではFD空間に対する只のパラレルワールドと言う設定になっているが、
本編での説明不足により小説版の設定の方が正しいのではないかという意見もある。

なぜこんな議論が起きるのか?
それは衛星都市レコダに住むFD人・フラッド・ガーランド君の中途半端な説明と、彼の友人であり
エターナルスフィアの開発スタッフの一人・ブレア・ランドベルドが彼を信用し過ぎたのが原因だろう。

3)実は、「エターナルスフィア」はスターオーシャンのタイトル候補であったのだが、
「タイトルを見てどんなゲームなのか分かりにくい」ということで没になった。
2では武器の名前として、そして3では作中のゲームの名前として登場する。
スタッフの中でこの名前には相当のこだわりがあったようだ。


●かーど【カード】
1)呪力や魔力、悪魔の想いが込められた札。
戦闘中に使うとカードの力で敵を攻撃したり
さまざまな効果を発揮する

2)ストーリーを進めたり、特定の場所へ行くためのアイテム
(IDカードなど)

3)この世界では文明の利器として、または遊具として使用されているが
ゲームの世界では何かが封印されていたり、魔法的な力が込められていたりする。
また、万物の根源がカードである世界観のゲームもある。
例:バテンカイトスのマグナス、レブスのカルティア等

4)カードゲームブームの時、これがソフト全体の主題(メイン)となっているゲームが、GBを中心に多数登場した。
しかし、現在その殆どが100〜500円程度で叩き売られている。(オマケで付いてくるカード目当ての人が多かったことや、マイナーだったため。)
例:
遊戯王シリーズ全般
カードヒーロー
ポケモンカードGB
グランデュエル

5)正式名称「Triple Triad」。
FF8世界において全世界的に流行中のカードゲーム、
と言う設定のミニゲーム。
このゲームで入手できるレアカードは
精製することで大量のレアアイテムに変化するため、
やりこみを考える人間にとってはむしろ本編より重要。
ジャンクションシステムを活用する上で避けて通れない道である。
ちなみに、勝負のコツは強いカードを揃えるよりも
自分に有利なルールの上で闘うこと。


●きょうかい【教会】
宗教的な行事や儀式を司り、信徒達の集会の場となる施設。教会堂。
中世ファンタジー世界に多く見られる。
神父やシスターといった聖職者が勤めており、毒の治療や死者の復活、セーブなどの役割をこなす。
ゲームによっては相談事にも応じてくれる。ただし多くの場合、利用の際にはお布施が要求される。
規模の大きい教会になると○○大聖堂や○○神殿といった大層な名前がつけられ、
普通の教会としての機能よりも何らかのイベントが発生する場所であることが多い。

追記:海外版では宗教上の問題があるため、別の施設になっていることもある。

☆関連語☆
神殿 大聖堂 僧侶 シスター 司祭 聖職者 宗教 寄付金


●くちぐせ【口癖】
その人物が、事ある度に口にする言葉。
キャラの個性を強めるために設定される要素である。
主に語尾につけるタイプ、語頭につけるタイプ、
特定のフレーズが口癖になっているタイプの3つに分けられる。
基本的に口癖のあるキャラは個性付けがしっかりしており、一定の存在感を持っている。
しかし、語尾ににゃん、りゅん、みょん、などと拗音を付けると手軽に萌えキャラを作れるため、
下手な使い方をするとギャルゲー的に思われ、プレイヤーに嫌われる可能性もある諸刃の剣。

語尾例) 〜ッス(FF9 マーカスなど) 〜でやんす(聖剣LOM 海賊ペンギンなど)
語頭例) 尤も〜(SO3 アザゼル)  や、〜(BOF4 ユンナ)
フレーズ例)「ゆかいだねぇ・・・」(BOF3 レイ) 「イケる、イケる!」(TOE ファラ) 

☆関連語☆
語尾 セリフ テキスト 個性


●けんぎ【剣技】
剣を使用する技。剣士や騎士、盗賊などが使用する。
素早く複数回斬りつけたり、一直線に突き倒したり、溜めて強力な斬撃を繰り出したりと動きが多彩。
最終奥義的な物になるとビームやら波動やら爆発やら超存在召喚やら何やら
もはや剣である必然性が全くないほど派手な技になることが多い。(他の技にもいえるが剣が最も顕著)
それだけあって技数や性能は多種多様であり、最強の技能であることも少なくない。

☆関連語☆
剣 剣士 技 槍技 斧技 弓技


●げんそう-すいこでん【幻想水滸伝】
KONAMIより発売のRPG。
元ネタの水滸伝とは中国の物語で、善人宋江が108人の仲間達と
宋国の奸臣高を倒す、というお話。
元ネタ通り108人ものキャラを仲間にすることができることが大きな特徴で、
仲間が増えるに従って主人公率いる解放軍の本拠地がどんどん発展する
「本拠地システム」が大きな特徴。
他にはこれといった特徴は無いが、魅力的なキャラ、物悲しいストーリーが評価され
1・2にして早くもファン層を確率。一躍人気タイトルとなったが
3において、無理矢理な3Dへの移行、不完全燃焼な感のあるストーリーに
前作からのファンの怒りが炸裂、集中非難を浴びる。

追記:ちなみにこのシリーズ、主人公に恋愛イベントが絶対ない。
本編だけでなく、外伝主人公にすらない徹底っぷり。ヒロインかと思ったら実母だったり。


●こーえー-しょうほう【コーエー商法/光栄商法】
あるゲームソフトの発売後、しばらく経ってから追加要素を入れた新バージョンを売る商法。
コーエーとは「三国志」「信長の野望」など、数多くの歴史ゲームをプロデュースする大手ゲーム会社。
この会社は同名、同内容のゲームの、パワーアップキット版や猛将伝といった追加バージョンを販売して
二度も三度も資金回収を行うことで有名。
近年ではコーエーに限らず、他のゲーム会社も似たような商業戦略を採り始めている。
一例としては(RPG限定で言えば)
・スクウェアエニックス(FF、KHなどのインターナショナル版、SO3のディレクターズカット版)
・ガスト(アトリエシリーズのプラス版)
・日本一ソフトウェア(ラ・ピュセル、ファントムブレイブなどの「2周目始めました」)
なお、「ザ・ベスト」「ベスト版」と違うのは主に追加要素の有無である。(一部例外あり)
従来作品が中古市場で値下がりするなどユーザーにも利点はあるが、
一方でオリジナル版が「豪華な体験版」と揶揄されることもしばしば。
また、そのゲームのファンにとっては追加要素欲しさに同じゲームを何度も買わざるを得なくなるため、
一部では蛇蝎の如く嫌われている。

☆関連語☆
コーエー ザ・ベスト インターナショナル版


●さが-ふろんてぃあ【サガフロンティア】
スクウェアから発売された、サガシリーズ7作目にしてPS初の作品。
今作ではリージョンという独立した領域が点在する、バラエティ豊かな世界となっている。
それに合わせて存在する種族も、人間、妖魔、モンスター、メカなど幅広い。
これはGB版サガ2「秘宝伝説」の設定をほぼそのまま採用したものであり、古参ファンにも受けがいい要因の一つである。
しかし、中世風の世界を舞台にしていたロマサガシリーズとは世界観が違いすぎたためか、
ロマサガから入ったプレイヤーには敬遠されがちな面もある。

戦闘では連携システムが採用され、エフェクトも豪快になり、戦いの爽快感が一段と増した。
反面、連携システムによって敵に与えられるダメージがインフレ化し、
ボスもだいぶ弱く設定させられた(バトルプログラマーが嘆くほど)ため戦闘がヌル過ぎるといった声も少なくない。

シナリオ面ではロマサガ1、3と同じく、複数の主人公の中から一人を選択する仕様だが、
これまでのサガシリーズとは違い、主人公によってシナリオが完全に異なる。(ラスボスも違う)
シナリオによって難易度も違うため、初心者がいきなり難しいのを始めてしまいハマリに陥ることもある。
特にクーン編やアセルス編などは難しいのでやめたほうがいい。諸事情でブルー編もやめたほうがいいかも。

☆関連語☆
アセルス サガシリーズ サガフロンティア裏解体新書 サガフロンティア解体新書
T260G ヒューズ ヒューズのクレイジー捜査日誌 妖魔 リージョン 連携


●さばく【砂漠】
雨量が少ないために気候が乾燥しており、砂と礫ばかりが広がる荒地。
足場が悪いため、SRPGでは移動力が大幅に減少する地形である。
暑さが厳しい気候であるためか、ここに生息するモンスターは水や冷気に弱いことが多い。
また、一部のRPGでは暑さのために味方の戦闘能力が低下したり(ロマサガ2)
水を確保しながら移動しなければならなかったりする。(SO3、BOF3)
加えて蜃気楼、オアシス、ピラミッド、流砂などの特徴的な仕掛けや施設がよく登場する。

☆関連語☆
地形 サンドウォーム 蜃気楼 オアシス ピラミッド 流砂 遺跡


●さもんないと【サモンナイト】
フライトプラン制作・バンプレスト販売のRPGシリーズ。
本編のSRPG作品以外にも、ARPGのエクステーゼや、
GBA作品のクラフトソード物語など派生作品も出ている。
作品のコンセプトは、『召喚術』をテーマに異世界リィンバウムと、
それを取り巻く4つの世界の住人達が織り成すファンタジーである。
戦闘は比較的簡単で、明るい雰囲気のシナリオのため、ライトユーザー向きの作品。
特徴的なシステムは、夜会話と呼ばれる、話の節目にある特定キャラクターとの会話である。
好感度の高いキャラとともにEDを迎えるため、キャラゲーのような雰囲気も見られる。
しかし、ほんわかとした雰囲気に似合わず、衝撃的なシーンや悲劇的な結末を迎える事があるので、
なかなか侮れない作品である。

追記 キャラデザには小説「キノの旅」の挿絵などで有名な飯塚武史(黒星紅白)氏が起用されている。

☆関連語☆
サモンナイト・エクステーゼ 夜明けの翼 サモンナイト クラフトソード物語 都月狩


●しち-えいゆう【七英雄】
1)スクウェアのRPGロマンシングサ・ガ2に登場する敵集団。
リーダーのワグナス、その同志ノエル、ノエルの妹ロックブーケ、ワグナスの従兄弟スービエ、
乱暴者のダンターグ、ずる賢いボクオーン、嫌われ者のクジンシーの七人。
余談だが、彼らの名前の由来はJR山手線の駅名を逆から読んでもじったものである。

大昔に栄華を誇った古代人の英雄たちであるが、
ゲーム中では各メンバーが世界中のあちこちで暴れまわったり、土地を支配しているため、
世界の統一を目指すバレンヌ帝国の敵として立ちはだかることになる。

どのメンバーも一筋縄ではいかない強さを持ち、
敵ながら個性や印象が強烈であるため、RPGの敵役の中でも人気が高い。

2)ロマンシングサ・ガ2のラスボス。(1)の七英雄たちの本体である。
これを倒さない限り、七英雄の各メンバーは何度でも蘇る。
驚異的な強さであり、「一番強いラスボスは?」などというスレが立つと必ず挙げられるほど。
その理由は全体攻撃や即死攻撃、全体ST異常攻撃など厄介な技が多く、
しかも最終形態になると、それらの攻撃を1ターンに最大で七回も連発してくるからである。
そのため、攻略情報無しで勝つためにはかなりの苦戦を強いられる。
見切り技や補助魔法を揃え、高威力攻撃の力押しで短期決戦を狙えば比較的楽に勝てるが、
それでも十分手強いため、最終手段としてクイックタイムを使って倒した人も多いと思われる。

☆関連語☆
ロマンシングサ・ガ2 クイックタイム テンプテーション ○○人衆 触手
逃がさん……お前だけは ラスボス ソウルスティール


●しど【シド】
ファイナルファンタジーといえばこの人。
FF2で初出演、以降2006年現在(FF12)までほぼ全てのFFシリーズに皆勤賞。
しかし、全て「シド」という名前が同じだけの設定が違う別人である。
「シド=飛空艇」と言えるほどに飛空艇とのつながりが強く、
飛空艇以外にもさまざまな機械を作ることができる工学者(FF4では技師)であることがほとんど。
ただし飛空艇と直接関係しないシドもいる(FF6、8など)。
バトルキャラクターとして使える作品もある。
シリーズ本編だけでなく、映画版、FF5のOVA、FF:U、FFT、FFTA、
キングダムハーツシリーズなどにも出演している。
FFUSAミスティッククエストにも一応出ているが、単にミドルネームが「シド」なだけで、
ゲーム中ではオットー博士と呼ばれるだけなのでシドだということを知らない人も多い。
スライムもりもりドラゴンクエストではなんとももんじゃの「シドもじゃ」として登場している。
なお、ゲームキューブ版のFFクリスタルクロニクルシリーズには出ていない。


●すとれいぼう【ストレイボウ】
LIVE A LIVE中世編の仲間キャラにしてラスボス。
中世編の主人公、オルステッドのライバルであり親友であったが、
実力的に常に自分の上を行くオルステッドに対して強い劣等感と憎しみを抱いていた。
シナリオ前半では魔王にさらわれたアリシア姫を救うため、オルステッドとともに旅に出る。
魔法使いの割に体力があり、技もそこそこ使えるため頼りになる仲間であるが、
魔王討伐後、依然行方不明のままのアリシアの居場所を突き止めると、
壮絶な裏切りっぷりを披露してくれる。

落盤に巻き込まれたように装って自分が死んだように見せかけ、抜け駆けしてアリシアを救出し、
そして何の成果も挙げられぬまま帰途についたオルステッドに幻術をかけ、王様を殺させる。
国から追われたオルステッドと再び相見えると、真相を告げた後に戦闘。
その時のセリフ「あの世で俺にわび続けろ」はあまりにも有名。
結局最期までオルステッドに勝つことは叶わなかったが、
彼に嵌められ、人々に貶められたオルステッドは絶望と憎悪のために魔王オディオと化してしまう。

最終編では幽霊となって心のダンジョンをさまよっている。
「俺のせい……なのか……?」というセリフを聞く限り、一応は反省している模様。
しかし逆恨みによる理不尽な裏切りや、身勝手な性格のために、
LALではアリシアとともにプレイヤーから最も嫌われているキャラである。

☆関連語☆
LIVE A LIVE あの世で俺にわび続けろ アリシア オルステッド 魔王オディオ 裏切り


●せりす【セリス】
1)ファイナルファンタジー6に出てくる女性。帝国の高名な将軍だが内通していたということで処刑され
そうになるが,盗賊のロックによって救出され,以降パーティーに加わるようになった。
ロックに想いを寄せており,ロックの昔の恋人と自分を重ね合わせたり,オペライベントやフェニック
スの鉱石などさまざまな恋愛模様が展開された。が,物語り後半でロックを仲間にしないとエンディング
でギャンブラーのセッツァーに乗り換え,多くの人を唖然とさせた。
魔導を人工的に注入された人間という設定で最初から魔法を使える。また,そのためか魔法を吸収する
魔封剣を使いこなす。

2)ファイアーエムブレム 聖戦の系譜の後半の主人公。悲劇的な最期を迎えた前半の主人公シグルドの息子。
全体的にシグルドより一回り上の成長率と指揮官レベルを誇り、最終的には非常に強いキャラとなる。
だがシグルドと違い最初は下級職のレベル1からスタート(シグルドはクラスチェンジ済み),他にも優秀な
キャラが多数いる,攻撃系のスキルが他のキャラと比べて貧弱,上限値の低さが気になる、シグルドと同じく
専用装備の聖剣ティルフィングの入手が遅めなどの特徴がありシグルドほど強さを感じることができない。

なお、妹であるユリアとは初めて会った瞬間からくっつきそうな感じであったが終盤のイベントで種違いの妹であ
ることが判明し、またシステム的にもバグ技を除いて絶対にくっつかないようになっている。
それゆえにくっつきそうでくっつかないカップルをセリスとユリアと呼ぶこともある。


☆関連語☆
魔封剣,オペラ,ロック,シグルド、ファイアーエムブレム聖戦の系譜


●ぞーま【ゾーマ】
ドラゴンクエスト3のラスボス。
地上世界の魔王、バラモスをも使役する大魔王として君臨し、地下世界アレフガルドを闇の世界に変えていた。
その容姿、大魔王に相応しい言動、闇状態での強さが相まってドラクエのラスボスで最も印象深いと思われる。
闇状態とは強力なステータス補正とあらゆる魔法への耐性を持つ「闇の衣」を纏っている状態のことで、
この状態で戦おうとするとほとんどの魔法が役に立たず、屈強な戦士でさえも通常攻撃の一撃で沈んでしまう。
しかし、光の玉という道具を使用することにより闇の衣が剥がれ、戦いが大幅に楽になる。
光の玉なしでゾーマ戦に臨むのはドラクエ3定番のやりこみであり、SFC版やGBC版の隠しボスである神竜
などよりも場合によっては苦戦する。

追記:何故か回復呪文をかけるとダメージを受ける。特にFC版やGBC版ではベホマを唱えることによって、
メラゾーマ並のダメージが通るので多用した人も多い。

追記2:剣神ドラゴンクエストには隠しボスとして登場し、復活の呪文で『ヤミノコロモ』と入力すると戦える。
本編の最終ボスである竜王を上回る強さを誇る。

☆関連語☆
大魔王 バラモス アレフガルド ドラゴンクエスト3 無敵フラグ解除


●ぞんび【ゾンビ】
1)アンデッドモンスターの代表選手。簡単に説明すれば腐敗しかけの動く死体。
人型の場合雑魚の部類に入るが、魔獣がゾンビ化したものやドラゴンゾンビなどはかなりの強敵である。
とはいってもアンデッドなので火や聖属性に弱く、復活呪文で即死したりするので比較的倒しやすい。

2)ステータス異常の1つ。キャラクターがアンデッド化し、HPが0になったり、
回復魔法でダメージを受けたり、プレイヤーが操作できなくなったり、勝手に同士討ちをし始めたりする。
また、この状態になると多くの場合、キャラの色が黒みがかってグロテスクになる。
効果も凶悪だが、むしろプレイヤーの精神的ショックの方が大きいかもしれない。

追記:元ネタはキューバ周辺に古くからある宗教、ブードゥー教の呪術師が術を用いて蘇らせた死体のこと。
重罪を犯した人間は罰としてゾンビにされ、奴隷として働かされた。
実際には生きた人間を薬物で仮死状態にし、記憶を消すことでゾンビにするらしい。

☆関連語☆
アンデッド 変身系ステータス異常 ドラゴンゾンビ


●たいとる-うり【タイトル売り】
人気の高い作品・シリーズの続編の製作やリメイクの際に、
前身となった作品からシステムやシナリオの方向性を大幅に変更して発売すること。
タイトルから判断して、前作と同じようなゲームシステムや面白さを期待して買うのは危険。
ただし、前作とは別の面白さを発見して満足することもあるので必ずしもつまらないとは限らない。
とはいえ前作・シリーズのファンから見れば、自分たちに対する裏切り行為に思えるため、
その作品のアンチが増えることはまず避けられない。
作品単体の面白さではなく、前作・シリーズのネームバリューに頼った商法であり、
企画・開発側がやや卑怯に思えてしまうのもアンチが増える要因か。

☆関連語☆
続編 リメイク


●ちゅうごく-じん【中国人】
中華的な名前を持つキャラの総称。(音読みの漢字数文字で表せる名前、「ン」及び「イ」が多い。)
武道家や道士(妖術使いなど)といった、中華色の強い職業に付いていることが多い。
服装も武道着やチャイナドレスといった中国風のものが一般的。
赤塚不二夫の漫画などの影響か、「〜アル」という語尾が特徴的なネタキャラという印象が強いが、
現在ではそんなレトロな中国人イメージそのまんまのキャラはそれほど多くない。

例)サガフロのフェイオン&メイレン、アンサガのクン=ミン、サモンナイトシリーズのメイメイ
FF4のヤン、LIVE A LIVE功夫編の登場人物、ロマサガ3のバイメイニャンなど


●ているず-おぶ-りばーす【テイルズオブリバース】
ナムコが送るテイルズシリーズの六作目。通称TOR。
主人公ヴェイグがやたらとヒロインであるクレアの名を叫ぶゲームとして有名。
非戦闘キャラがイベントで同行する事があるのも特徴。

2部構成で、ヒューマ(人間)とガジュマ(獣人間)の2種族間の対立と和解がストーリーの中心であるが、
対立の原因も1部のボス→元々ヒトが持っていた差別意識→最後にポッと出てくるラスボスと二転三転して
話の焦点が定まらず、主人公達の行動は基本的に起こってしまった事態に対する対処療法的な
お使いイベントばかりなので話の流れが単調、EDも唐突なお涙頂戴エンドで、ストーリーを求めていた層からの反発は大きかった。
ただ、ヒロインの演説や浜辺の殴り合いなど、一部のイベントは好評。

一方、戦闘システムはD2と並んで評判が良く、
シリーズ初の3ラインの戦闘フィールドにより優位な位置を取って敵をまとめて攻撃する爽快感は抜群で、
フォルスキューブによる特技・導術のカスタマイズ、錬術、陣術、陣形、武具の強化など、複雑ながら完成度は高い。
またD2で批判された命中率を撤廃してモンスターの防御条件を明文化したのでプレイヤーの腕が戦況に反映されやすい。

「シナリオは駄目だけど、システムは面白い」というRPGの代表例。

☆関連語☆
テイルズシリーズ テイルズオブデスティニー2


●です【デス】
1)敵が使うと味方が100%死ぬ魔法。
味方が使うとなんだかんだいって失敗する魔法。

2)ロマサガ1及びミンサガに登場する神々の一柱で、冥府を支配する王。
三邪神の長兄にして、ラスボスであるサルーインの兄でもあるが、
基本的に中立の立場にあり、こちらから戦いを挑まなければ無害な存在。
それどころか、こちらのLPと引き換えに死亡した仲間を蘇らせてくれたり、
最強クラスの装備である「死の剣」や「死の鎧」をLPと交換してくれる。
また場合によってはサルーインの居場所を教えてくれることもあるため、むしろ良い神である。
加えてキャラデザインや言動に威厳があり、ラスボス以上の(真猿除く)戦闘力を有するため、
プレイヤーの間ではこのゲームの神々の中で最も信仰したい神との声もある。
ただし、マルディアス(ロマサガ1の世界)では一部地域を除いてあまり信仰されていないようだ。(彼を祀る神殿がない)

SFC版ではまだLPという概念がなかったので
パーティキャラの命と引き換えに死の剣、死の鎧をくれる。
死亡したキャラを蘇えらせる場合は主人公の最大HPと引き換えになる。
これを利用すると主人公のHPをバグらせて万単位にすることも可能。

戦闘グラフィックは従来の"死神"のイメージそっくりそのままだが
手にしているものは大鎌ではなく長めの杖である。
デスハンドで1人ずつ確実にこちらのパーティを倒してくるので
短期決戦を心がけないと危険。
倒すと背後にある宝箱の中身を奪えるが、
画面を切り替えると何事もなかったかのように復活している

☆関連語☆
冥王 サルーイン ロマンシングサガ LP 神 隠しボス


●どらっぐ-おん-どらぐーん【ドラッグオンドラグーン】
スクウェアエニックスから発売されたARPG。略称はDOD。
タイトル通り主人公がドラグーン(竜騎士)であり、竜を使ったアクションが特徴。
普段は主人公を操作して、地上に展開する帝国軍を打ち倒すアクション戦闘を行うが、
竜を呼び出すことにより、空中戦や空中からの地上攻撃が可能になる。
多少操作性に難があり難易度も高めだが、これらの戦闘はなかなか爽快感がある。
しかし空中戦はSEGAの名作STGパンツァードラグーンに、
地上戦はコーエーの真・三國無双シリーズに酷似しているという声もある。
また、シナリオや世界観はかなり暗めで、狂気や電波を抱いた人物が続々登場し、
高いグラフィック力を駆使した鬱演出も相まって、やや人を選ぶ傾向がある。
なお、続編として『ドラッグオンドラグーン2 封印の紅、背徳の黒』が発売されている。

このゲームを語るときに外せないのは、五つあるマルチエンディング。
マルチエンディングにも関わらず、ハッピーエンドが存在せず、
誰かが死んだり殺されたり、世界が絶望的な状況に立たされたりと鬱になりそうなものばかり。
そして最後のエンディング(通称新宿ED)に至っては究極的に理不尽な展開となっている。
(詳細は新宿EDの項目を参照)

☆関連語☆
鬱ゲー 契約 君は…いい匂いがする 新宿 新宿ED


●ばうんさー【バウンサー】
スクウェアがPS2ソフトとして出した、自称「ロールプレイング・アクションゲーム」。
イースシリーズなどは「アクション・ロールプレイングゲーム」なのでお間違えのないように。
その内容はバリバリの3D格闘ゲームであり、RPG要素といえるのはマルチシナリオぐらいである。
スクウェアらしくムービー部分が凝っており、派手なアクションや演出がウリ。
エンディングテーマに有名アーティスト野田麗子さんを起用していたり、若本御大を始め豪華声優陣揃い。
「インディペンデンス・デイ」、「ダイハード2」、「ビッグ・リボウスキ」などの映画のパロディが入っているので、
それらの作品のファンなら買う価値あり。
しかし格闘ゲームとしてはバランスが悪い・・・というか、従来の格闘ゲームには程遠い出来。

☆関連語☆
ファンなら買い、若本規夫


●ぱらでぃん【パラディン】
優れた剣技と聖なる魔法を扱う、神の加護を得た騎士。聖騎士、聖戦士、聖堂騎士ともいう。
元ネタはローランの歌をはじめとする中世ヨーロッパの騎士道物語からで、
フランク王国のカール大帝配下の主だった十二人の勇士のことをいう。
また、その語源となった「palatine」という言葉は宮殿の守護者という意味である。
後にTRPGで「神に仕え奇跡の力をふるう騎士」にパラディンという言葉が当てられ、
現在のような騎士の力と僧侶の技能を併せ持つ戦士、もしくは上級の騎士という意味になった。

☆関連語☆
聖騎士 聖戦士 騎士


●ひかり-の-けん【光の剣】
国産RPGにおいて中盤くらいに登場する剣。
特徴としては概して以下の通り。
・軽量で素早い攻撃が可能なため、軽戦士の武器として登場する事が多い。、
・大剣には及ばぬものの登場時においては相当の攻撃力を所持。
・道具として使えば幻惑効果もしくは微回復効果を持つ。
ドラゴンクエストUの「ひかりのつるぎ」が初出。
ライトセーバーのようなイメージで登場するものと、普通の刀剣だが刀身が発光しているものの二種類がある。
RPGにおいて道具やないし宝箱からこれが登場すると
「よく頑張りましたね、やっと全体の半分ですよ」という開発スタッフからのメッセージと思ってもらっていい。

追記:FCのナイトガンダム物語2では最強の武器として登場。


●ひげ【ヒゲ】
FFシリーズの産みの親・坂口博信氏もしくはエンターブレイン社長・浜村弘一氏の通称。
ちなみにヒゲヒゲ団はコナミが商標登録している。


●ひとしこのみ【ひとしこのみ】
DQ5(SFC版)の裏技。
主人公に「ひのきのぼう」「とがったホネ」「しあわせのぼうし」「こんぼう」「のこぎりがたな」「みかわしのふく」
の順に持たせた状態で戦闘すると、味方の攻撃が全て会心の一撃になり、
戦闘終了後仲間になる可能性があるモンスターが必ず仲間になる(レベルが低すぎるとダメ)という裏技。
持たせるアイテムの頭文字を取って「ひとしこのみ」と呼ばれている。
おそらくデバッグ用に用意されたもので、ここ2、3年前、あるサイトで明らかになった。
PS2版ではこの裏技はできないと言われているが、データ内には同様の状態にする方法が存在するらしい。
ただ、何をすればその状態になることができるのかはまだ判明していない。暇な人は探してみて。


●びよんど-ざ-びよんど【ビヨンドザビヨンド】
正式名称は「ビヨンド・ザ・ビヨンド〜遙かなるカナーンへ」。通称ビヨビヨ。
ソニーがプレイステーションの発売1周年を記念して発売したRPG。
キャラデザに人気漫画家の柴田亜美氏を起用しており、パッケージ絵はなかなか格好いいが、
肝心のゲーム中の絵には全く反映されていない。
ボタンを連打するとクリティカル率が上がるなどのシステムを起用したのと、かなり高めのエンカウント率のせいで、
プレイ中はほぼ常にボタン連打していなければならず、常人の指では絶えられないケースが発生。
画面スクロール時にガタガタ揺れるのを見ていると気持ち悪くなる等、ゲームとしての欠陥も搭載。
初回ロットだけで70万本も製作されており、当事クソゲーと評されていたアーク・ザ・ラッドと一緒にワゴンセールされることになる。
間違いなく「PSのRPGに良いものナシ」のイメージを付けたソフトの1つ。
アーク・ザ・ラッド問題によるプレステRPG低迷時期に追い討ちをかける作品となってしまい、
プラットホームをプレステからセガサターンに変えると宣言する会社も出てきてしまった。

☆関連語☆
アーク・ザ・ラッド


●ふぁいあー-えむぶれむ-しりーず【ファイアーエムブレムシリーズ】
任天堂・インテリジェントシステムズより発売されているSRPG。略称は「FE」か「エムブレム」。
シンプルなシステムと、手強い難易度・戦略性、絶妙なゲームバランスのお陰で、
安定して(SRPGの中では)高い人気を得ている。
2006年11月現在、FCで2作、SFCで3作、GBAで3作、GCで1作が出ている。
一時期は裁判沙汰になったりと大変だったシリーズであるが、
最近は、売り上げが徐々に伸びていったり、10作目「暁の女神」がWiiで発売予定だったりと、
少しずつ全盛期の勢いを取り戻しているシリーズでもある。
余談だが、タクティクスオウガやFFTを作った松野泰己氏は、このシリーズのファンらしい。

ちなみに正式名称は「ファイアーエムブレム」。
「ファイヤー」「エンブレム」などの誤字を使うと、間違いなく叩かれたり指摘されたりするので注意。
何故「エムブレム」かというと、名付け親の加賀氏が、ドイツ好きだからとか。


●ふぁいなるふぁんたじー-つー【ファイナルファンタジー2】
良くも悪くも、色んな意味で究極の幻想。その名の通り、FFシリーズの2作目なのだが、経験値、レベルなどの概念がないため
他のFFシリーズとはシステムが大きく異なる。ゆえにプレイヤーによって好き嫌いが大きく分かれる作品である。
シナリオは、故郷を悪の帝国軍に侵略されたが何とか生き延びた主人公が、何人もの仲間との死別を乗り越えて
最終的には帝国軍を倒す、というシリアスな話なのだが、何かとネタが多い。(各関連語参照)

なお、GBA版では本編で死んでしまったキャラを扱うことができるサブストーリーがある。
ダンジョンはコピペだが、サブキャラを鍛えてなければなかなか歯ごたえがあってダンジョン攻略を楽しめ、
サブキャラの遺した人たちへの思いを垣間見ることができたり、ラスボスのシンクロニシティがあったりで
ファンならばなかなか楽しめる一品である。

☆関連語☆
フリオニール、ミンウ、アルテマ、のばら、皇帝、ウボァー


●ふぁいなる-ふぁんたじー-すりー【ファイナルファンタジー3】
FFシリーズ3作目。略称「FF3」。
WIZやDQの転職システムをさらに発展させた「ジョブチェンジ」が大好評。
中には弱いジョブや使い道が謎のジョブもあるが、それがまた味なのかも知れない。
ストーリーや演出、音楽、システムの評判がかなり良く、シリーズ最高傑作という声も多い。
下手すると1時間迷う大海原、特定のジョブを用意しないと非常に苦戦するモンスターやキャラ、
ありえない速度で飛び回る飛空艇ノーチラスに、やたら長いラストダンジョン、不思議なバグなど、
とにかくあらゆる部分において、話題が尽きない作品でもある。

そして発売から16年たった2006年の夏、NDSでリメイク。
原作のスタッフと、原作のファンが作った「新しいFF3」は、最初の反応はイマイチだったものの、
発売後は非常に好評。初週で50万以上売り上げ、最終的には90〜100万弱ほど売れているようだ。


●ふぁいなる-ふぁんたじー-ふぁいぶ【ファイナルファンタジーV】
FFシリーズ5作目。SFCで発売されたが後にPS・GBAにも移植された。
SFC版でのオメガ・しんりゅうの存在は、DQ5のエスタークとともにラスボスよりも強い敵の先駆けとなった。
PS版ではオープニングやエンディングでムービーが追加されており、バランスはSFCと同じ。
GBA版では新ジョブ、隠しダンジョンが追加され、細かい点でバランスが修正されている。

音楽に関してはそれなりに良い曲もあるのだが、優れているという声は少ない。
PSやGBAはSFCと違う音源を使っているため、全ての音が再生されず音質面で劣る始末である。
ストーリーは単純に言えば悪の魔道士の復活を阻止しようとしたものの復活してしまい、そして倒す、
とある意味よくあるパターンで、これもあまり良い評価は得ていない。
こう書いてみるとあまり出来がよくない作品に見えるが、FF5の良さはそこではなく、システム面である。

FF3にあったジョブチェンジのシステムを更に発展させ、各ジョブで覚えた「アビリティ」を
他のジョブでセットすることができるというシステムが好評を博す。
アビリティを駆使すればレベルをそれほど上げることなくクリアできるため、
レベル一桁でクリアや主人公一人でクリアなど、FFの中でも最もやりこみが盛んな作品である。
そのためコアなファンは多いが、一度普通にクリアして終わりという人も多いという、人を選ぶ面もある。

☆関連語☆
エクスカリパー エクスデス オメガ カメェェェッー! ギルガメ ギルガメッシュ
薬士バグ 次元のはざま ジョブチェンジ ストーカー チキンナイフ ツインランサー
バッツ=クラウザー ビッグブリッヂの死闘 ブレイブブレイド モアイ像


●ふたご【双子】
1)一卵性、もしくは二卵性の兄弟。

2)RPGでは大体の場合、世界を救うほどの力を持っていたり、
兄弟で互いに殺しあうなどの悲惨な運命を背負っていたりする。
また諸事情で生き別れになり、あるきっかけで再会したりもする。
更に、双子という点を活用して協力技を発動したりできる。

☆代表例☆
DQ5…息子(レックス)と娘(タバサ)
FF4…パロムとポロム
サガフロンティア1…ブルーとルージュ
FE聖戦の系譜…ユリウスとユリア
幻想水滸伝…ササライとルック
MOTHER3…クラウスとリュカ


●ぶんかつ-がた-ぼす【分割型ボス】
攻撃ターゲットがいくつかのパーツに分かれているボス。
パーツとして多く登場するのは、右腕や左腕、頭部、目、コアに触手など。
大抵この手のボスは本体以外のパーツを破壊すると手数が減って
弱体化する傾向があるため、本体強化かパーツ再生でその弱点を補う場合が多い。
大抵の場合、本体さえ倒せば他パーツが残っていても勝利扱いになるため、
再生する可能性のある他パーツは無理に攻撃せず、本体を集中攻撃するのがセオリー。
だが稀に本体倒しても他のパーツが生きている限り戦闘終了しない場合もある上、
一部のパーツを残しておくと後々強力な専用技で一気に追い込まれてしまう事もある。
かと思えば逆にパーツを全滅させることで攻撃が激化してしまう場合もあるため、
結局他パーツを破壊するか否かはその場の状況に合わせて判断するのがベスト。

追記:WA2では多くのボスがこれにあたるが、パーツにも経験値とお金が付いているので、パーツから倒すのがベスト。

☆関連語☆
右腕・左腕


●まかいせんき-でぃすがいあ【魔界戦記ディスガイア】
日本一ソフトウェアの名を一躍有名にしたSRPG。
ストーリーは、主人公のラハールが群雄割拠の乱世となった魔界の統一を目指すというもので、
バカゲーテイストのシナリオ・台詞回しや、個性の際立ったキャラクターたち、
複雑すぎず単調すぎないSRPG初心者向けのゲームシステム、やりこみの多さなどが人気を呼んだ。

やりこみ要素は凄まじく、キャラのレベルだけ取っても9999まで上がり、
その他にもアイテムの鍛錬や武器習熟度の上昇、職業の制覇、技や魔法の完全習得、
隠しダンジョン・隠しボスも豊富な上に難易度も20段階まで調整できる。
以来、日本一ソフトウェアのSRPGは膨大なやりこみ要素の数々を取り揃えるようになった。
兎にも角にもこのゲームを語る際にはやりこみばかりが話題になるが、
商店の品物や難易度などの是非を議会で決める暗黒議会制度や
地形の特性を変化させるジオパネルなど良質なシステムも幾つか搭載している。

ただバカゲー特有のノリや、細かい部分を気にしないストーリーが嫌いな人には不評気味。
なお2006年2月に、続編として魔界戦記ディスガイア2が発売されている。

☆関連語☆
日本一ソフトウェア アチャ子 馬のチンチン 中ボス プリニー 超魔王バール


●めだろっと【メダロット】
コミックボンボンとのタイアップによって作られたRPG。 2006年現在9作品出ている。(アクション、カードは除く)
原作はほるまりん、開発はナツメ、発売はイマジニア。
時は近未来。メダロットというお友達ロボットがいて、それらを戦わせる競技「ロボトル」が流行する世界。
一方でメダロットを悪用する「ロボロボ団」(またはそれに代わる集団)が存在し、
主人公がメダロットを操り、ロボトルで撃退していく…のがおおまかなシリーズ共通のストーリー。
メダロットは「頭・右腕・左腕・脚部」のパーツと人間の頭脳に相当する「メダル」で構成され、
組み替えることが出来、最大9体(作品によって異なる)まで所持することが出来る。
ロボトルについては、最大3体によるチームバトルで行われ、
敵チームのリーダーメダロットの頭部パーツを破壊することで勝ち負けを決め、
勝った方が負けたほうからメダロットのパーツを奪い取ることが出来る、というルールである。
さまざまなモチーフのあるメダロットのデザイン、カスタマイズの豊富さによる戦闘のバリエーション、
個性的なキャラクター、子供向けでありながらも細かい世界設定、漫画・アニメ等のメディアミックスによって、
ポケモンを代表とする「収集・育成・対戦」ゲームの中では、結構ヒットした。
しかし約80万本を売り上げた「メダロット2」以降、売り上げは徐々に減少し、
ファンの間では黒歴史扱いとなっている「真型メダロット」を最後に新作は出ていない。
2chの携帯ゲーソフト板内にある「メダロットを語るスレ」では、
早く新作が出ないものかと、待ち続ける人々がいる。

☆関連語☆
ロボロボ団


●やく-づけ/くすり‐づけ【薬漬け】
自キャラのステータスを上昇させるアイテムを一人のキャラクターに一度に大量使用すること。
またはその状態。

☆使用例☆
うわ、このキャラ「素早さ」高っ!____じゃん。


●ようせい-さん【妖精さん】
1)眠らず休まず十数時間テレビと向き合い続けたプレイヤーに訪れる奇跡の出逢い。
彼らの姿を見かけたら、それはあなたが危険域に達しているという事です。
目と体はお大事に。

2)ブレスオブファイアシリーズに登場するキャラクター。
長い髪&素っ裸で幼い外見をしているが、見た目に反して口は辛辣で、いたずらも好きだったりする。
更に菜食家と思いきや実は肉食だったりと、なかなか逞しい。
「〜だよう」が口癖。
主人公たちは彼らが生活する共同体の発展に手を貸す代わりに、
妖精さんたちは店を開いたり、お宝を探し出したり、傭兵として戦闘に参加したりと
様々な面で主人公の旅をサポートしてくれる。
ちなみに共同体を放置して食料を枯渇させると死亡するので注意。

☆関連語☆
ブレスオブファイア


●らいぶ-あ-らいぶ【LIVE A LIVE】
SFC後期にスクウェアが発売したRPG。
物語は原始、幕末、功夫、西部、現代、近未来、SFの各編と
ルクレチアの剣士オルステッドが、人々に裏切られ魔王になっていく過程を描いた中世編、
それぞれの編の主人公達が一堂に会して、魔王と化したオルステッドと戦う最終編で構成されている。
各編のシナリオはどれも1〜2時間あれば十分クリアできる程度の長さだが、
いずれも濃厚な世界観を持っており、キャラクターの個性も際立っている。
また各編ごとにゲームシステムが少しづつ変わっており、
戦闘もそれなりに戦略性が伴うため、なかなか飽きない。
更に中世編の「あの世で俺にわび続けろ!!」や近未来編の「なあ……そうだろ松ッ!!」
を始めとして名エピソードやネタ性にも事欠かない。下村陽子氏による音楽も秀逸である。
そのため発売から十年以上を経た現在でも、名作として語り継がれている作品。

追記:元々コロコロコミックの企画で製作されたゲームであるため、
キャラクターデザイナーは当時小学館で連載していた漫画家たちが起用されている。
(おぼっちゃまくんの小林よしのり、名探偵コナンの青山剛昌、
逆境ナインの島本和彦、ARMSの皆川亮二など今思えばなかなか豪華な顔触れである。)
ちなみにFF(Z、[、])の絵師として有名な野村哲也氏もこのゲームの製作陣の一人である。
ただし、絵師としてのキャストではなく「土佐弁監修」(高知出身)。

☆関連語☆
オルステッド アリシア ストレイボウ あの世で俺にわび続けろ 
魔王オディオ 無法松 ベヒーモス 最終編 チェッカーバトルシステム


●らむう【ラムウ】
FFシリーズ伝統の雷の召喚獣で「裁きの雷」で攻撃する。
…だったのはVUまで。
VVでは蛇に出番を奪われ、IXで復活するも、Xで今度は馬に出番を奪われる。
XIで再度復活(2003年4月から登場)を果たしたが、
XUでは召喚獣総入れ替えのため仲間もろとも出番を奪われた。
合わせると三度も消滅したことになる
スクエニのスタッフはお年寄りを大事にする気持ちが欠けていると思うのは気のせいだろうか?
全シリーズを通して外見は「長い顎鬚を蓄えてローブをまとった老人」で統一されており、
イフリート、シヴァと並ぶ3属性(氷、炎、雷)の一角だが、いまいちパッとしない地味な存在。
作品によっては、イベントに絡む事もある。
その場合、最初に手に入る召喚獣となるのだが…やはり地味。

元ネタは遥か昔に太平洋上に存在したとされている空想上の大陸、
ムー大陸を治めていた帝王ラ・ムーと思われる
うる星やつら・・・とはたぶん関係ない。

☆使用例☆
森羅万象の翁 汝の審判を仰ぐ! ___!

☆関連語☆
召喚獣 ムー大陸 イクシオン


●ろうや【牢屋】
どんなに品行方正で潔白な主人公でも、RPGでは政敵の陰謀などで
何故か一度はぶち込まれる羽目になるところ。大作ほどその傾向は強い。
脱出手段としては、@下手な芝居を打って牢番をだまくらかす
A味方、もしくは敵側の人間が鍵を開けてくれるB自力で破壊などがある。

追記:なお牢屋に入れられる時間は作品ごとに異なり、
一日(普通のRPG)
一ヶ月(ドラゴンクエスト[・煉獄島)
三ヶ月(グローランサーW・強制収用所)
十年間(ドラゴンクエストX・邪神殿建設現場)
・・・などなど千差万別。そして最長は・・・
十三年間(西風の狂詩曲・硫黄鉱山)
ではないだろうか。

追記2:ほとんどの作品の場合、
収監されることの悲壮感はなく、
むしろ主人公たちの打ち明け話大会の場になりやすい。
あと、収監されている間、主人公たちが風呂とトイレを
どのようにしているのかは一切描写されないのが普通。


●わいるど-あーむず-せかんど-いぐにっしょん【WILD ARMS 2nd IGNITION】
SCEのRPG、ワイルドアームズシリーズの第二弾。
物語の舞台は1と同じくファルガイアだが、完全に別の世界となっており、
ファンタジー色の強い前作と比べて、今作では機械と魔法が混在する独特な世界観に仕上がっている。
システム面では新たにエンカウントキャンセルや視点の回転が取り入れられた。

主人公が変身ヒーロー、ウルトラマンを意識したボスデモ、ストーリーのノリが戦隊もの、
まんま怪獣なモンスター、といった特撮ものの要素がこれでもかというほど詰め込まれている。
これらの要素はゲームデザイナーの金子彰史氏の趣味が強く影響している模様。
攻略本によると、モンスターは『なるたけ中に人が入れるように描いたつもりなんだけどね。着ぐるみ風に。』(談・モンスターデザイン担当)らしい。
これだけ聞くとまた作者オナニー全開のクソゲーかぁ? と思う人もいるだろうが、
「英雄とは何か」を問う深いテーマや、馬鹿一満載の熱いシナリオ、濃いキャラクターたち、
ハイクオリティなオープニングデモなどが好評を博し、WAシリーズ最高傑作という声も多い。

☆関連語☆
WILD ARMS トカ&ゲー ロードブレイザー WILD ARMS2のボスデモ 金子彰史
どんなときでもひとりじゃない


●わかもと-のりお【若本規夫】
声優。渋さと鋭さを併せ持つ独特な声質と、緩急と抑揚の激しい演技が特徴。
それ故に悪役やネタキャラを演じることが多い。
一般的にはドラゴンボールのセルや、サザエさんの穴子さんの中の人として有名だが、
RPGではVPのジェイクリーナス、TOD2のバルバトスをはじめ、
KH2のゼムナス、グランディアのバール、FF]Uのアルシド=マルガラス、
ディスガイア2のゼノン、WAFのジークフリード、WA4のガウン
などが彼によって演じられている。(もっといるが省略。)
その渋い声とぶっ飛んだ演技に惹かれる者は(引かれる者も)多く、少なからず信者が存在する。

☆関連語☆
穴子 バルバトス=ゲーティア ガウン アルシド=アナゴラス


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