●けある【ケアル】
PCエンジンのRPG「天使の詩」の主人公。
彼の特徴はそのFFの回復魔法みたいな名前とものすごい人の良い性格と
そして、あまりにも不幸な境遇にある。
特にその不幸さはRPGの主人公の中でもトップレベルである。以下、ネタバレ。
幼馴染のクレアと結婚して新婚旅行にでかけるというトップクラスにハッピーな旅立ちだったのだが
魔物にクレアをさらわれてしまったことから、あっという間に苦難の魔物退治に旅に早変わり。
なんとかクレアを助け出したと思ったら実は天上人の王女だったというクレアの都合で
今度は魔物のボスである覇王ルキフェルを退治する旅につきあわさせられることに。
その後、覇王ルキフェルを倒してやっとゆっくり新婚生活をと思いきや、
クレアは自分の命とひきかえに覇王ルキフェルを封印して居なくなってしまう。
そこへやってきたクレアの母マリアがクレアを復活させてくれたのだけれど、
あろうことかマリアはクレアを天上界に連れてかえってしまう……。
結局、クレアを助けるために旅に出たはずのケアルは一人で地上に取り残されることに。
あのエンディングでケアルが見せた苦悩に満ちた表情はオープニングの幸せ絶頂の笑顔からは
想像もできないぐらい悲惨なものであった。
ついでに、おまけのもし世界は平和だったらという内容のミニドラマでも
結局、ぶくぶく太ったオバタリアン化した嫁の尻に敷かれまくるとやっぱり不幸だし。
さらに続編じゃ不死の呪いをかけられて死ねないまま=クレアに会えないままだわ
キャラデザが冨士宏から結城信輝になったせいで別人になってるわで、やっぱり不幸。
なにより、名前がFFシリーズの回復魔法みたいだというのが不幸。
追記:2のその後が描かれたSFC版では天上界でクレアと結ばれ子供まで生まれている。
●けいかく【計画】
1)RPGにおいて、攻略、やり込み、キャラ育成する際に必要とされるもの。
これを緻密に行わないとクリア出来ないソフトも存在する。
例えば、
・レベル〇まで上げて〇〇の魔法を覚えてからボスに挑む。
・このアイテム、武具は一つしか入手不可だからああしよう、こうしよう。
・このイベントを終わらせて…次はあのイベント、このイベントを終わらせて…。
・このジョブをマスターしたら、次はこのジョブにチェンジさせる。
という風に、頭の中で描かれる。
少しでもコレが失敗した場合、妥協できるラインの失敗ならリセットなどで済むが、
今までの全てが無駄になる場合は再プレイしなければならない可能性も。
2)敵味方なくするもの。成功率は五分五分くらい。
イベント上で、警備が厳重な敵軍の城などに乗り込む際に行われたり、
魔王が世界を乗っ取る時にしたりする。
☆よくあるパターン☆
「よしっ!__通り、無事に潜入に成功したぞ!さあ!あとはアイツを倒すだけだ!」
↓
ボスの部屋へ
↓
「フハハ…愚かな。貴様らの__は想定内だ!」
↓
「な、何っ!」
↓
「ファファファ…しねい!」
↓
戦闘へ。
●けいけんち【経験値、EXP】
モンスターを倒すとGと共に手に入る。
この経験値が一定量たまるとレベルアップつまり成長できる。
モンスター一体の持つ経験値は、大概その強さと比例する。
稀に、イベントなどで戦闘をしなくても経験値が手に入ること有り。
☆使用例☆
モンスターのむれをたおした!65の_______と450Gをてにいれた!
●けいけんち-ぜろ-の-てき【経験値0の敵】
1) ラスボスは倒した後エンディングだけで意味がないので経験値をくれないことが多い。
戦闘後にいつも入るはずの経験値取得メッセージが出ないのはラスボスを倒したんだなあと実感する瞬間。
2) 最近は中ボスやストーリー上不可避な戦闘の敵は経験値0にされていることがある。
低レベル攻略のためらしいが、そのために強敵の経験値を無くすのは何か違う気がしてならない。
金はくれることが多いので、なんか金のために倒したみたいな気分にもなる。
3) たまーに経験値くれない雑魚もいることがある。金だけ落としてくれる場合は低レベル攻略時の絶好の稼ぎ場になるが、
こういう敵は大体設定ミスやボツ敵の誤出現なので経験値も金も0でドロップもなかったりする。さっさと逃げよう。
●けいけんち-どめ【経験値止め】
最もお手軽なバランス調整法の一つ。
例えば
レベル8:必要経験値500
レベル9:必要経験値900
レベル10:必要経験値1500
↓
レベル11:必要経験値3000
という風に一気に倍にし、レベル上げを止めさせる(それでもやる人はやるだろうが)
他にもある程度レベルが上がると弱いモンスターを倒しても貰える経験値が少なくなったり、レベルが上がらなくなるRPGもある。
☆関連語☆
経験値、レベル上げ、ゲームバランス
●けいけんち-を-もらわない-たおしかた【経験値をもらわない倒し方】
通常倒すと経験値をもらう敵でも特定の方法で倒す(いなくする)と経験値がもらえないシステムを採用していることがある。
特に経験値以外のもの(金が通常だが経験値以外のキャラクター成長ポイントがあるものについてはそれ)は
もらえる場合がある(DQ3のバシルーラ、FF5のとらえる等)
このシステムを利用して「レベルは低いのに桁違いに強いキャラ」が存在する場合があり、
この場合、低レベルクリアの目標レベルは低下し、ボスの経験値が0の場合など初期レベルでの
クリアが可能(といっても手間と時間はかなり消費するが)になる場合がある
そのため、低レベルクリアのときにこのような行為を封印して挑むといった難易度をさらにあげることもまま見られる。
参考:低レベルクリア、経験値0の敵、封印
●けいけんち-○ばい【経験値○倍】
装備や特殊能力によって付加される能力。
基本的には経験値2倍であろう。一気にレベルが上がりやすくなる。
ただどちらかと言うと後半でないと取得できない事が多い。
また実質戦闘能力的な効果ではないため装備欄などをさくのは気が引ける…
ということも。中には経験値が上がるが常にハンデを背負う事に…といった
ものもある。
ちなみに対義として能力が上がる分経験値半分とか無しとかの要素を持つものもある。
ついでにTOSには二週目特典に経験値10倍というのがある。
●けいさつ【警察】
治安維持のために犯罪を予防し取り締まる公務員及び国家機関。
RPGでは近現代を舞台にした物語に登場する。
軍隊と違って悪事を働いているケースは少ないが、兵装や武力が貧弱であまり役に立たないことが多い。
警察出身の仲間キャラも、軍隊出身のそれと比べると少ない。
果たして今後日の目を見られることがあるのだろうか?
☆警察が登場するRPG☆
MOTHERシリーズ、サガフロンティア、ポケットモンスターシリーズ
☆関連語☆
ヒューズ 軍隊
●けい-せんし【軽戦士】
白兵戦向きのキャラクターの内、比較的軽装のキャラクターを指す。
一般的な特徴として、
・装備は短剣、爪、革鎧、胸当てといった軽量なものが中心で、
プレートアーマーのような重いものは装備できず、生粋の戦士より防御力が劣る
・攻撃力はそこそこある
・素早い
・職業が盗賊、忍者、武闘家など
例)エッジ(FF4)
●けいぞくきゃら【継続キャラ】
かつては世界を救ったりと獅子奮迅の活躍した英雄達だが、続編になると
大抵はレベルダウンし、最強技・最強呪文は使えず、最強装備も手元に無かったりする。
理由付けが説明される場合があるが、特に理由が無い場合もある。
ここでは筆者が知っている例を挙げるが、それ以外の理由も沢山あるだろう。
パターン1 新桃太郎伝説から
かつての戦いから衰えておらず、段(レベル)は本編ラストでも通用するほどで武器・術共に揃っているが、
オープニングで前回のラスボスより強い敵と戦い、その力の前に最強の武具は弾き飛ばされ、
術は封じられ、ボコボコにされ、地上に叩き落され(月で戦っていた!)、段が1まで落ちてしまう。
そこから桃太郎は這い上がることになる。
その敵とは度々遭遇し、最終戦では元のレベルとほぼ同じまで力を戻し、仲間の強力もあり勝利するが…
パターン2 ランスシリーズから
18禁PCのRPGの主人公で無限に成長し、クリア時点で世界で高いレベルと強力な武器を持っているのだが、
(余談だが、この作品では人によりレベル限界が設定されているが主人公には限界が無い)
その後、旅で手に入れた道具を売り払って自堕落な生活を送るため、レベルがダウン(それでも並の人間より数段強い)
そして、あらかたの道具を売りつくし、生活に困ったことから最低限の装備で冒険を再会し、続編が始まる。
パターン3 スパロボシリーズから
続編では前大戦で活躍したロボットは無茶のさせすぎから長期間の整備が行われていたり、
その力を恐れた連邦軍が使用を禁止させたりするため、中盤以降にならないと使用できない。
特に第三次の初期ユニットは前作最終戦からかなり弱低下している(プロトゲッターの貧弱さといったら…)
続編の敵機は前作の敵機より強いという設定で味方の弱体化が相対的に少ない場合も。
だが、第三次αでは原作で特に目立った活躍の無く、平凡な性能のSEED系のストライクダガーが、
第二次αで量産されていた量産型F91、量産型νガンダムを押しのけて主力機になるという矛盾もある。
●けいたい-あぷり【携帯アプリ】
最近の携帯電話は高性能になり、昔のRPG程度なら普通に移植できるようになった。
画面の大きさの割には画像も鮮明だったりして、高速バスの中などではちょっとした暇つぶしになる。
十年以上も昔のRPGを今の最新鋭ゲーム機に移植してもどう考えても売れそうに無いし、買う人もいないと思われるが、
携帯電話で300円くらいでちょっと遊ぶ分にはいいと思う人もいて、昔のRPGが移植されることは多い。
たまに携帯電話オリジナルRPGも出たりして、まあその辺はかなり玉石混交だが、中には力作もある。
●けいたい-やどや【携帯宿屋】
ドラゴンクエストUのストーリー序盤、MPが全くないローレシア王子にとっての薬草のこと。
余談であるが、一国の王子である息子に安物の剣のみを与え旅立たせたローレシア王は、
本当の意味での勇者と言える。
☆使用例☆
薬草は俺にとって____だな。
●げいぼるぐ【ゲイボルグ】
ケルト神話の英雄クー・フーリンが影の国の女王スカアハから授かった魔槍。
RPGにも神槍グングニルやロンギヌスの槍と並んで登場する事が多いが、
元ネタであるケルト神話でクー・フーリンが息子や親友をゲイボルグで殺していたり、
禁忌を破って半身が痺れているところをこの槍で刺殺されてしまうという曰く付きな
エピソードがあるためか、グングニルやロンギヌスに比べて若干目立たない槍にされてしまいがちである。
ゲイボルグが最も貴重で強い槍とされているRPGで有名なものはロマサガ2やFE聖戦辺りだろうか。
(関連項目)
グングニル ロンギヌス
●けいやく【契約】
1)悪魔や竜などと取引して協力してもらうこと。
基本的にはMPやアイテムを代償にボディガードになってもらったり一回限りの攻撃をしてもらう。
契約とは名ばかりで術者が一方的に使役する場合も多く、召喚された側は不満を持っており、
何かのきっかけで術者が弱った(契約が弱まった) 隙を突いて召喚された側が裏切ることもある。
神話とかだと契約=Hだったりするがさすがに一般家庭用のゲームではそんなシーンをやるのは無理なのでカットされている。
呼び出そうとしたのが邪悪で強大な悪魔だったりすると召喚した瞬間に「人間ごときが命令するな!」と逆ギレされて殺されるなんてことも。
2)DOD(1,2)では「人間として何かを失う代わりにドラゴン等と契約し力を得る」というもの。
この「人間としての何か」がバラバラでおもしろい。プレイするとその本人にとって
大切なものだったりするので納得いくのだが、ハタからみていると不平等にもほどがある。
・声
・視力
・歌
・髪
・子宮
・死
・成長
・食べること
・魅力
・快感
歌て。まあ何が一番すごいって、
2の主人公は「竜に育てられた」と言う理由で何も失わず力を手にしているのがすごい。
●げーむ-おーばー【ゲームオーバー】
1)「全滅」と同じ意味。
2)一般的にRPGなどでは戦闘における敗北・全滅や選択肢のミス等によりゲームが終了する事態を指すが、
本来は純粋にゲーム終了そのものを指す言葉であり、ゲームクリアもまたゲームオーバーの一つの形である。
(例えばアーケードの格ゲーなどではクリア時にGAMEOVERと表示される作品も多い)
RPGにおいてゲームオーバーと言えば全滅のペナルティというイメージが強いが、何故全滅すると終了なのだろうか?
パーティ全滅→主人公達が死亡→物語が進まなくなるという論理だとしても、戦闘に負けることで物語が進む場合もある。
また強引に勝利するとゲームオーバーになる場合もある事から、ゲームオーバーとはバッドエンドの一種と言えなくもない。
しかしゲームオーバーとなる展開でも物語の上では十分に進展が考えられる状況は多く、単なるバッドエンドとも言い切れない。
結局のところゲームオーバーとは製作者が用意した「作品内の展開の範囲」をプレイヤーが逸れてしまった状態と言える。
最初に入る店が武器屋でも宿屋でもゲームの展開の範囲内だが、展開上そこで必ず倒すべきはずの敵に負けることは
相手がスライムでもラスボスでも「あってはならない事態」でありゲームオーバーとなるのだ。
命の保障がある戦い(例えば練習試合)でも負けることが許されないなら敗北=ゲームオーバーであり、
展開上負けなければならない戦いでは必ず敗北しなければならない。
選択肢の場合でも同様であり、マルチエンディングの作品も「認められる展開の範囲」がある面で少し広いというだけである。
ゲームとは作品によって幅や分岐の数が違っても、極論すれば敷かれたレールの上を走るということなのだ。ちょっと虚しいかも。
●げーむ-か【ゲーム化】
漫画、小説、アニメ、映画などを元にゲームを開発すること。
RPGとなるのはバトル系、ファンタジー系が主である。
ストーリーは原作に沿って作られることもあるし、
オリジナルのストーリーであることもある。
原作の設定を生かし、一風変わったシステムが採用されたり
原作にも出てくる物品がアイテムとして登場したりもする。
ゲームとしての内容も良く原作のファンもゲーマーも楽しめれば神ゲー
ファンなら楽しめる、程度ならキャラゲー
ファンでも憤りを覚えてしまえば糞ゲー
などと言われてしまう。
特にグラフィックには細心の注意を払わなければならない。
また、あんまり神ゲー過ぎるとファンはゲームのほうを「本編」とし、
原作を「同人誌」などと呼ぶという事態に発展することも
●げーむ-しすてむ【ゲームシステム】
戦闘・成長・移動・表示・セーブ・・・等、ゲームを構成する機構の総称。
特に明確な定義があるわけでもないがRPGに限らずゲームの根幹を成す存在。
「戦闘システム」や「成長システム」という分類がなされることも多いが、
それらは程度の差こそあれ相互に関係があるため、決して独立した存在ではない。
原則的にシナリオとは別次元の概念だが余りに乖離が酷いと違和感を生むことになる。
また、同じシリーズではある程度は似たゲームシステムが用いられるが
大幅な変更や追加・削除が行われることもあるので油断できない。
新作を前にはやる気持ちは分かるが、説明書はよく読むように!
なお難易度が高いゲームは賛否両論となるのが一般的だが、その場合は肯定派がそれ相応に
ゲームシステムに適応しているのに対し、否定派はシステムを理解していない単なる初心者と
理解した上でシステムのコンセプトを批判する人が入り混じるため、互いの話が噛み合わずに
スレが荒れる事も少なくない。
肯定派が否定派を単なるヘタレと切り捨て、否定派が肯定派を狂信者呼ばわりすると末期状態。
☆関連語☆
戦闘 セーブ 難易度
●げーむ-しゅだいか【ゲーム主題歌】
FC時代、ゲームに使用される音楽はBGMやSEのみで、CMに使われる音楽もゲーム内音楽や、作風にあわせたBGMなどであった。
だが、SFC末期に発売された「テイルズオブファンタジア」のオープニングに普通の歌詞のある歌が使われ、
その後、PSのあらゆるソフトにこの傾向が現れ始めた。
初めは声優やアニメ歌手の歌が使われていたが、最近では「鬼束ちひろ」「倖田來未」を初め、普通のJポップミュージシャン達がゲーム主題歌に参戦。
ゲームを媒体としたタイアップによる、ゲーム会社の販売促進と音楽業界の販売促進。
双方の「新しい購買層の開拓」という目的が一致し、有効な手段としてよく用いられるようになった。
この手法はもはや常識となったと言っても過言ではない。
RPGではないが、サクラ大戦など、あらかじめ歌や主題歌をゲームに上手く組み込んだり(アニメのOP風)、
DDRのように歌自身をゲームにするなど、ハードの進化とともに音楽の扱われようも幅広くなった。
●げーむ-でざいなー【ゲームデザイナー】
ゲームをデザインする人のこと。
一般人にとっては曖昧なイメージの言葉で、広義に用いられる。
一時期は飯野賢治の働きによって、
「なんかうさんくさい職業」という偏見が一般人に刷り込まれたりもしたが、
それがあながち間違いでないのか、本当に偏見なのかは、
ゲーム業界の外にいる人間にとっては定かでない事である。
広告屋や放送作家などから転向するケースが多いらしい。
有名なところを挙げるとすれば
DQの堀井雄二(テキストの暖かみが特色)
FFの坂口博信(ガイア理論を好む)
マリオの宮本茂(任天堂の顔)
天外の広井王子(サクラ対戦も手がけている)
MOTHERの糸井重里(本職はコピーライター)、
桝田省治(えげつない)あたりか。
作品そのものでなく、こちらの方につく信者&アンチも多い。
●げーむ-と-えいが-の-ゆうごう【ゲームと映画の融合】
FFが目指す最高目標。
ゲーマーとの著しい価値観の食い違い。
これにより、ゲーム製作者は映像美に重点を置くようになり、
数多くの信者とアンチを生み出した。
●げーむ-は-いちにち-いちじかん【ゲームは一日一時間】
かの有名な16連射の高橋名人のお言葉。
だが、クリアするのに多大な時間が要するRPGにおいて、
一日一時間では、クリアするのはいつになることかは保障はできない。
また、大作RPGでは長いダンジョン、
さいては会話イベントだけでも1時間軽く越えることも少なくない。
特にFF3やゼノ○○○はこの言葉を律儀に守れば
クリアは到底不可能であろう・・・。
●げーむはいちにち(さいてい)いちじかんっ!【ゲームは一日(最低)一時間ッ!】
WA4に登場するゲームマニア、ランドの台詞。
ゲーマーの基本。
●げーむ-はいってないんだけど【ゲーム入ってないんだけど】
イリスのアトリエ・エターナルマナ2発売時に起こった事件。
公式サイトの通販でサントラ付セットを購入したプレイヤーの一部から
ゲームディスクが入っていない、箱が潰れている、
サントラのリストが無理やり折って押し込まれているなどの報告が上がった。
公式サイトでの謝罪にも当初、不適切とも取れる文章が用いられたこともあり
苦情が相次いだ模様。
ゲーム内容そのものはそう悪くなかったものの
2ちゃん本スレは一時不穏な空気に包まれた。
●げーむ-ばらんす【ゲームバランス】
1)音楽シナリオ画像以外のゲームのおもしろさのこと。
人によってはシナリオを含む。
2)難しいゲームは難しすぎてゲームバランスがおかしいとか(洋RPGetc
ぬるいゲームはぬるすぎてゲームバランスがおかしいとか(FF系RPGetc
クソいゲームはクソすぎてゲームバランスがおかしいとか(アンサガ、里見の謎etc
ゲームを進める上での難易度とか適当に使われてる用語。結局そのプレイヤーに合うかどうかだろう。
●げーむ-ひひょう【ゲーム批評】
マイクロマガジン社から出版されている、文字通りゲームを批評することがメインの雑誌。
ゲームの広告を載せない方針だったり、新作ソフトの情報を貰う必要が無かったりとゲーム会社への依存が薄く、
割と言いたいことが言えるため批評内容は辛口傾向。
時々読者の言いたかったことをズバッと言ってくれるのでちょっとスッキリする。
ただ、一つのソフトに対する批評が1〜2ページなせいか、
肝心なところを一言二言程度で済ませてしまうことも多々ある。
批評内容に共感するかしないかは読者次第だが、
しっかりプレイしてから批評するためファミ通等のゲーム雑誌に載っているレビューよりは的確であろうと思われる。
しかし新作の批評が載るのは発売から約二ヵ月後で、新作ソフト購入の参考としては使いにくい。
どちらかと言うとクリア後に読む雑誌。
●げーむ-ぶっく【ゲームブック】
TRPGのゲームマスターやCRPGのCPUの役目を手軽で携行可能な本に押し付けたもの。
Ian LivingstoneとSteve Jackson(英)が著した
"The Warlock of Firetop Mountain"(邦題:火吹山の魔法使い/故・社会思想社刊/絶版)が初のゲームブックである。
内容は一般的には行動を選択できる小説の形を取る。
本文は多くの番号を振った項目(パラグラフ)にわかれていて、読者はそれを順番に読み進めるのではなく、
文中の指示に従い(例:243へ行け)、もしくは行動を選択して(例:剣で切りつけるなら34へ、剣を自分に刺すなら14へ)、
パラグラフ間を飛んで読み進める形になる。
日本でも一時ブームになり、海外翻訳物、日本オリジナル物、漫画やアニメを題材にした物、
パソコン/家庭用ゲームを原作とした物など多数出版された。
が、粗製濫造が仇となり、または読者がTRPGに移行することにより、ブームは終焉を迎えた。
現在でも、極々少数ながら出版されている。
☆関連語☆
CRPG、RPG、TRPG
●げーむ-やめなさい【ゲーム止めなさい】
セーブポイントが無い場合や、長いイベントに突入した場合などのような、
なかなかゲームが止められない状況にあるときに、周囲の者から
警告として使われる言葉。
☆使用例☆
たかしー?もうご飯よー。何時までゲームやってるのー?もう____。
☆関連語☆
ゲームするな、ゲームは良くない、など
●げおるぐ・ぷらいむ【ゲオルグ・プライム】
幻想水滸伝1、2、5に登場する、世界中に名を轟かせる伝説の剣士。宿星は天異星。
1では説明書に名前だけ登場し、主人公の父親の元同僚。2では危ないところを助けてくれる凄腕、
5では主人公の父親、女王騎士長フェリドが連れてきた女王騎士として登場する。
赤月帝国六将軍「二太刀いらずのゲオルグ」、ファレナの女王騎士、
グラスランドの黒い月の戦士と、数々の輝かしい軍歴を持つが、それに捉われず雲のように流れて生きてきた。
「信義と約束の為に生きる」男であり、「全ての思想を受け入れる」男でもある。
その居合い抜きの威力はゲームバランスを崩壊させ、
5で所々覗かせる深みのある言葉、また、2で「逃亡」ルートを選んだ時の
主人公と彼との問答は、2の隠れた名シーンと言っても過言ではない。
仲間に加えられる2、5ともに初期装備にチーズケーキ×6があり、
外伝では巨大プリン片手に登場するなど筋金入りの甘党。
また、魔防がやる気ねーのかと言うほど低く、他キャラが元気な中ゲオルグだけ戦闘不能に陥ることも多い。
●けが【怪我】
モンスターと日々命がけの戦いを繰り返す勇者達には、きっとこれが絶えることは無いであろうが
RPGの通常戦闘において肉体的損傷が描写されることは殆ど無い。
それゆえ今までに何度もプレヤーの間で
「1ダメージはどれほどの痛みか」「HP1ってどんな状態なの?」
などといった考察がなされている。
女キャラがダメージを受ける描写を克明に想像して興奮するキチ○イもちらほら・・・
●げきじょう【劇場】
1)幻想水滸伝3のミニゲーム。本拠地の仲間にお芝居をさせる。
いろいろと評判の芳しくないこのゲームで、多くのプレイヤーから絶賛を受けている数少ない要素。
108星にはそれぞれ、演じる役の得手不得手・演技力の上手下手・役者自身の人気度が設定されており、
配役が理想的であるほど多くの観劇料が手に入る仕組み。ただ、ほとんどのプレイヤーは
このミニゲームの真価を面白ミスキャスト作りに見出しており、それが人気の一番の秘訣になっている。
〔ここが劇場の魅力だ〕
・まず配役選択時の解説コメントからして絶妙なセンスで笑える
・配役の自由度がかなり高く、おバカ配役も自由自在で笑える
・バカ配役の芝居を実際に見ることができる、もちろんツッコミどころ豊富で笑える
・108星それぞれの個性が強調され、印象が深まる
・データコンバートによって旧作の名イベントが舞台で蘇るのでファン感涙
かように申し分のないシステムで、多くの仲間キャラが集う幻水ならではのミニゲームといえる。
4で削除されたのは惜しまれるところ(船に舞台を置くのも不自然なので、その辺は仕方ないが)。
さあ、君もルックなんか放っといて劇場に入り浸ろう!
2)役者たちが劇を行なうところ。RPGでは歓楽街のようなところに置かれ、本筋とは
関係ないただの構造物として出てくることが多い。ゲームによっては舞台に上がって
小銭を稼ぐことが可能なものもある。
3)真女神転生3で敵が行動回数増加技を使って暴れ狂うこと。プレイヤーは為すすべなく
見ている他ないためこの名が付いた。魔王モトによるモト劇場が最も有名。
行動回数増加技を持っている敵ならだれでも劇場を開くことが可能である。
パトとほぼ同義語。
☆関連語☆
パトる
●げきは-すう【撃破数】
敵を倒した数。
殺害人数、たおしたかず、MARK等とも。
プレーヤーキャラ一人ひとりでカウントされていたり
モンスターの種類ごとにカウントされていたり、
ステータス画面やモンスター図鑑で確認できたり
隠しパラメータで確認不可能だったり、
とゲーム毎に扱いは異なる。
主に転職や称号取得の条件となるが
一定数超えると転職不可という場合もあるので
必ずしも多ければいいというわけではない。
撃破数を見ることができても特に撃破数によって何かあるわけでもなかったり
隠しパラメータであっても意味のあるものだったりもする。
●げすいどう【下水道】
ジャンルを問わず登場する人工のダンジョン。
生活廃水や雨水の処理の為に作られる公共設備だが、RPGにおいては専ら
不定形型や水棲型モンスターの巣窟と化しているのが一般的である。
さらには秘密のアジトや店が存在したり、潜入や脱出のルートとなる
場合が多い。
多くのRPGがモチーフとする中世期においては汚水を川に廃棄するだけの
機能しかもっていなかった為、衛生的には不十分でペスト等の伝染病の
蔓延を招いていたが、そのような描写は見られない。意外にも下水道に
住み着くモンスター達が都市の衛生に多大な貢献をしているのかもしれない。
●げすときゃら【ゲストキャラ】
プレイヤーの操作するキャラとは別に、主に味方として登場するキャラのこと。
プレイヤーが操作できない場合も多い。
この手のキャラがやれれるとゲームオーバーになってしまうことも多いので、注意が必要。
特に、操作不可の場合は、勝手に敵陣に突っ込んだりするので難易度が跳ね上がる。
●げすとしゅつえん【ゲスト出演】
同メーカーの他作品のキャラや、製作者自身がゲーム内に出演すること。
ほとんどはミニイベント用のキャラとして登場するのだが、その作品のファンにはニヤリとさせられる。
場合によっては仲間になったり、敵(主におまけボス)になることもある。
また、メーカー側もそのソフトの宣伝になるということで、使用例はかなり多い。
しかし一部では「世界観が壊れる」と否定的な意見もあり、あまり乱用するのはおすすめできない。
●けずり【削り】
SRPGで、敵ユニットを殺さない程度にダメージを与えてHPを減らすこと。
たいていのSRPGでは敵ユニットを倒したときに経験値を多めにもらえるため、
強いキャラでどんどん敵を倒しつづけると弱いキャラが育たないという欠点が出てくる。
そこで、経験値をあまり稼がなくてもいいキャラで敵のHPを削っておいて、
経験値を稼ぎたいキャラにとどめをささせるという戦法がよく使われる。
削り役がクリティカルを出して敵を倒してしまうという失敗もよくある。
●けち-な-はいきょうしゃ-め!でていけ!【ケチな背教者め!出て行け!】
ウィザードリィの名言
この時代の僧侶がどれだけ腐っているか良くわかる
●けつぁくうぁとる【ケツァクウァトル】
FF[に登場する雷担当のGF([では召喚獣の事をこう呼ぶ)
蛇に翼を付けた姿をしており、召喚すると「サンダーストーム」で攻撃する
スタッフいわく
「お爺ちゃんを憑依させるのってちょっとイヤじゃない?」
とのことでラムウを隠居させての登用となる
最初に手に入る召喚獣だが、
・PCを調べるだけで手に入る
・シヴァも一緒に手に入る
・直後にイベントでイフリートが手に入る
等の悪条件が重なりラムウを超える地味さを獲得する
恐らくまともに名前を覚えている人間はかなり少ないだろう
あまり有名でないことも手伝ってか、
「ケッツアルコアトル」だの「ケツァールカァトル」だの「クェツァルコアトル」だの…
色んな呼ばれ方をする。
元ネタはアステカの太陽神ケツアルコアトルと思われる
…如何して言いにくい名前に改変したんだろう…
☆使用例☆
「FF[に出てきた雷ジジイの代役ってなんだっけ?」
「___だよ」
「ちょwwwおまwwwなんですぐに名前が出てくんだよwww」
☆関連語☆
FF[ 召喚獣 イクシオン
●けつい【決意】
自分の考えをはっきり決める事。RPGでは主人公や仲間キャラクターが
何か重大な事をするときに決意を固めるイベントが発生する傾向が強い。
重大な事とはそのキャラクターが血族を倒す事や数多くの犠牲を払って世界を
救う事などと様々である。決まらない場合、長くて一晩ほど考える時間が与えられその際に
他のキャラクターと会話し(助言や励ましを受けるのが一般的)自分で考え抜いた末に答えは決まる。
●けっかい【結界】
ラスボスや中ボスが使用する、いわゆるバリア。
前者がこれを張っているとダメージが極端に減ったり、
酷い時には全ての攻撃をノーダメージにしたりと、倒す事が困難になることが多い。
の割には、解除方法が一目で分かったり、伝説の剣で攻撃すれば消え去ったり、特定のアイテムを使ったりと
解除には意外と苦労しない。敵のオツムの弱さが伺える。
この結界を解かずに倒すというやり込みゲーマーも多い。
また、ダンジョンで行く手を阻む、トラップとして登場することもある。
追記:ドラクォのアブソリュートディフェンスみたいに、解除不可能なものもある
☆使用例☆
この___がある限り、私はどんな攻撃も受け付けん!!
●けっこん【結婚】
1)DQ5(他は知らない)での一大イベント。「どちらがいいか?」は永遠の課題である。
また一定以上の年齢の男性は「お前らいつ(ry」と一度は考える。おそらく
結婚指輪が殺傷能力をもっているのは彼らだけだろう。ちなみに「まずルドマン」は常識らしい。
2)主にエンディングで主人公とヒロインがたまにするもの。
その二人の間に出来た子供、もしくは子孫が次回作の主人公になる場合も。
そして、パーティ内の仲間♂と仲間♀が__する場合もときたまある。
☆使用例☆
「俺も現実で早く___してえなぁ」
●けつだせ!!【ケツ出せ!!】
アークザラッド2の戦闘中でアークがターンが回ってきた時に言い放つセリフ。
オンドゥル語の一種で、正確には「蹴散らせ!!」と言っている。
アークスレでは時々戦闘中のセリフをつなげて会話を楽しむことがあり、この「ケツ出せ!!」も良く使われている。
例)「ケツ出せ!!」
「おりゃおりゃおりゃ〜!!」
「体が熱い!」
「痛くないの〜?」
●げつれい【月齢】
月の満ち欠けをあらわす数字。新月の日をゼロとして数え始め、15でほぼ満月となる。
潮の干満と密接な関係があり、人間も含めて地球に住むすべての生物は
心身にこの影響を受けていると言われている。
だいたい新月の日は注意力が不足し、満月の日は気分が昂揚する。
月はRPG世界において神秘・ 魔力・狂気などの象徴として描かれることが多く、
そのイメージを重視しているゲームでは
魔法の効果や雑魚モンスターの強さなどに影響を及ぼすようなシステムを採用している。
たいてい新月から満月に向かって力が強まるように設定されていて、
女神転生シリーズでおなじみの「交渉」を行う場合の
「悪魔の狂暴性が高い満月の日には交渉してもろくに話を聞いてもらえない」などがいい例。
●げど【ゲド】
幻想水滸伝3に登場する謎の傭兵で第三の主人公。黒尽くめで隻眼という怪しさ全開な男。無口。
その正体は真の雷の紋章の継承者にして50年前のグラスランド独立運動の功労者。御歳112歳。
真の紋章の継承者は歳をとらないため、見た目は36歳のままである。
およそ主人公らしくない男だが、無口なだけで実は結構熱血漢。村人Aを殴り倒した主人公は
こいつくらいのものである。
そんな112歳にもなって青さの残る彼だが、特筆すべきは彼の持つ真の雷の紋章である。
このゲームでは紋章を宿すことでLv1〜4までの魔法が使えるが、この紋章は
Lv1で900÷敵数ダメージ、2で直線上1000ダメージ、3で全体1000ダメージ、4で全魔法中最強威力、
単体1800ダメージというバランスブレイカーである(参考までに言うと、簡単に手に入る火の紋章で
Lv4で敵全体900ダメージ)。さらにゲドの場合スキルの効果で威力が1・5倍以上に上がる。
しかもステータスは魔法剣士タイプで体力、防御が高く、魔防も高い。設定上は凄腕の剣士。
シリーズ通してこいつより強いキャラは殆ど存在しないといってもいいだろう。
ただし炎の英雄に選ぶと著しく弱体化するので注意。
●げひん-な-なまえ【下品な名前】
一度は親や兄弟に隠れて付けたことがあるであろう名前(ち○ぽ セッ○ス ま○こ等)
DQモンスターズなどでモンスターにこのような名前を付けようとすると「他の名前にかえてください。」と出る(マジで)
ただ、「おっぱい」という名前が引っ掛らないのは流石パフパフ大好きのDQである(?)
下ネタスマソ
☆関連語☆
ああああ
●げぶ【ゲブ】
ファイアーエムブレム聖魔の光石に登場する、リグバルド要塞の指揮官。
任天堂作品のキャラとは思えないほどヤバい人。
(部下を火あぶりにして楽しむ鬼畜行為、少女を監禁してレイプ未遂など)
ついでに顔グラが死ぬほどキモい。
●けふか【ケフカ】
FF6に登場する、ポジション的に言うと主人公達に二番目に倒されそうな中ボスキャラ。(一番目は筋肉バカ)
・・・の筈だったのだが、初対面でいきなり城に火を放つわ、仲間キャラの故郷に毒は流すわ、良識ある敵の軍人キャラを殺すわ、
挙げ句の果てには主人公達の目的である皇帝まで殺すわ、好き放題を始める。
最終的には神になると言いながら物語に出てくる三つの力の化身を取り込んで、本当に神になってしまった。
その為か、彼(等?)との決戦時の音楽「妖星乱舞」は賛美歌をかなり意識しており、その曲のサントラCD収録時間は17分39秒。
FF5からの余波を受けて仲間が強くなれ過ぎる為に、聞こえたと思ったら撃破、というケースも珍しくなかった。
一人称は「俺、ぼく、私、ぼくちん」(全部使う)
趣味は「人形遊び。」
嫌いなものは「レオ将軍。」(前述の良識のある軍人)
笑い声はボイス付き。
色々な意味で記憶に残るキャラクターであり、これらがスクウェアがはっちゃけてしまった証である事に疑いはない。
ケフカ名言集
「待て!と言われて待つ人がいますか!」
「シンジラレナーイ!」
「ちく ちく ちく ちく ちく ちく ちくしょー」
「しゅ、しゅごい・・」
「なに、あんまり世の中退屈だから、この僕がちょっとばかり面白くしてやろうってだけさ」
「おまえたちなんかカスだ!カス以下だ!カス以下の以下だ!」
「さっきの、役立たずと言ったのは取り消してあげましょう なぜなら皇帝、あなたは! 役立たず以下、だからだー!!」
追記:攻略本によるケフカのプロフィール
ケフカ=パラッツォ 35才 大魔道士 167cm48kg 11/19生まれ AB型
わるいとこばかり目立ちがちですが、
彼も帝国による魔導実験の犠牲者であるということ忘れないでください。
●げま【ゲマ】
DQ5に登場する中ボス的存在。
ドラクエシリーズは基本的にラスボス以外の敵は印象が薄いものが多い。
それは何回も闘ったりストーリーに絡んでくる敵が少ないからであるが、
このゲマに関しては「ほーっほっほっ」と女言葉を使い、ジャミ・ゴンズという二人の部下を引き連れるという
恐らくフリーザにインスパイアされたと思われる明確な特徴を持った敵で、主人公の生涯の敵として何度も現れることになる。
リメイク版においては5回ストーリーの節目に主人公の前に現れ、内3回戦う。
その度に主人公父の殺害、主人公と妻の石化、敵の教祖の殺害と八面六臂の活躍を見せる。
主人公母の祈りのようなものでようやく浄化、消滅した。
ただしSFC版で主人公を石化させるのは部下のジャミで、2回目の戦いで倒されてしまうため彼は2回しか登場しない。
リメイク版で出番が増えたのは彼のキャラをもっと生かそうというスタッフの配慮であろう。
その他の敵はラスボスを含めてさっぱり印象に残らないのに対して、作中で徹底的に憎まれ役として存在し、プレーヤーに強烈な印象を残した。
父をいたぶり殺すシーンに怒りを覚えたプレーヤーも多いだろう。
リメイク版では特に演出が強化されていた。
余談だが主人公父にとどめを刺す時に使った巨大な光球(リメイク版のみ)はどう見てもフリーザの技である。
父親の仇、対照的な部下二人、オカマ言葉という特徴からドラゴンボールを参考にしたのかもしれない。
(DQ5開発中はフリーザが大活躍していた時期である)
●けり【蹴り】
足を使った攻撃の総称。
多くは格闘系キャラの必殺技だが、キャラによっては通常攻撃である。
また、武器を持っていたとしても当然足は空いているため、
格闘系キャラでなくとも蹴り技、もしくは蹴りを交えた乱舞技などを持つキャラは多い。
その場合、武器を使った攻撃より蹴りの方が強かったりすると、
「お前格闘家に転身しろ」などと言われたりする。
FFの竜騎士を始めとして、とてつもないジャンプ力を持つキャラもいるが、
あの脚力で蹴り技を繰り出したらどうなるのか見てみたいものである。
●けん【剣】
1)ファンタジーRPGにおける万能兵器。
その気になればこれ一つでなんだってできる。はず。きっと。
2)剣の形状は地域や用途に応じて雑多であり、RPGに登場する剣はだいたい以下のようなものがある。
まず剣(ソード)と刀(ブレード)のうち、登場頻度が高いのは剣のほうといえる。
剣のうち、刃渡り60センチ以下のものをショートソード、80センチ以上のものをロングソードという。
刃渡りが1メートルを超えるものの場合、片手で持つことは困難であり、この辺からは両手剣(ツーハンデッド)と呼ばれる。
また、ロングソードのうち、肉厚の刀身を持つものはブロードソードと呼ばれる。
ブロードソードのうち、柄を伸ばし、両手で扱えるようにしたものをバスタードソード。
両手持ちの巨大なブロードソードをグレートソードと呼ぶ。
またツーハンデッドの中にはクレイモア、フランベルジュなど、作品によって呼び名が異なるものもある。
刀身が細く、実戦よりも儀礼で使われた剣がレイピア。
エストック、エペなどもRPGではレイピアとして扱われる。
ブレードの場合、主に日本刀や青龍刀のようなものがイメージされるが、サーベル、シャムシールなどもこちらに分類される。
シミター、シャムシールといったオリエント圏の武器は最近影が薄い。
●けんいん-きゃら【牽引キャラ】
主には、最序盤において助太刀してくれる高レベル、高能力キャラの事を指す。
役割としては、操作に慣れるまでの間を安全にプレイさせたり、
ストーリー上そのままでは主人公が弱すぎる場合にある程度成長させるまでの護衛役だったりする。
必ずしも高レベルである必要は無く、中途半端に高いレベルの時も稀にある。
また、レベルの高さと離脱可能性および復帰可能性は比例しており、
明らかに過剰なレベルの場合99%離脱し、7割は二度と戻ってこない。後に敵になる時も。
中途半端なレベルの場合、復帰可能性がかなり高く、もっと低いレベルの場合離脱すらしない時も。
可能ならば装備剥がし、経験値与えずは定石と言える。大抵はロックされてるが。
牽引キャラがいる内にできるだけレベルを上げたいのが人情ではあるが、実際にはとっとと進んだ方が早い場合が多い。
ちなみに、ある程度戦闘回数をこちらで調整できるのが事が条件で、戦闘回数がほぼ決まっているパパス(DQ5)のようなキャラは牽引キャラとは言えない。
また、経験値の絶対数が有限(実際には違うが)であるFE等は例外で、離脱はしないが成長もしないというバランスになっている。
●げんかい-すうち-ひょうじ【限界数値表示】
9だけが幾つか並んだ数字。そのゲームのインフレ具合を計る、ひとつの物差しとなる。
最大HPの成長が999で止まったり、
一回の攻撃で与えられるダメージが9999で打ち止めになったりする、
そのゲームのシステム上それ以上は大きくならない数値。
演算の処理限界に由来する255や65535とはまた別のものである。
実際には最大HPが1万を越えて成長するが、四桁までしか表示できないため、
9999で止まっているかの様に見えるという場合も。
昔の作品では三桁〜四桁であることが多かったが、今時は五桁や六桁になるものも少なくない。
一万以上のダメージが出せるゲームで、9999ジャストダメージが出るとちょっぴり複雑な気分になったりならなかったりする。
最大HPが999までしか上がらないゲームで四桁のダメージを受けると絶望したりもする。
●けんぎ【剣技】
剣を使用する技。剣士や騎士、盗賊などが使用する。
素早く複数回斬りつけたり、一直線に突き倒したり、溜めて強力な斬撃を繰り出したりと動きが多彩。
最終奥義的な物になるとビームやら波動やら爆発やら超存在召喚やら何やら
もはや剣である必然性が全くないほど派手な技になることが多い。(他の技にもいえるが剣が最も顕著)
それだけあって技数や性能は多種多様であり、最強の技能であることも少なくない。
☆関連語☆
剣 剣士 技 槍技 斧技 弓技
●げんきだま【元気玉】
1)全ての人の気力を使って発動し、ビジュアル効果は絶大、容易に感動的展開に繋ぎやすいという、
鳥山御代の考えた中でも最高級の一品。
その為か以後のRPGでしばしば似たようなのを見かける事があり、
そういう時は、「また__展開かよ」と皮肉がられる。
追記:WA3にはアークインパルスというアルカナ(他でいう魔法)がある
そのアルカナは、使用者自身と防御している人からエネルギーを貰って
(といっても実際にHP等が減るわけではなく、下記の様子からそう見えるだけ)
放つ物で、防御している人数が多い程威力が高くなる
で、アークインパルスの使用時、防御している人から使用者の頭上にエネルギーが集まっていくのだが、その様子が元気玉に似ている
2)ブレスオブファイアシリーズに登場する回復アイテム。
名前が某漫画作品の最後の必殺技と同じだといろいろいわれる。
単体のHPを100ポイント(Wでは800)回復させるので中盤はかなり使える。
また、純げんきだまや連げんきだまなどいろいろな種類がある。
●げんきだま-こうか【元気玉効果】
あの有名な作品「ドラゴンボール」で
主人公の孫悟空が使っていた技「元気玉」の効果。
内容は、たくさんの生物や植物や自然界のパワーを一箇所に少しずつ集めて
強大なパワーの塊(ドラゴンボールでは玉だった)を作り出し、
それを対象にくらわせて大ダメージを与えるというもの。
RPGでもキャラの特殊能力や重要イベントシーンなどで度々見かける。
ドラゴンボールが好きな人は、これ関係のシーンを見ると
脳内で例の名セリフ「オラに元気を分けてくれ!」が出るとか出ないとか。
☆関連語☆
ミナデイン、マナの力、FFW、Mother2
●けんきゅうじょ【研究所】
シナリオの中盤から終盤にかけて登場し、物語中重要なポジションを占めることが多い建物。
その理由として、
1)世界や主人公に秘められた設定、人造人間系の仲間の秘密を出しやすい
それまで語られていなかった設定がモニターに映し出されてたりする。
また、人造人間や改造体や特殊な遺伝子を持つ、などの設定を持つキャラにとっては山場になる。
その設定に関する研究所が出てきたら、そろそろ謎が明らかになりますよという合図。
2)○○砲発射!的展開が待っている。
敵の本拠地は大抵バリアとかで覆われていたりする。
それを解除するために何らかの兵器を開発していたりする。ラストダンジョンが近いという合図。
3)敵の非道さ、強力さをアピール
敵側による人体実験や兵器開発が行われたりする。
そこで出てくる兵器が大規模なものだと、世界崩壊ネタとかに繋がる可能性あり。
また、例え舞台が中世ファンタジーでも登場する。その際過去の文明の遺産などの説明が入る。
この中では、メカを出そうが遺伝子を出そうが魔法とは違う不思議な力を出そうが
マッドサイエンティストを出そうがメガネで白衣のキャラを出そうが許される。
キャラや世界観をお手軽に広げられる場所でもあるのだ。
●けんし【剣士】
剣を使って戦う戦士のこと。
肩書きとしてはかなりオーソドックス。
剣士の主人公も非情に多い。というか8割位の主人公は剣士だろう。
RPGの世界では「戦士」というと斧、鎧、盾、兜などの重装備で戦う、
むさい大男のパワーバカ的イメージが強いが、
「剣士」はスピードとテクニックで華麗に戦う美形が多い。
知能についてはあまり注目されないが、少なくともバカっぽく描かれることは少ない。
剣士も戦士もほとんど同じ意味なのに一文字違いで随分扱いが違う。
☆関連☆
テリー
●げんじ-の-よろい【源氏の鎧】
FFシリーズに出てくる防御力の極めて高い鎧。他にも盾,兜,小手がある。特にFF5ではそれぞれギルガメッシュから盗むしか入手方法がない。
名前からして平安末期から鎌倉時代にかけての源氏やその親族が着用したと思われる。
騎馬戦対応の大鎧が該当するのだと考えられるのだがなぜか攻略本に載っているイラストは,
戦国時代以降に流行した対鉄砲・槍用の当世具足。謎だ。
●けんじゃ【賢者】
多くの知識を持ち、重要な人物である事が多い。貴重な情報を多く得る事も。
仲間だとあらゆる魔法を極めた強力なメンバーになる。
追記:これに会いに行く事自体が一つのイベントになることも多い。
一般的には髭の老人のイメージがあるが
RPGの場合、実年齢に関わらず外見は若い賢者がよく登場する。
人外の存在の場合もある。(樹木・亀など)
☆使用例☆
「○○山に住む賢者××様なら、この事態をどうにかすることが出来るかも知れぬ・・・」
「では、僕たちが行きます!」
●けんじゃ-の-いし【賢者の石】
錬金術を語る際に無くてはならないもの。錬金術の究極目標。
「卑金属を貴金属に変える」「永遠の命を可能にする」などの効果を持ち、
エリクシール(エリクサー)と同一視されることもある。
最近のアトリエシリーズなどの錬金術ブームや、ハリー・ポッターのタイトルにも使われたことから、
聞いたことの無い人は少ないと思われる。
もちろんRPGに登場する際も超貴重品であることが多い。
が、ドラクエシリーズでは錬金術ブーム以前からこのアイテムが登場していた。
効果は戦闘中使うと味方全員のHPを100程度回復。
つまり、戦闘中という制限はあるものの、魔法の知識もMPも不要で、
ベホマラーが何度でも使えるという強力回復アイテムである。
ゆえに入手はたいていどの作品も終盤となるのだが。
●けんしんどらごんくえすと【剣神ドラゴンクエスト】
画面に映った敵を、赤外線装置内蔵の剣で斬るという体感ゲーム。
↓以下その実態
・対象年齢6歳以上だが、小学校高学年で習う漢字が出てくる(当然ルビ振ってない)
・町の人に話を聞くには剣を突きつけなければならない(まるで強盗になった気分)
・赤外線が1mぐらいしか飛ばないので、テレビを近くで見ることになり目に悪い
・戦闘だけでなく移動や会話を進めるにも剣を振り回さなければならず、無意味に疲れる
・呪文を使うときの剣の振り回し方覚えるのが大変なので、結局ホイミしか使わない
・ドタバタやるのでマンションに住む人は下の階から苦情が来る
・プレイ中突然友達が遊びに来ると変に思われ、翌日学校で噂される
・そして食わず嫌いの多いゲームである。
実際の対象年齢は10歳以上12歳未満ぐらいだと思います。
●けんせい【剣聖】
剣の道を極めた人物につけられる称号。
それだけあってこの称号を持つ者はストーリー的、能力的に強力で、バランスブレイカーもよく見られる。
例)FFT オルランドゥ、FE封印 カレル、TO ハボリム、太閤立志伝 上泉信綱、BOF5 ヴェクサシオン
☆関連語☆
オルランドゥ ハボリム 称号 剣士 バランスブレイカー
●げんそう-すいこでん【幻想水滸伝】
KONAMIより発売のRPG。
元ネタの水滸伝とは中国の物語で、善人宋江が108人の仲間達と
宋国の奸臣高を倒す、というお話。
元ネタ通り108人ものキャラを仲間にすることができることが大きな特徴で、
仲間が増えるに従って主人公率いる解放軍の本拠地がどんどん発展する
「本拠地システム」が大きな特徴。
他にはこれといった特徴は無いが、魅力的なキャラ、物悲しいストーリーが評価され
1・2にして早くもファン層を確率。一躍人気タイトルとなったが
3において、無理矢理な3Dへの移行、不完全燃焼な感のあるストーリーに
前作からのファンの怒りが炸裂、集中非難を浴びる。
追記:ちなみにこのシリーズ、主人公に恋愛イベントが絶対ない。
本編だけでなく、外伝主人公にすらない徹底っぷり。ヒロインかと思ったら実母だったり。
●げんそう-すいこでん-ふぉー【幻想水滸伝4】
2004年8月に発売された幻想水滸伝シリーズ4作目。
群島諸国の覇権を巡るオベル王国とクールーク皇国の争いを描く。
キャラデザが1作目の河野氏に戻ったり、コンセプトとして「原点回帰」を掲げていたりで
発売前は「これは期待できるか!?」と多くのファンが思っていた。
しかし、実際には
「本拠地である船の操作性が悪くてイライラする」、「ストーリーが中途半端すぎ」
などを筆頭として山のような批判が噴出。
とてもファンの期待に応えられるような出来ではなかった。
期待が大きかった分、ファンの失望も大きく、3作目以上に叩かれる結果となる。
だが、ゲーム中のスノウの台詞「腕が痛くて動かない」だけは
大人気となり、到る所で見かける事が出来る。
●げんそう-すいこでん-4-の-しゅじんこう【幻想水滸伝4の主人公】
何かと不幸な目にあう歴代主人公の中でも特に不幸・不憫と名高い4作目の主人公。
元を正せば一国の王子なのだが、赤ん坊の頃に船が難破。
流れ着いた先で小間使いとして、あのスノウ=フィンガーフートにフォローを入れながら育つ。
強力な力と引き換えに命を削る「真の罰の紋章」を継承した後、冤罪で島流しに会う。
仲間からは罰の紋章が怖いと言われ、軍師からは紋章兵器扱いを受け、
ライバルキャラには最期あたりまで顔を覚えて貰えず、スノウの度重なる妨害を受けながらも
群島諸国を纏め上げ敵国の侵攻を打ち破るがバットエンドではついに命尽き死んでしまう。
他の主人公と比べて明らかにリーダー扱いされていない、命がけで守ってくれる身内キャラがいない、
罰の紋章が戦闘であまりに使えない、関連イラスト含め一回もはっきり笑った事が無いという不幸っぷりだが、
徹底した低姿勢と海のように広い心を見せ、幻水スレ内では「悟りを開いた」と愛されているキャラである。
4のその後が書かれた「ラプソディア」ではグッドエンドをコンバートした時のみ仲間キャラとして登場。
この世を司る27の真の紋章の一つで、夕飯の蟹を狩っている所を発見保護される。
命を削らなくなった罰の紋章片手に鬼のような強さを発揮。
後世の歴史には名を残さない彼だが、不老の身なので今日もどこかで蟹を狩っているかもしれない。
☆関連語☆
4様 スノウ=フィンガーフート
●げんそう-すいこでん-ふぁいぶ【幻想水滸伝5】
2006年2月23日に発売された幻想水滸伝シリーズ5作目。
大まかなストーリーはファレナ女王国でクーデターが発生、主人公である王子が奪われた国を取り返すというもの。
実績のあるライターを採用した本作だが、自軍キャラクターの描写はシリーズ中で最も濃くなっている。
家族愛を中心とした描写や自軍に対する敵軍の描写の薄さには賛否両論あるが、ファンの間では往年
のシナリオの良さが戻ってきたという意見もある。
ただ、外注先のハドソンにプログラムを任せてしまったツケなのか、頻繁なロードやエンカウント、メニューの
仕様の改悪など、近年のRPGでは類を見ない快適性の悪さには音を上げるファンも多く、今後の大きな課題
となってしまった。ファンの間では5の改善版を望む声も多い。
●げんそう-すいこでん-ふぁいぶ-の-じんけい-しすてむ【幻想水滸伝5の陣形システム】
ロマサガ2,3経験者から見ると、一発で「ああロマサガ2,3をインスパイアしたんだな。」と分かる代物。
陣形技、2人陣形3人陣形などの少数陣形から、「これなんてインペリアルクロス?」とか
「これなんてハンターシフト?」と聞きたくなるものまで多数搭載されている。
パクリと騒ぎ立てるよりは、このシステムと幻水の戦闘の親和性に気づいたスタッフを褒めるべき?
●げんだい【現代】
RPGの世界観の一つで、その名のとおり今現在が元になっている。
敵キャラやストーリーに王道パターンが使えないため、作品の個性が強く出ており、
人気の高いものが多い(例外もある)。
作品例は、MOTHERシリーズ、ポケットモンスター、LIVEALIVEの近未来編、
ご近所冒険隊、里見の謎(途中で過去に行くけど)など。
●けん たい じゅう【剣VS銃】
剣と銃だったらどっちが強い?というゲーム内でありがちな話題。
ご存知の通り、銃は当たる場所によっては一撃必殺の武器である。
しかしゲーム内(主にムービー、イベント等)では銃弾が面白いように外れ、
中には刀身で銃弾を防ぐ等といった神業を当たり前のようにするキャラもいる。
またゲームバランス上、銃は剣より射程に優れる分、威力が抑え目なことも多い。
この様に「やり方次第で剣でも銃に十分通用する」的描写がよく見られる為、
実際はどうなのよと考えるプレイヤーが出てくるのは必然だろう。
この話題になると
「接近戦では銃より剣の方が早い」
「剣は斬るだけでいいが、銃は抜く、狙い定める、引き金を引くと複数アクションが必要」
等の剣を美化、擁護する声も多く出るが、
結局は現実的に銃の方が強いという結論に至る。近代兵器恐るべし。
●げんてんかいき【原点回帰】
1)その作品の基本となったシステムを参考にゲームを作ること。
長く続いているシリーズ物が、集大成的な作品を作る時や、
売り上げの伸びが悪くなり、離れていった初作品のファンを戻したい時などに使われる手段。
方向性を見失った時などにやらかす苦し紛れの手法でもある。
原点に戻ったからといって必ずしもファンが帰ってくるとは限らず、
それどころか、新しいファンには何故戻したのかと批判され、
古いファンには中途半端な回帰をするなと批判される場合もある。
最初は中世ヨーロッパ風の剣と魔法の世界観だったのに、途中から科学を急激に発展させてしまい、
銃が標準装備の世界なのに主人公達だけ剣や鞭など原始的な武器を使うという矛盾爆発状態を作ると引っ込みがつかなくなって、
原点回帰してもファン層がついてこれない。
2)これを言うスタッフは間違いなく原点を見失っている。
☆使用例☆
「今作は原点に戻り、あの『クリスタル』が復活し、中世欧州をモチーフにしたファンタジックな世界が舞台となっています。」
●げんと-の-つえ【ゲントの杖】
1)ドラゴンクエスト6の5人目の仲間、チャモロのこと
2)上が初期状態で所持しているアイテム「ゲントの杖」のこと
戦闘中に使用するとベホイミ(HP60前後回復)の効果があり、所持者は誰でも無限に使用できる
非常にコストパフォーマンスの優れたアイテムとして序盤〜中盤で大いに役に立つ
終盤でも攻撃に余裕があった場合、小まめに回復する手段として役に立つ
その使い勝手の良さはチャモロの存在そのものよりも役に立つと言われるほどで、そのため上の逆転現象が起こった
●げんり-しゅぎしゃ【原理主義者】
長く続いているシリーズ物でも、一作目、あるいは初期の作品しか認めない人たちのこと。
価値観の多様性というものが理解できないため、自分の好きな作品以外を楽しんでいる人たちのことを
程度の低い奴らだと思いこんでいるためか、やたらと新規のファンに対して態度がでかく居丈高で、
原理主義者が現れると必ずスレが荒れるので嫌われている。
RPG板において最も出現率が高いのはWizスレだと思われる。
☆関連語☆
アンチ、懐古主義者