●むーどめーかー【ムードメーカー】
パーティに一人はいる場を明るくしたり和ませる役割のキャラ。
どんなに暗い雰囲気でも、その明るく前向きな言動で仲間たちを引っ張っていく。
いわゆるにぎやか担当だが、お調子者とは異なる。
中にはその言動は空元気で、実はコンプレックスやネガティブの塊だったりするキャラもいる。
比較的歳の若いキャラにその役割が回されることが多いが、
成人した男女や人生の酸いも甘いも味わい尽くした年長者が担当したりもする。
例)リュック(FF10)、リルカ(WA2)、ハッサン(DQ6)、ヤンガス(DQ8)、天野舞那(ペルソナ2)
☆関連語☆
役割 性格
●むーびー 【ムービー】
最近のRPGには必ず入っているもの。
アニメだったりポリゴンだったり様々。
特にリメイクになるとこれが追加されることが多い。
たまにスキップできなくてイライラしたり、誤って重要イベント時のムービーをスキップしてしまい後悔することも
オープニングやエンディングでは歌が付く事が多い
☆関連語☆
ムービー効果、リメイク、ゲーム主題歌
●むーびー-こうか【ムービー効果】
あまりにも力を入れすぎて、本編がナンジャコリャになっちゃった。(主にFF[以降が該当する)
あまりにもヘボすぎて、ゲームの評価を下げちゃった。(主にDQ7が該当する)
あまりにもヲタ臭・同人臭が強くなりすぎて、ユーザーを限定しちゃった。(主にテイルズが該当する)
苦労して作ったのに、プレイヤーに好印象を与えることが少ない場合が多い。
今日もムービー作成のため、胃薬を飲む日々が続いている…。負けるな。がんがれ。
●むーびー-すきっぷ【ムービースキップ】
文字通り流れているムービーをスキップする機能。
×ボタンを押したり、スタートボタンを押して該当ボタンを押してスキップする。
この辺はゲーム会社によって違いがある。
中にはムービースキップが出来ないゲームも。
その場合、ボタン押しによる台詞飛ばしも出来ない場合もあるので
長々と見せられる情景に現実の時間が浪費されていくのを肌で感じる羽目になる。
ムービースキップが出来ないゲームはFFに(割と)多い。
●むーん【moon】
1997年にプレイステーションで発売された「戦わないRPG」。開発はラブデリック。
不思議なキャラクター達とメルヘンチックだが、なかなかに奥深いストーリー、
そしてBGMを30もの曲の中から好きに選べるMDなど、非常に独特の雰囲気の強いRPGだ。
「戦わないRPG」と言うと一見つまらなさそうだが、システムもストーリーも
なかなか良く出来ていて、名作と評価する人も少なくない。
主人公の少年は、人々の話を聞きイベントをこなしたり、
勇者に殺されたモンスター(アニマル)達の魂を蘇らせたりして、
このゲームにおける経験値であるラブを集める。そして、ラブによってレベルを成長させる。
最初はわずかな時間しか行動できないが、レベルを上げるごとに行動可能な時間が増えて、
行動範囲も広まるといったシステムだ。
☆関係語☆
ラブデリック、戦わないRPG
●むーんさいど【ムーンサイド】
MOTHERシリーズ最大の電波ワールドにして最強の恐怖スポット。
マニマニの悪魔が作った幻の世界で、ここに登場するありとあらゆるものが狂っている。
具体的には、
・見た目はフォーサイドという大都会の町にそっくりだが、常に夜で、ビルのネオンや敵シンボルの光が怪しげ。
・選択肢「はい」が「いいえ」で「いいえ」が「はい」(「はい」と「いいえ」が逆)
・モンスターが時計だったり絵画だったりとわけがわからないものばかり。
・BGMや効果音が奇妙、中には音程が外れまくったものまである。
・そして何より住人の発言のイカれっぷりである。以下一部抜粋。
「けずってあげようか? おれは けずるのすきなんだ。きみたち けずられたいんだろ?」
「あんたたちったらゆうびんポストのくせしてふらふらあるきまわったりしておかしいったらありゃしない
ムムーーンンササイイドドへへよよううここそそ。」
「ネスはHPが0になった! ジェフはHPが0になった!」
「ここに てんじちゅうのほね、なんのほねか わかりますか?
こたえはですね・・・あなたのほね。わたしのほね。ほねのほね。ほね、ほね、ほね。」
こういった電波演出の数々のために、異色だらけのMOTHER2でも特に印象深い場所となっている。
☆関連語☆
糸井重里 MOTHERシリーズ イカれ台詞 電波
●むおん【無音】
BGMが一切流れない状態。
人気の無い廃墟など、恐怖感、緊張感を高めたい場所・場面で使われる。
また、相手の唐突の発言によってプレイヤーを驚かす時にも用いられる。
下手におどろおどろしいBGMを流すよりも、プレイヤーの背筋を凍らせてくれる。
無音の恐怖は侮れない。
☆例☆
DQ4 サントハイム城
DQ7 「おいしかった?」―はい
「そろそろ毒が効いてくる頃ね」( ゚д゚ )
●むかんじょうけい【無感情系】
RPGにおいて、登場したらまず8割がたのプレイヤーから嫌われる性格。
しかし残り2割が以上に萌えやがるため、執拗に登場し続ける性格。
無表情で言葉に抑揚がなく、セリフに「・・・・・・」を多用して、妙に相手をイラつかせる話し方をする。
この性格設定のキャラは決まって美少女か美少年である。
パーティに加わる前に何か悲惨な目にあって感情を失ったか、そもそも人造人間で感情
を持ち合わせていなかったかがデフォといってもいい。
イベントが次々と起こっていく中で、少しづつ人間らしい感情を取り戻してゆくのもお約束。
順番として「悲しみ→怒り(憎しみ)→笑い」の順番で感情を取り戻してゆく。
エヴァンゲリオンとナデシコをリアルで見ていた、現在三十路前半の世代がシナリオを担当してるとやたらと登場する。
なお、RPGで最初に無感情系が出たのはLUNARのルーシア(1994年)あたりだろうか・・・
●むくち【無口】
RPGの主人公といえばたいていこのタイプが多い。
主人公が魔法が使えない場合が多いのは恐らくこれが原因ではないだろうか。
解決策として、たいていのRPGの場合主人公と正反対なよくしゃべるキャラが強制的に仲間になり、
仲間の勧誘、敵との会話、主人公にYESorNOで答えられる質問をしてやるなどの重要な役目を果たす事になる
追記 :また、今まで一言も喋らなかった主人公が突然一言喋るという演出も時々起こる。
単にお遊びの場合もあったりするが、プレイヤーに少なからず衝撃を与えるので
ある重要な場面で使用し、相乗効果を狙う場合もあったりする。
例:ライブアライブ、聖剣LOM
●むくち-な-しゅじんこう【無口な主人公】
1)物事に対してリアクションはとるが、一切喋らない主人公のこと。
ドラクエ、メガテン系、マリオRPG、円卓の騎士、天外魔境ZEROの主人公などがこれにあたる。
ゲームによってはリアクションがコミカルで面白くはあるが、
反面、頼りなく感じたり感情移入しにくいことも。
また、ゲームによっては重要なイベントでは喋ることもある。
2)決められたセリフがほとんど、あるいは一切ない主人公。
プレイヤーの想像を邪魔しないように、あえて個性を排除した演出である。
『ウィザードリィ』『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー(1・2)』など、
初期のRPGは、ほとんどがこのシステムだった。
その一方で『ファイナルファンタジー(4以降)』や『テイルズ』シリーズに代表される、
主人公が独自の個性を持ち、自分の意思を語るRPGも登場し、
現在では、こちらのほうが多数派になってきている。
追記:たいていの場合言葉を自分からしゃべる主人公に比べ異常に献身的で
自分の体をいとわないことが多い
またかなりの確立で順応性が高く異世界に放り出されたり
突然組織のリーダーにされても順応することができる
☆関連語☆
主人公、しかしあなたはいいました
●むげん-あいてむ【無限アイテム】
何度使っても無くならないアイテムのこと。
1)使うと、何らかの魔法や特殊な効果を発揮するアイテム。
戦闘や冒険を有利にする利便性抜群のものが非常に多く、バランスブレイカーと紙一重のものが多い。
2)ストーリー上で重要なアイテム。何度使ってもロストしないが、特に何も効果はない。役割が終われば倉庫行き。
3)飛行生物など、移動をするときなどに必要なアイテム。
例:
1・賢者の石、さよならはとつぜんに、ひでんマシン等
2・おうのてがみ、カードキー等
2・ブースカの笛、バウムレンの鈴等
●むげんかいろう【無限回廊】
円形の通路でもないのに進んでも進んでも同じところに戻されていて
堂々巡りさせられているという仕掛け。
正しい道順をたどらないと戻される、
スイッチ等を見つけると解除される、
解除する手段はなく単に行き止まりの替わりに仕掛けられている、、
などのパターンがある。
無限回廊とみせかけてただただ同じパターンを並べている、というケースもある。
●むげん-きっく【無限キック】
TOSで終盤敵組織の幹部であり同時に組織の反対勢力を指揮しているユアンが
黒幕ミトスにその裏切り行為がばれ、ボロ雑巾のようにキックされるイベントがある。
このイベント、黒幕や主人公の父が発覚する重要なイベントなのだが蹴りまくる
ミトスの「アハハハハ・・・」というメッセージを送らないかぎり延々とゲシゲシ蹴りつづける為
プレイヤーにとってはゲーム中屈指のお笑いイベントとなった。
中には一時間放置して数千発蹴らせたプレイヤーもいるという。
ちなみにユアンは公式にはクールで理知的なキャラだが行動を考察して見ると非常にドジな行動をしている
ということが判明し、ドジッコ=ネタキャラとして2CHでは認識されている。
●むげん-ぞうえん【無限増援】
主にSRPGの終盤戦および最終戦辺りで用いられる手法。
ボスの撃破や一定ターン経過などの勝利条件を満たさない限り、
いくら倒しても出現し続ける敵ユニットを指す。
まともに相手にしてもきりがないため、普通にステージクリアするなら無視しておくのが
基本だが、資金や経験値を稼ぐためにあえて何十体何百体と無限増援を倒し続けるプレイヤーも多い。
特に最近のSRPGでは二周目以降へのデータ引き継ぎや対戦モードなどが導入されることが
多くなったので、最終戦であってもラスボスを倒せる余力を残しつつ無限増援を倒し続ける
プレイヤーが増加する傾向が出てきた。
ゲームによっては無限増援を簡単な操作だけで半永久的に倒し続けられる無限稼ぎ法が考案されることもある。
(第三次スパロボαのイデオンを使った方法など)
☆関連語☆
増援
●むげん-ぞうしょく【無限増殖】
RPGにたまにある、労せず金を無限に増やしまくれる方法。良くある方法としては
・ミニゲームに必勝法があり、それで景品をもらいまくり売りさばく。
・1回限りのはずのイベントがバグかなんかで消えないので、何度も報酬をもらう
・材料費より売値が高くなるようなアイテムの変換とか合成があって、それを作りまくって売る
など。もっとも金が無限に手に入ったからといって、出来ることはせいぜいその時点で最強の店売り武器を
簡単に買い揃えられる程度なので、これがあるからといって直ちにバランスがぶち壊れると言うほどの物でもないことが多い。
なのでバグなのか制作者が意図的に入れた物なのかなかなか判別しにくい。
●むげん-とうぶ【夢幻闘舞】
ファイナルファンタジー6の登場人物マッシュが使用できる最強の技。
RPGなのにコマンド入力で技が出るという異色なゲーム(マッシュのみ)。
入力は左から十字キー一回転+Aボタンであり、慣れない人には出すこと自体が困難であるが
実は入力判定が甘いために←↑→↓←+Aボタンでもよい。
しかしこのゲームは強さがインフレ起こしやすく、技を使うよりドラゴンクロー+タイガーファングの
二刀流による通常攻撃のほうがよかったり、技入力が面倒である故に後半で使われることは滅多に無い。
ちなみに使ったときのエフェクトは、マッシュが両腕を上げて敵の周りを残像付きで回るというものである。
(あまりカコヨクナイ・・・)
追記:コマンド入力の斜めの部分は縦横どっちかのボタンでもよい
例、←↑↑→→↓↓←←
●むげんるーぷ【無限ループ】
1)進んでも進んでも同じ道が続き、それに気づいて引き返すか、
どこかで曲がらない限り、永久にループしてしまうというトラップ。
一箇所だけならともかく、複数箇所に仕掛けられている場合、マップの攻略難易度は飛躍的に上がる。
2)選択肢が複数用意されているにもかかわらず、
特定の選択肢を選ばない限り、延々と同じ選択を提示されること。
事実上、選択の自由はない。
例)
ローラひめ「わたしを おしろまで つれてかえってくれますね?」
あなた「いいえ」
ローラひめ「そんな ひどい…」
ローラひめ「わたしを おしろまで(ry
☆関連語☆
そんな・・・ひどい 選択肢 トラップ
●むげん-れべるあげ【無限レベル上げ】
イベントエンカウントや、ループ移動を利用して自動的にレベルを上げる作業。大抵の場合連射機が必須となる。
話しかけると襲ってくる通せんぼ兵士、何度でも敵の涌いてくる棺や泉は目の前でAや○を固定するだけ。
ループ移動は滝や川の流れ、移動床に向かって逆行するほか、海や空でエンカウントする場合は
そのまま一方に移動、そしてPS以降の3Dフィールドでは方向キーとLRの回転で同じ場所を回ることもある。
戦闘に際しては自己回復装備やオートバトルの命令設定、ボタン配置記憶などのシステムを考慮して
MPが尽きないように、死なないように何度も調整をする必要がある、ステータス異常も大敵。
同様に熟練度を上げるために単純作業を繰り返す場合も、敵の回復量を勘案して一つの戦闘が
終わらないようにする、わざと効かない属性の技を繰り返すなどちょっとした工夫をする。
成功するまでの試行錯誤は楽しいが一旦はまると一晩ほっといてカンストまでいける、虚しくなる諸刃の剣。
●む-こうか-あいてむ【無効果アイテム】
敵の攻撃などを無効化するのではなく、持っていても役に立たない効果の無いアイテム。
大概は製作者のお遊びやゲームの世界観を表現するための要素として用いられるが
宝箱を開けて入手したときのプレイヤーのショックは並ならぬものがあるだろう。
追記:効果のないアイテム、無意味なアイテム、お遊びアイテムと呼ばれることが一般的である。
☆関連語☆
馬の糞
●むじるし【無印】
廉価版やインターナショナル版、ディレクターズカット版等、
値段やゲーム内容が変更され再度発売されたものに対して、
一番最初に発売されたオリジナル版のことを指す。
☆使用例☆
インタ版は安いし追加要素もあるけど__のバグ技は使えなくなってるよ
●むすこ【息子】
RPGでは成人前の独身青年を主人公にすることが多く
主人公は○○さん家の息子と地元では認知されている。
シリーズ続編ものの場合、前作の主要人物の息子が主人公になる場合も。
極めて珍しいが、ストーリー中に主人公が親から息子に移るケースも存在する。
父親が偉大な行跡を残した息子さん達の例
・僕も父さんのような立派な英雄になるんだ!と純粋に父親に憧れるポジティブタイプ
おおらかな家庭で育った息子さんは、持ち前の明るさが武器。
お父さんの数々の武勇伝を鼻高々に受け止めるでしょう。少々危なっかしくても大丈夫。
周りがきちんとサポートしてくれます
・周囲からあの有名な○○の息子としか見られず「俺は俺だ!」と悩むネガティブタイプ
微妙なお年頃でコンプレックス丸出しの息子さんには、むしろ偉大なお父さんは悩みの種。
せっかくの努力を、さすがは○○の息子だ、なんて片付けられたり
なんで○○の息子なのにこんなことも〜なんて言われたら・・・。一度きちんと話し合ってみましょう。
・アイツは俺の父親なんかじゃない。あの男は俺が必ず倒す。仇討ちタイプ
実の息子から命を狙われているお父さんは、目的の為には手段を選ばなかったりしていませんか?
もし誤解だとしても、解けるのは死ぬ直前になりがちです。
息子さんにトラウマを残さない為にもきちんと話し合いましょう。
●むすたでぃお-を-やっつけろ【ムスタディオをやっつけろ】
FFTの主人公ラムザが、おまけイベントで発した迷言。
古代文明のロボット労働八号を目覚めさせ、主人として命令を求められたラムザに、
仲間のムスタディオが後ろから茶々を入れてきたさいに出たセリフ。
命令どおりに労働八号はムスタディオを吹っ飛ばしてしまう。
(お笑いイベントのため一命は取り留めるというお約束つき。)
ふだんはまじめで善良な人間の黒い一面という
同人ネタやパロディにありそうなネタを堂々と本編でふっているせいで
多くのプレイヤーの記憶に残っている。
☆関連語☆
FINAL FANTASY TACTICS ラムザ・ベオルブ
●むそう-さんだん【無双三段】
ロマサガシリーズに登場した槍の技。
剣に比べると槍は地味な印象が拭えないが、それを補って
余りあるかっこよさと威力を持っている。
基本動作は、殴る→突く→槍を回転させ抉る、の三段攻撃
聖剣伝説レジェンドオブマナに登場した時は、
真上に突き上げたあと落ちてくるところを抉るというエグイ技になっている。
●む-ぞくせい【無属性】
1)どの属性でもない中途半端な存在。
しかし後半になると強力な技、魔法を覚える傾向あり。
無は主に悪役が好んで使う言葉(例:この世を無にする)
弱点は特になくオールマイティ。
存在自体が無の場合もありパーティの頭数に数えられない事もしばしば。
2)厳密に定義するなら「その技や術には属性が設定されていない」という意味だが、
ゲームによって属性の概念やシステムは多種多様なので一概には説明できない。大別すると、
A・攻撃力・防御力とは別に属性の補正が働く場合は、軽減・無効化・吸収されない反面弱点にもならない。
B・属性ごとに防御力や回避の可・不可が規定される場合は防御力無視や回避不可能となる。
いずれにせよ属性のシステムに基づく防御を無効化できるので非常に有効かつ安定した攻撃手段であり
終盤には敵味方を問わず強力な無属性攻撃(FFのアルテマ等)が登場することが多いこともあって印象は強い。
以上が無属性の原義だが、そのゲームにおいて物理攻撃を属性として扱うか否かという点などとも関わってくるため、
実はかなり曖昧な言葉である・・・響きの良い「無属性」という言葉だけが一人歩きしているのかもしれない。
さらにややこしい事には「火」や「雷」と同じように「無」という属性が登場するゲームも存在するということが挙げられる。
この場合は原則として他の一般属性と同じように扱われるため、「無属性」ではなく「無」属性とでも書き分けるべきだろうか?
原義を考えると実に奇妙な話だが、無属性を無効化されたり吸収されたりするケースもあり得るので注意したい。
☆使用例☆
「HP自体は低い敵だから___魔法ならイチコロだな!」
☆関連語☆
属性、万能属性、アルテマ
●むだあし【無駄足】
目的の物があるという噂を聞いたので、行ってみたが実は敵の流した嘘だった。
クリスタルが危機に陥っているので、神殿に駆けつけたが既に砕け散っていた。
魔王の復活を阻止すべく、敵の本拠地に殴り込むがやっぱり復活してしまったなど、
出かけてみたが結局何の成果も上げられず、無駄な行動で終わること。
こんなことが何度も続くようだとキャラもプレイヤーも当然腹が立つし、鬱になる。
しかしこういうイベントを上手く加えることで、念願の目的を達成したときの快感が増す。
また、無駄足感を減らすには、クリスタルが砕け散る代わりに新しいジョブが入手できる、
などのシナリオ上とは別のメリットを与えるのがよい。
●むだ-じに【無駄死に】
自己犠牲イベントで死んだはいいが
置かれた状況は変わらず、もしくは手に入れたアイテムが役に立たないとき
又は突然、イベントで無意味に死んでしまったキャラにたいして使う言葉
どちらのキャラも、なんともいえない印象を記憶に刻み付ける
代表例を挙げると
前者は有名なFF2のアルテマでのミンウ
後者は、子供が遊んでいた矢が当たってそのまま死んだ
エメラルドドラゴン(SFC版)のヤマン等
☆関連語☆
自己犠牲
●むち【鞭】
主に鞣革、植物の蔦、鎖などを柄に繋ぎ振り回したりすることで遠心力をつけ、敵を打つ武器。
殺傷力はあまりなく、一般的な戦闘にはあまり向かない為、どちらかというと拷問などに使われることが多い。
また、獣に命令する際や、獣の力を最大限に引き出すために使われることもある。
熟練した者だと、敵を縛り付けたり、敵の腕に巻きつけることによって武器を取り落としたりすることもできるらしい。
☆用例☆
馬に_打ち荒野を駆ける(何か変?)
●むち【無知】
1)何も知らないこと、知識が無いこと。
RPGで記憶喪失系のキャラがこの状態になってる場合が多い。
その度合いは「ある重要事項の内容が解らない」から
「戦闘の仕方が解らない、呪文を忘れた」というシステム的なものや
「買い物の仕方がわからない」「コレって何?猫っていう動物?」と
いうような日常レベルにおける知識の喪失もあり様々。
天真爛漫な幼い印象のヒロインや、やや痴呆ではないのかと不安に
なるような老人系キャラがよくなる。
たまに主人公がこうなり「記憶探し自分探し」と称して旅するケースも。
2)対立する主要人物や敵キャラが事情を知らない主人公側に
「そうか、何も知らないのか」という意味を含めて送る言葉。
参謀系の頭良さそうな奴に言われると暗に「愚か者」と罵られてる気になる。
使用例:
「商売にとって一番大切なもの、それは__の知」
「さらばだ!虚弱貧弱__無能な人の子よ!」
●むちうちのけい【鞭打ちの刑】
罪人を木に縛り付け背中をよく乾いた革製の鞭で背中を打つ
痛みに耐性のある女性などは何回でも耐えられる可能性があるが、痛みに耐性のない人間は三回程で心臓がとまる
例)ドラクエ5 幻想水滸伝2
●むてき【無敵】
どんな攻撃がきても決して倒されない・もしくは攻撃そのものが通用しない状態。
普通のRPGではあまりお目にかからないが、
勝つ事が出来ないボスや、結界を張っている敵などがこれに該当する事がある。
(なかには、相方を倒さない限り無敵というものも)
一方こちら側がこれになれることもあるが、全般的に条件が厳しく、
時間も限られている事が多いので、なれる機会があったら有効に使っていきたい。
またアクションRPGの場合は技を放っているときなど、細かい間隔でこれが存在し、
どうでもいいものから、役立つものまで多種多様である。
●むてき-ふらぐ-かいじょ【無敵フラグ解除】
無敵フラグがかかっていたり、ほとんど無敵に近い補正がかかっているボスに対して、
イベントを起こしたり特定のアイテム・技を使用することでそれらの補正を解除すること。
いわゆる必勝法や対ボス用戦術と違い、基本的にこれをせざるをえない状況に置かれるため、正攻法の一種である。
しかし、完全に無敵ではないボスに対してはこれを使わずに勝利するやりこみも存在する。
例)ドラクエ3
ゾーマ、MOTHER2ゲップー、ティアリングサーガガーゼル、WA3ジークフリード、FE聖戦 ユリウス
☆関連語☆
正攻法 必勝法 無敵 対ボス用戦術 ゾーマ
●むどー【ムドー】
DQ6に登場する敵キャラ。太った蛙にマントを着せたような容姿をしている。
オープニングでいきなり主人公達を粉々に砕くという偉業を成し遂げる。
序盤ではムドー討伐が中心に物語が進むため、コイツをラスボスだと思って
いたプレイヤーも多いことだろう。
3回戦闘することになるが、3回目に戦うムドーは強力な全体攻撃で多くの
プレイヤーを悩ませた。
更に専用のBGMと背景が使われており、めちゃくちゃ盛り上がる演出がされている。
余談だがムドーは漢字で書くと「夢導」らしい。
これはムドーの夢に誘い込む能力からきていると思われる。
他にもDQのラスボスはそれなりに意味のある名前がついている。
シドー→死導
ゾーマ→造魔
エスターク→est(最上級系)+悪で「最上級の悪」
デスタムーア→デスが死、ムーアが大地
オルゴデミーラはデミウルゴスのアナグラム
ダークドレアム→DARKDREAM→暗い夢
●むねあて【胸当て】
鎧の一種として存在する防具。
乳首部分に金装飾がついていたりする。
●むね-の-おおきさ【胸の大きさ】
ギャルゲーでもない限りゲーム内容とは関係のない要素だが
しっかり決めておかないと二次創作でもめることになる
設定上幼児体形なキャラが巨乳に描かれる(逆も叱り)という悲劇を生むことも
●むほうまつ【無法松】
LIVE A LIVE近未来編の登場人物。近未来編の主人公、田所アキラの兄貴分。
正義感が強い男で、タイヤキ屋を営む傍ら暴走族クルセイダーズと日々戦っている。
パーティー参加可能な時期が限定されており、強さも微妙だが、
・ハーレーを飛ばして単独で敵の本拠地に殴り込む。
・(罪滅ぼしのためとはいえ)店の売り上げを孤児院に寄付する。
・「子供達を守る力を得るために、ドーピング剤を使いすぎて死ぬ」という死に様
など、その男の中の男とも言うべき言動、キャラクターに惚れた者は多く、LALでも屈指の人気を誇る。
近未来編ラストバトル直前のアキラのセリフ「なあ……そうだろ松ッ!!」に涙した者は少なくないだろう。
無法松というのは偽名で、本名は松井。元はクルセイダーズのリーダーであったが、
機動隊の隊長であったアキラの父親をやむなく殺害してしまったことでチームを離れる。
(そのためクルセイダーズは今では陸軍に掌握され、その手先に成り下がって悪行を繰り返している。)
☆関連語☆
LIVE A LIVE なあ……そうだろ松ッ!!
●むま【夢魔】
人の夢の中に巣食い、精神を侵す魔物。
夢の中に存在するため通常の方法では戦えないことが多く、
主人公たちは夢の中に乗り込んだり、何らかの方法で現実世界へ引っ張り出そうと奮戦する。
容姿はグロい化け物、(小)悪魔、美(少)女で三分される。
戦闘時は眠りを中心とした、ステータス異常を及ぼす攻撃を多用するが、力は弱いことが多い。
現実世界に干渉することがほとんどできないため、小悪党的な存在に収まりがちだが、
中には夢魔の特性を十二分に活かしてラスボスの座にまで登りつめた者もいる。
追記:男性型を「インキュバス」、女性型を「サキュバス」という。
いずれも睡眠中に人を襲い、襲われる人にとっての理想の異性像で夢の中に現れる。
要するに夢の中で性行為を行う。
インキュバスとサキュバスは同一の存在であり自身に生殖能力がない為、
人間の生殖能力を借りて繁殖しているという説もある。
追記2:夢魔を英語で綴ると「Nightmare」。「mare」が「雌馬」の意であるため、夢魔を黒馬の姿で描写する例が多いが
この「mare」は、「霊・悪魔」を指す古英語であり、「夜の馬」と読み解くのは本来誤り。
しかし現代英語と古英語の取り違えだけに欧米でも勘違いが多く
孫引きの日本産なんちゃって西洋ファンタジーでは最早誤用が避けられない状態である。
補足:ちなみに各々の名前の意味は
インキュバス=上になるもの
サキュバス=下になるもの
となっています。
☆関連語☆
夢 夢の中のダンジョン
●むら【村】
町よりも規模の小さい集落。
町のように立派な壁に囲まれていなかったり道が舗装されていなかったり建物が木造だったり
見た目で判別できるほどに町と差別化されている場合が多い。
町長は中年のおじさんが多いのに対し、村長は老人の場合が多い。
選出手段の違いだと思われる。
手っ取り早く区別するには入り口周辺をうろついている人に聞けば良い。
村の場合『ここは○○村じゃよ』と言ってくれるはず。
また、魔王軍や帝国軍などによる虐殺にあったり特殊な力を持つ集団であったり
主人公の故郷であったりすることが非常に多い。
●むんば【ムンバ】
調子に乗った野村哲也がデザインしたFF8のマスコット的キャラ。
あからさまに狙うと飛ばない例。