●やーかーらむ【ヤーカーラム】
ベルウィックサーガのラスボスで、クラスは暗黒司祭。
ラーズ教(敵側の暗黒宗教団体)の四天王の一人で、
ヴェリア王国(主人公達の住む王国)に侵入し、
王様の重臣のヘルマンという人物を暗殺してヘルマンに成り代わり、
ヴェリア王国を内部から腐敗させていた。
(ヴェリアの王であるウォルケンスという人物が途方も無い愚物であり、
王の器でなかった為に尚の事やりやすかった模様)
しかし、いざ最終章で彼のパラメータを拝むと、
なんとHPは39と、第一章に登場するベンハーという中ボス(HP44)より低い。
加えて、暗黒魔法を使えるものの、主人公サイドに暗黒魔法を封じられるキャラが居ることや、
装備している闇の腕輪のせいで神聖属性攻撃のダメージが増すという弱点がある。
また、この章ではリネットが居るため、
『主人公がリネットに隣接していると、主人公の攻撃が絶対に致命になる』
という特殊能力により、
主人公であっさりとボッコボコにして勝つことが可能なのである。
ストーリー中でやってる事は凄いのだが、能力が完全にそれにおいついておらず、
おそらく、SRPGで最も弱いラスボスの一人と言っても過言ではないだろう。
ちなみにヤーカーラム本体を相手にするよりも、
大量にいるその取りまきを相手にする方が間違いなくしんどい。
☆関連語☆
ベルウィックサーガ ベルド
●やくそう【薬草】
1)主にDQ等で有名な一番安価で最低ランクの回復アイテム。
序盤では大変重宝する。むしろ無いと死ぬ。
2)主に切り傷などに磨り潰して塗りこみ傷の回復を早くする植物。
大抵緑色だが用途や色はゲームなどによって異なる。
出ているので有名なのはやはりドラクエか。
地味なところで円卓の騎士などにも出ている。
基本的値段は安く、効果もそれほどでもない。
☆使用例☆
今のうちに____で回復しとけ!
●やく-づけ/くすり‐づけ【薬漬け】
自キャラのステータスを上昇させるアイテムを一人のキャラクターに一度に大量使用すること。
またはその状態。
☆使用例☆
うわ、このキャラ「素早さ」高っ!____じゃん。
●やけくそ【ヤケクソ】
1)全滅の危機に瀕し、体勢を立て直す暇がないときに繰り出すやぶれかぶれの攻撃。
これで強敵を倒せたときの感動は凄まじいものがあるが、無残な結果に終わることも少なくない。
ボスのHP上限が低い昔のゲームではこれで倒せる確率も高かったが、
HP上限がインフレしてきた最近のゲームではめったに見られない。
☆使用例☆
もうMPが残ってねえ!____攻撃!・・・あっ倒した
2)ペルソナ3に登場する状態異常の一つ
操作を受け付けず、通常攻撃を繰り返し、攻撃力があがる反面防御力が下がる
いわゆるバーサク
●やずまっと【ヤズマット】
FF12に登場する、ゲーム内でのほぼ最強のモンスター。
ストーリーには関係ないサブイベントのボスとして登場するのだが、
コイツの恐ろしさはステータスでも使用技でもなく、何と言ってもその馬鹿デカイHPである。
こちらが9999(最大値)のダメージを与えても表示されているHPバーはちまちまとしか減らず、
しかもHPゲージのストックが数十個はあるため、「6000万ぐらいHPあるんじゃないか…?」とまで言われている。
こいつを倒すにはひたすら長時間ガシガシ攻撃し続けなければならないのだが、
倒すまでにリアル5時間以上かかったりもするのでひたすらめんどくさい。
しかもHPを半分削った辺りから与えられるダメージの最大値が6999になったり
レベルが2倍にする「驚異」という技を使用したりと、
バトル終盤に近付くにつれてダメージ量がどんどん少なくなっていくので更にやる気が削がれてしまう。
もう最後の辺りは時間やお母さんや集中力との勝負にもなってきたり。
(一応逃走が可能で、それまでに与えたダメージをそのままに再挑戦できるのだが、
一度逃げて戻ってくる度に「驚異」を使用するため更にダメージが与えにくくなる)
ちなみに「めんどくさい」面だけを強調して書いてみたが、
攻撃力などの基本ステータスもゲーム中最強の部類だったり使用してくる技も強力なものが多かったり、
瀕死状態になると怒涛の連続攻撃を仕掛けてくるようになるため、
「時間かかるだけなんだろ?」と軽い気持ちで下準備を怠って挑んだり途中で気を抜いたりすると普通に死ねる。
●やすらぎ【安らぎ】
「苦痛からの解放」など、悪が人を殺す名目の一つ。
お前の決め付けで人を殺すなと言いたい。
●やせいじきゃら【野生児キャラ】
原始人キャラともいう。文字通り野性的で原始的なキャラのこと。
有名所を挙げるとすればDQ7のガボ、FF6のガウ、
クロノトリガーのエイラ、LIVE A LIVEのポゴあたりか。
おつむが足りない代わりに心は純粋なのがお約束で、
露出度が高く、性別が女の場合は爆乳。
獣と話せたり、獣を使役したり、獣の技を使ったり、
育ての親が獣だったり、正体が獣だったり、
とにかく獣と切っても切れない関係であることが多い。
人を「強いか弱いか」で判断したり、物を「食えるか食えないか」で分別したりする。
●やっつけた。【やっつけた。】
DQ4で敵を倒したときに出る表示。
前作までは「たおした!」と気合が入っていたのにこの脱力表示。
ラスボスももちろんコレである。
●やっつけ-まけ【やっつけ負け】
SRPG用語。
敵の行動範囲がぎりぎり届く位置にキャラを配置して自ターンを終了、
敵ターンで敵を一体だけ引き付けるつもりが、
やって来た敵を反撃・クリティカル等で倒してしまう
→他の敵が↑の敵が居た位置へ移動→また反撃・クリティカルで(ry
という事を繰り返した結果、ダメージが蓄積してキャラがあぼーんしてしまうこと。
キャラが強すぎた為の悲劇と言える。
●やっと-なまえ-で-よんでくれた【やっと名前で呼んでくれた】
RPGに限った事ではないが、よくある展開のひとつ。
この行動を起こすのは、ほぼ間違いなく主人公&ヒロイン。
最初は「お前」、「アンタ」、又はあだ名で呼び合っていた中の悪い男女が
危機に陥った時などに、とっさに名前で呼んだ時なんかに出るセリフ。
これがキッカケになって互いを意識し始めたりする。
っちゅーか、この展開になったら、ほぼ間違いなく恋愛確定。
他にも「君」、「さん」付けで呼んでいたのを、とっさに呼び捨てで呼び、
「やっと呼び捨てで呼んでくれた」などの派生系もある。
●やどだい【宿代】
宿屋を利用するために必要な料金。
全国一律、後半の街ほど高額、レベルによって変動とRPGによって様々だが、
ほぼ共通しているのはアイテムや装備品の値段に比べて非常に安いということである。
ダンジョン内や闘技場など需要が多いと思われる場所では高額に設定されている場合もある。
●やどや【宿屋】
殆どのRPGに出てくる店。
ここで休めばパーティの体力、魔力の回復が可能。
但し、たいていの宿屋は宿泊料金が必要。
休むと一日が経過するRPGも。
☆使用例☆
全滅しない内に_______で休もう。
●やま【山】
陸地の中で、著しく地面が隆起し高くなった場所。
RPGでは次の目的地へ向かう際に通り抜けるトンネル的な役割を持つ山が多い。
貴重な鉱石・宝石が採掘できる鉱山や、神々を祭る神殿のような役割を持った山もある。
登山中に山賊が襲って来たり、頂上や下山間際でボスクラスの敵が現れたりすることが多いのでそれなりの注意が必要。
☆関連語☆
山賊、火山、鉱山
●やまづみ【山積み】
そのゲームが売れていない事を表す単語。
が、おもちゃ等と違って実際にゲームソフトが店頭で山積みになっている光景を見る事はない。
前評判が悪いゲームはこのような状況に陥ることはないため、主に大作ソフトや注目ソフトを批判するときに言われる。
追記
もともとは、どの店でも沢山置いてあるぐらい人気のソフトを指す言葉だった。
☆関連語☆
爆死
●やまでらこういちはーつ【山寺宏一ハーツ】
スクウェアがディズニーと提携してリリースしたRPG「キングダムハーツ」シリーズのこと。
声優、山寺宏一が声をあてているディズニーキャラが多数出演しているためこの異名で呼ばれることがある。
主役の一人であるドナルドダック、「リトルマーメイド」のセバスチャン、「アラジン」のジーニー、
「ムーラン」のムーシュー、「美女と野獣」のビースト、「リロ&スティッチ」のスティッチ(2のみ)
で計6名(1では5名)の山寺宏一が声を担当したキャラクターが出演している。
しかしそれぞれのキャラで声色をがらりと変えているため、そのキャラ同士がしゃべっているシーンでも
特に不自然に感じられることはない。
余談だが、山寺氏が演じたドナルドダックはディズニーのプロデューサーから
「世界一のドナルドダック」と賞賛され、ディズニー社から特製の腕時計を貰うほど。
●やまにかこまれたまち、たてもの【山に囲まれた町、建物】
徒歩では行けない場所にあり、主人公達が、空を自由に移動する手段を探すきっかけとなるもの。
…なのだが実際には、
「フラグとかバランスの関係で、船を手に入れた時点で来てもらっては困るんだよね。」
という制作者側からのメッセージでもある。
●やま-の-がーでぃあん【山の守護獣(ガーディアン)】
初代ワイルドアームズに登場した『山』を司る守護獣(ガーディアン)ディノギノスのこと。
初代ワイルドアームズでは魔族の親玉の心臓の一つを像になって封印しており、
封印を魔族によって解かれた後も装備品となり、
同じ地属性である『地』を司る四大守護獣グルジエフの性能を全て上回っていたので存在感はそれなりにあった。
しかし初代ワイルドアームズのリメイク作、アルターコードFでは能力的に被ってるからという理由で存在を抹消され、
魔族の親玉の心臓を封印していた像も『封印の要石』に変更、
その存在は破壊されたパワープレートがオマケ要素として展示されているだけに成り下がる。
しかし駄目なことで有名のアルターコードFのOPアニメで連なった山々が何故か、
右に左に様々なスピードでどう見ても不自然な高速移動をしているのを見てファンが
「これは存在を消された山のガーディアン、ディノギノス様が怒ってるんだッ!」の様なことを言い出し、
FのOPが駄目になった原因の一つとしてディノギノス様のお怒りが頻繁にあげられることとなり、Fでもある意味存在感が抜群になった。
現在のWA本スレではネタを超えて、もはや公式設定の様にFのOPを語る上で山のガーディアンは欠かせない物となっている。
●やまびこ【山彦】
山などで大声を出すと、向かいの山に反射して遅れて戻ってくる現象。
RPGにおいては、山のマップで誰かが山彦を発生させて、それに対する
仲間たちのセリフを見ることができるイベントや、ハプニングが発生してしまうイベントがあったりする。
また、ドラクエにおいては魔法の効果が2回発動する装備品として、この現象が利用されている。
☆関連語☆
山彦の帽子、雪崩
●やみ-ぞくせい【闇属性】
ゾンビ・悪霊・悪魔などのタイプの敵は闇属性であることが
多いために、ゲームによっては序盤はともかく後半の使い道が
なかったりする属性。
攻撃魔法以外にも即死魔法・ステータス異常魔法なども使えるが、
多くの場合において敵が使う場合は凶悪だが、味方が使う分には
消費が効果と成功率の割に合わなく、使えない魔法であることが多い。
●やみ-の-いぎょうしゃ【闇の異形者】
FF12の召還獣達の総称。
黄道十二宮+1に当てはめて13体いる
FFTの敵「ルカヴィ」やFFTAの「神獣」として登場しているものもあり、
イヴァリースの世界における時代を超えた存在であるようだ。
また、FFシリーズの歴代ラスボス達が何対か名を連ねている。
が、元ラスボスの連中のデザインが全く違う為ファンから非難される事も多々ある
それぞれの名前と元ネタは以下の通り。
牡羊座(アリエス)…魔人ベリアス(FFTのルカヴィの一人)
牡牛座(タウロス)…輪廻王カオス(FF1のラスボス「カオス」)
双子座(ジェミニ)…死の天使ザルエラ(FFTのルカヴィの一人)
蟹座(キャンサー)…断罪の暴君ゼロムス(FF4のラスボス「ゼロムス」)
獅子座(レオ)…統制者ハシュマリム(FFTのルカヴィのリーダー)
乙女座(ヴァルゴ)…聖天使アルテマ(FFTのラスボス)
天秤座(リーブラ)…審判の霊樹エクスデス(FF5のボス「エクスデス」)
蠍座(スコーピオ)…不浄王キュクレイン(FFTのルカヴィの一人)
射手座(サジタリウス)…密告者シュミハザ(FF12初登場)
山羊座(カプリコーン)憤怒の霊帝アドラメレク(FFTのルカヴィの一人)
水瓶座(アクエリアス)…暗黒の雲ファムフリート(FF3のラスボス「くらやみのくも」)
魚座(パイシーズ)…背徳の皇帝マティウス(FF2のラスボス「こうてい」)
蛇遣座(サーペンタリウス)…戒律王ゾディアーク(FFTの隠し召還獣)
☆関連語☆
イヴァリース
●やむちゃ【ヤムチャ】
漫画ドラゴンボールの登場キャラ
初めのころは主人公孫悟空のライバルキャラだったが、
話が進むにつれ悟空が強くなった上、更に強いライバルキャラが登場したため。
いつのまにか、戦力外になってしまった。
そのため、「初登場は強いが、後半役に立たない」キャラを指す言葉として使われる。
余談だが、「ヤムチャ」をこの意味で使ったのは投稿雑誌「ファンロード」が始まりと思われる。
☆同義語☆
ジェイガン、オイフェ、キマリなど
☆対義語☆
ポップ、アイビス、ピスタチオなど
●やらされてるかん【やらされてる感】
ストーリー展開や攻略が単調すぎて「ゲームをプレイしている」というより、
「ゲームをやらされている」という感じにさせられること。
☆関連用語☆
作業感
●やり【槍】
RPGに頻出する武器の1つ。斧や剣よりも長い柄の先に尖った刃のついた武器。ポールウェポン。
リーチが長いので一騎討ちで有利に戦うこともできれば、複数の敵を相手にすることも可能。ただ狭い室内で使用するには不向き。
また、大きく分けて投げ槍(ジャベリン)、騎兵槍(ランス)、通常戦闘用の槍(スピア)の三種類がある。
攻撃方法は投げる、払う、突く、薙ぐ、たたきつけるなど。
重量が結構あるため扱えるキャラやクラスでないと装備できないことが多い。
☆使用例☆
__は1マス離れた相手も攻撃できる便利な武器です。
●やりこみ【やりこみ】
ゲーマー用語。
RPGに限らずゲーム中において
ゲーム中で出来る事を全て成すことを指す。
(例、アイテム、技、コンプリート。レベルMAX、等)
また、最近のRPGにおいてはアイテム図鑑、モンスター図鑑などのように
それをサポートしてくれるアイテムやシステムがあることも多い。
だが逆にそれがやりこみを強制しているように感じる面もある。
ちなみに、「レベル最低、パーティー1人でゲームクリアー」等は
縛りプレイとも呼ばれ、これがやりこみと呼ばれる事も多い。
余談ではあるが某週刊○通では「やりこみ大賞」と呼ばれるものが
掲載されているがそれは後者のやりこみに賞を送るものである。
にもかかわらず、たまに前者のやりこみ(しかも時間をかければできそうなもの)が
載っているのは何故なのか、私は不思議でしょうがない。
☆使用例☆
うっしゃ、このゲームをとことん____でやるぜえ!
●やりこみようそ【やり込み要素】
メーカーがウリとして用意した、プレイ時間を引き延ばす要素。やり込ませ要素。
真のやり込み野郎はわざわざ用意してくれなくても勝手にやり込む。
●やんがす【ヤンガス】
『ドラゴンクエスト8 空と海と大地と呪われし姫君』に登場するキャラクターの一人。
流れ者たちの町パルミド出身の元山賊で、現在はカタギに戻っており、
主人公達の旅に同行している。
元山賊なだけあって、オノや棍棒などの武器を用いて戦い、体力もずば抜けて高い。
攻撃力もパーティー4人の中で一番高く、パーティーの主砲として活躍できるが
いかんせんすばやさに乏しい。
そんな火力だけの筋肉バカと思いきや、ホイミベホイミ果てはメガザルといった回復呪文も
使えるのでなかなかあなどれない存在である。
戦闘中にステテコパンツを両手に踊ったり、公然と鼻をほじったりとオヤジキャラ丸出しだが
時として、約束を守れなかったことを誠意を持って謝罪したり、命を救った恩人に報いようと
その身を以って懸命に仕えている義侠心溢れるタフガイでもある。