●でぃあぶろ【Diablo】
Blizzard North開発のアクションRPG。
元はPCの洋ゲーであるが、PSにも移植されている。
プレイヤーは白兵戦が得意なウォーリアー、弓が得意なローグ、魔法が得意なソーサラーの
中から1人選び、トリストラムの街の地下で復活したディアブロの打倒を目指す。
世界で初めて成功したオンラインRPGであり、以後のオンラインRPGに多大な影響を与える。
もっとも、PS版はオフラインで2人までしかプレイ出来ず(PC版は最大4人)、
操作性もPC版よりも悪くPSで出来るということ以外は特にメリットもない上に洋ゲーであるなど、成功する要素はないに等しかった。
PC版についても少し触れると、Battle.netというサーバーへ世界各国のプレイヤーが接続し、
今のようにアジア圏、ヨーロッパ、USといった区切りがなく
日本やシンガポール、フランス、カナダなどのプレイヤーが一同に会することもあった。
また、PK(Player Kill)システムが搭載され、最強の敵はディアブロではなくプレイヤーであった。
何の前触れもなく攻撃出来たり、止めをモンスターにささせることによって相手の装備アイテムを剥がせるなどが出来た。
ある意味ではこれは日常茶飯事の出来事であり、ディアブロ経験者は最近のPK要素の薄いMMORPGに対して不満の声を挙げる人も多い。
●てぃありんぐさーが ゆとなえいゆうせんき【ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記】
ファイアーエムブレムシリーズの生みの親である加賀昭三が、
インテリジェントシステムズから独立した後に、エンターブレインの協力を得て製作したSRPG。
元々のタイトルはエムブレムサーガであり、FE世界との関連もほのめかされていたが、
任天堂から訴訟を起こされ、様々な修正や設定変更の末にティアリングサーガとして発売される。
システムのほとんどはFEシリーズと共通であるが、シナリオが特徴的で、
主人公が2人存在し、最初はその片方であるリュナンの軍しか操作できないが、
ある程度シナリオが進むともう片方の主人公、ホームズの軍も操作できるようになる。
帝国との戦争がメインであるリュナン軍では完全に一本道のシナリオが展開されるが、
対するホームズ軍は私掠船団として自由に大陸を冒険でき、(流石に敵である帝国領には入れないが)
プレイヤーは心置きなくパーティー強化やアイテム探しに勤しむことができる。
そしてリュナン軍に合流した時に、育てたキャラや手に入れたアイテムを渡すことで
リュナン軍のシナリオ攻略を楽にすることができる。
(これを上手く駆使しないとシナリオ後半はキツくなるが、意図的に難易度調整ができるともいえる)
裁判のとばっちりを食らったためか、未登場地域や没マップも多いが、
ゲームバランスは安定しており、シナリオもそう悪いものではないため良作であるといえる。
また、続編としてティアリングサーガシリーズ ベルウィックサーガが発売されているが、
システムが大幅に変更されているため、TSを気に入ってもBSを好きになれるとは限らない。
☆関連語☆
加賀昭三 ファイアーエムブレム FE・TS裁判 ベルウィックサーガ エンターブレイン
●てぃー-あーるぴーじー【TRPG】
Tabletalk(卓上会話) Role Playing Gameの略。
ドラゴンクエストの功績でRPGの名がCRPGを指すものとなったため、
混乱を避けるための日本製の造語。
この言葉が生まれる前は、単にRPG、または、非常に誤解を招く言い方だが、ボード版RPGなどと呼ばれていた。
しかし、各キャラクターや敵などの位置関係を把握する手段として、ボードとフィギュアを使用していたこともあるため、
間違いとはいえない。
☆使用例☆
____厨ハケーン。
☆関連☆
CRPG、Dungeons&Dragons、RPG、ドラゴンクエスト
●てぃー-あーるぴーじー-か【TRPG化】
コンピュータRPGの中には、TRPG化されたものもある。
真・女神転生やウィザードリィがそうだし、スターオーシャン3も
2003年10月にTRPGとして出るようだ。
追記:元はTRPGでCRPGとして出たものもある。
D&D、ソードワールド、モンスターメーカー、蓬莱学園、ラプラスの魔(ゴーストハンター)
ロードス島戦記、シャドウラン、ブルーフォレスト物語、T&T(企画倒れ)など
●でぃーいーえっくす【DEX】
Dexterity(器用さ)の略。デックスと読む人も多い。
→器用さ
●てぃーおー【TO】
1)タクティクスオウガの略称
2)テイルズシリーズの略称
T・D・E・Sなどを後につけるのが一般的だが
稀にTO単体で使うこともある
●てぃーおーえふ【TOF】
1)RPGのテイルズオブファンタジアの略称
が、正確にはファンタジアの頭文字はPであり、
(テイルズオブファンタジアの正式な綴りはTALES OF PHANTASIA )
ファンタジーの(FFの?)Fと勘違いした香具師により時折書き込まれる。
よく突っ込まれるが、その後書き込んだ香具師の天然(?)に乗じ
幾人かが釣りでTOFと書き込むことも・・・
2)テイルズオブファンタジア・・・ではなくテイルズオブファンダムの略称。
ファンタジアの方の綴りはPhantasiaであるため本来TOPと略するのが正しいが、
時に素でFantasiaであると勘違いしTOFと書き込んでしまう輩がいる。
そんな時には優しく「あー、テイルズオブファンダムの事ね」と返してあげよう。
☆関連語☆
テイルズシリーズ、略称
●でぃー-かうんたー【D-カウンター】
ブレスオブファイアV ドラゴンクォーターの重要なシステム。
ある程度シナリオが進むと、画面右上に○○%というカウンターが表示される。
これは主人公がどれだけドラゴンに侵食されているかを表している。
主人公は竜化することで能力値の一時的な上昇や、無敵状態での移動などができるのだが、
力を使うたびにカウンターの数値がどんどん膨れ上がっていき、
100%に達すると問答無用でゲームオーバーになる。
このゲームは全体的に敵が強く、また竜化状態での主人公の強さは凄まじいため、
竜化の使い過ぎによってハマってしまうプレイヤーが続出した。
しかし、難しいもののこの能力を使わずにクリアすることは可能である。
なお万が一ハマったとしても、このゲームではギブアップすることにより
一部のデータを引き継いだ状態で最初からプレイできるので、ハマるのを前提に設定されている模様。
☆関連語☆
ブレスオブファイアV ドラゴンクォーター リュウ 変身 カウンター 竜化
●でぃーす【ディース】
ブレスオブファイアシリーズにおいてリュウ、ニーナに次ぐ登場率を誇る名物キャラ。
残念ながら5には登場しなかったが、4までは皆勤。
酒と寝ることが大好きな自堕落女大魔道師なのは全作共通で、4以外では
下半身が蛇の姿をしているのも大きな特徴。
毎回違った役割で主人公達を手助けしてくれるわけだが、その中でも2における
活躍の仕方は常軌を逸している。
☆関連語☆
ブレスオブファイア リュウ ニーナ マスター 魔法使い系キャラ
●でぃーどりっと【ディードリット】
ロードス島戦記シリーズに登場し「エルフ=耳の長い人」というイメージを
定着させる原因になったといわれる、日本一有名なエルフ。
だけど、中の人が男(具体的に言うと山本弘氏)だという事はあまり知りたくない事実。
☆関連語☆
エルフ ロードス島戦記
●てぃーにろくまるじー【T-260G】
サガフロンティアのメカ編の主人公。元は宇宙戦艦のメインコンピュータだったが、
大破して星に堕ちる。所属する文明も敵対する文明も滅び去った後、スクラップになっていたところを
タイムという少年に掘り起こされ、酔っ払い剣士と一緒に任務を思い出す旅に出かける。
主人公に選らんだ時の特典として、ボディの換装を行うことができるのだが、
最終的に手に入るオメガボディの必殺技は「V-MAX」という。どこかで聞いた方もいるだろう。
実は懐かしのロボットアニメの主人公機の必殺技…だったのだが、そのアニメが最近某ロボット大戦に出演し、
再び日の目を見ることとなった。時期がかぶっていたらまずいことになっていたであろう。
☆関連語☆
メカ、ロボット
●でぃーぴーじー【DPG】
ドーピングRPGの略。もしくはドーピングそのものを指す場合も。
レベルアップよりステータスアップの薬系で成長する方がはるかに強く、ドーピングなしではクリアもおぼつかないようなゲームのこと。
一般的には、たとえばドラゴンクエストVのような、普通にクリアできるものの裏技でドーピングし放題なもののことは言わない。
初出は不明だが、97年当時の「エイナスファンタジーストーリーズ」で使われていたため、おそらくはそれ以前から使われていたのだろう。
言うまでもなくこんなバランスのゲームは糞の烙印を押されることとなる。
●でぃヴぁいんうぇぽん【ディヴァインウェポン】
WA4のラスボス。漢字名は『神剣』。
世界大戦を終結させる為に造られた超兵器だったが、使用する前に大戦が終結した為、
ラスダンの奥に封印されていた。大戦終結後も争いを止めない人類に絶望した大戦時の
英雄ハウザーが、人類を根絶やしにする為に起動。ハウザーは神剣と融合し、主人公たちと戦いになる。
第一形態は人型、第二形態は竜型、最終形態はロボット型へと変化。
『ハンディキャノン』『バニシングレイ』『アークスマッシャー』と、WA1の主人公ロディと
同名の技を使用し、更に行動順を無視して攻撃する能力『アクセラレイター』を使ってくるが、
弱いと言われがちなその他の中ボスたちと同様、大して手強い敵ではない。
最終形態は普通の攻撃では止めが刺せず(必ずHPが1残る)、直前に修得した合体技
『アークインパルス』でしか倒せない。
なお、そのアークインパルスの修得場面が、なんの脈絡もなく『アークインパルスだッ!!!』
の一言で修得するという、打ち切りアニメのような強引なものだった為、唖然としてしまった
プレイヤーも多かったという。
●ていきこうしんげーむ【定期更新ゲーム】
ジャンル的にはPLAY by Mailの一種と言われているゲーム雑誌上で執り行われていた
「読者参加型ゲーム」のWeb版。
歴史はネットゲームとしては意外と古く、10年前にまでさかのぼる。
キャラを作成>フォームにデータを入力>行動処理>結果アップロード
の流れでゲームが進行され、ゲーム的な処理間隔は週1〜週2程度が主流となっている。
ADSLの普及まではMMORPGも回線的な問題で敷居が高く、回線にもスペックにも依存をしない
これらのゲームが猛威を振るっていた。
だが、ADSL普及以降はMMORPGの回線的なコストの敷居が低くなったため現在は衰退、斜陽
期に入っている。
なお、ネットゲーム板に存在するローカルAA「駄無」はこのジャンル発祥である。
追記:このゲームジャンルに関する用語はこのRPG大辞典では対象外となっている。 
☆関連用語☆
駄無、リアルマーシャル、アクア=エリアス、DarkKingdom、FinalCrest
なおネトゲ板カテゴリの大まかな歴史と分布はこんな感じ: ttp://fong.fc2web.com/kisotishiki.htm
●ていきせん【定期船】
特定の区間を行き来している船。
RPGの世界では、出航が遅れたり、
航海中に魔物に襲われ難破したりと
大抵何らかのトラブルに見舞われる。
また、出航できる状態でも主人公達の支度が
整うまでずっと待ち続けてくれる我慢強い船長さんがいる。
●ていこく【帝国】
多くのRPGにおいて敵役にされる国家。
世界最高の能力を持った国であり、その力で世界征服を目指す。
皇帝を頂点とした独裁政治体制で民衆は苦しみながら生活している。
主人公達は帝国を倒そうとする組織に属する場合が多い。
また皇帝は部下に騙されており途中で皇帝は倒れ、その部下が取って代わるという展開が多い。
しかし必ずしも悪サイドとして描かれるわけではなく、中には正義の国家として主人公に協力したり
そもそもの皇帝が主人公であるなどの理由で悪の敵に立ち向かっていく場合もある。
この場合は頼れる存在になるはずなのだが、実際は主人公自身が敵と戦闘を行っていくため
あまり実感が湧かなかったりする。
☆前者の例☆
ガストラ帝国 (FF6)、ヴァンドール帝国 (聖剣伝説2) など
☆後者の例☆
アバロン帝国 (ロマサガ2)、マルクト帝国 (TOA)
☆関連語☆
帝国兵、皇帝
☆対義語☆
共和国、レジスタンス
●ていこく-ぐん【帝国軍】
RPGにおいて権威と独裁の国家の総称。
圧政によって、民を苦しめているイメージが強い。
大抵のRPGはこの帝国打倒が目的の場合が多い。
☆関連語☆
皇帝、帝国兵
☆対義語☆
共和国軍、反乱軍、レジスタンス、解放軍
☆よくあるシーン☆
ゆくぞ!____から町を解放するんだ!
●でぃすく○にこうかんしてください【DISC○に交換して下さい】
CD-ROM等の複数にわたるRPGの場合、ゲームがある程度進行すると画面に表示される言葉。○には主に数字が入る。
この言葉が表示されたら、指示されたDISCに交換しなければならない。PSのゲームに多く見られた。
また、DISCが変わると今までの町に入れなかったり、強制的に第2の世界に飛ばされたりするので注意が必要。
さらにデータ容量の節約のため、メインシナリオ上のイベントが終了した町やダンジョンがばっさり切り捨てられることも多く、
結果的にやり残したサブイベントや取り逃したアイテム、遭遇し損ねたモンスターなどが消滅することも少なくない・・・
もっとも最近はDVD等の媒体の容量に余裕があるため上記のような事態は減少傾向にある。ありがたい。
●ていでん【停電】
1)何者かの手によって、電気の配給をストップさせられた状態。
たまに電気室や配電室まで行って、電気の配給を行わせるスイッチを作動させなければならないイベントがあったりする。
すぐに電気が付く場合もあるが、その場合キーアイテムを盗まれていたりする。
2)全国のRPGプレイヤーを地獄へと突き落とす悪夢のトラップ。
概ね台風などの自然災害的なものから、部屋の消費電力過多によるブレーカーが落ちたという状況のどちらかによって引き起こされる。
プレイを開始して数分やセーブした直後なら被害は少ないが、
停電する前に、セーブせず数時間プレイしていた場合や、レアアイテム入手などの
プレイヤーのメンタル的な部分に関わる場合は、プレイしていたソフトの封印も有り得る。
最悪データ破損の可能性もあるので細心の注意が必要である。
こうならないためにも適度な休憩と、小まめにセーブすることを怠らないようにすべきである。
追記:なお、ソフト破壊(プレイヤーによる)の可能性もありえるので充分注意しよう
●でぃばいん-まてりあらいず-えなじー【Divine Materialize Energy】
VP世界において、神族およびエインフェリアたちが現世に影響を及ぼす目的で
自らに物質化(マテリアライズ)をかける際に必要となるエネルギー。略してDME。
敵の攻撃や環境の変化などによって徐々に減少してゆき、これがなくなると
物質化を保つことができずに消滅し、戦闘不能となってしまう。
・・・といろいろ説明はつけられるものの、所詮はただのHP。
実際の会話でもVPの特異性をことさら強調する目的以外では
たびたびHPと表現されることがある。
なお、敵キャラについては別段物質化を行ってるわけではないため、
ゲーム中でも普通に「HP」と呼ばれている。
☆類義語☆
HP(ヒットポイント)
●ているず-おぶ-えたーにあ【テイルズオブエターニア】
ナムコよりPSで発売された、テイルズシリーズの3作目。
PSPにも移植されている。
従来の正面見下ろし型のマップ表示方法から、現在に近い形に変更。
戦闘も、スピード感の上昇やキャラの頭身変更、豊富な特技や新機能の追加により、従来の作品よりも遙かに完成度が高いものとなっている。
主人公はのんびり屋、ヒロインが頑張り屋というよくある設定で、
異文化コミュニケーションを交わし、二つの世界を救うことになるというストーリー。
随所にあるミニゲームやキャラ同士の会話もなかなかの評判。
おまけ要素として、過去のテイルズシリーズキャラクターも登場する。
テイルズシリーズ最高の出来と褒め称える人も少なくない。
一方では、この作品から急激に作風が変わった為、「テイルズの癌」と称されることもある。
同一の世界を舞台にしたオンラインRPG「テイルズオブエターニアオンライン」がある。
●ているず-おぶ-えたーにあ-の-じんめい【テイルズオブエターニアの人名】
ナムコ・テイルズオブエターニアのキャラクター名や用語の多くは、物理学者や天文学者、錬金術師、そして星に関係する言葉から取られている。
例えば、ハーシェルは英国の天文学者から、エルステッドは電磁気学の基礎を築いた物理学者から、オルバースもドイツの天文学者から取られている。
セイファートは実際に存在するセイファート銀河から、ネレイドは海王星の衛星から取られている。また、ゾシモスとリバヴィウスは錬金術師の名前。
このような名前を付けた背景には、開発の豊田さんの学問に対する熱い思いがある。
(エンターブレイン発行の「テイルズオブエターニアオフィシャルガイドブック」、23ページからの引用)
●ているず-おぶ-ざ-てんぺすと【テイルズオブザテンペスト】
ニンテンドーDSで初めて発売されたテイルズオブシリーズ
開発はディンプス。(バンダイ側の会社)テイルズスタジオではない。
なお、キャラクターデザインはTODやTOEを手がけたいのまたむつみ氏が担当している
当初は4月に発売するはずだったが、10月25日に延期された
延期中に「TOPフルボイスエディション」「TOWレディアントマイソロジー」
「リメイクTOD」が発表されてしまったため、影が薄くなってしまった感は
否めない。
武器の覚醒や獣人化など斬新なシステムが目立ち、音楽なども高い評価を
うけている。一方でクリア時間が短い、移動速度が遅い、会話などが上の
画面に表示されるため慣れるまで見づらいなどの点では不満の声も多い。
長いストーリーや難易度の高い戦闘を楽しみたい人にはお勧めできない
●ているず-おぶ-ざ-わーるど・さもなーずりねーじ【テイルズオブザワールド・サモナーズリネージ】
テイルズシリーズ初のシミュレーションRPG・・・という触れ込みで発売された
「キング・オブ・キングス」シリーズ3作目
2作目「ポケットキング」は隠れた名作として評価が高かったが、売上としては芳しくなかったので
テイルズのキャラを借りて製作された(この背景にはナムコの売上に伴う出来高払い制度があり、
このために一定の売上の約束されたシリーズものが乱発傾向にある)
「キングス」の名を売り渡したことから、キングスシリーズファンの反発を招き、全体的な作りこみの甘さがそれに拍車をかけた
その上、ポケットキングの主人公のうわさなど、内輪ネタに終始したため、テイルズファンにもそっぽをむかれる結果となった
どちらのファンにとっても完全に黒歴史である
●ているず-おぶ-じ-あびす【テイルズオブジアビス】
テイルズシリーズの8作目。シリーズ10周年を迎えた記念に発売された。
世界観・テーマに音が深く関わっており、それだけに音関連には気を使っているらしく
BUMP OF CHICKENが担当した主題歌「カルマ」をはじめ、音楽は好評。
戦闘は従来の3D戦闘にフリーランシステムを加えることにより、
戦闘画面を自由に走り続けることができるようになった。
FOFシステムにより譜術×技の組み合わせで様々な技を発動できるといった特徴も斬新なものである。
秘奥義も出しやすくなり、戦闘の自由度は増したが、
その反面「ボス戦では逃げまくる」「難易度が低い」などの不満も出ている。
シナリオは舞台設定こそ二つの大国同士が争うよくある戦争シナリオである為、新鮮味はないものの、
パーティ内にスパイがいたり、主人公をパーティ全員で突き放すシーンがあったりと、
今までのテイルズと違ってかなり重い話が展開される。
総合的には高評価を得たものの、ロード時間がやたら長く、バグや誤植の多さもネックである。
また、北米で発売されたバージョンでは各キャラの秘奥義やカットインが追加されており、
これらの欠点も修正された上でアビス完全版の再販を求める声は少なくない。
☆関連語☆
テイルズシリーズ アビス 親善大使 超振動 ルーク・フォン・ファブレ
●ているず-おぶ-しんふぉにあ【テイルズオブシンフォニア】
ナムコが誇る人気RPGシリーズの5作目。(なりダンなどは除く)
2003年の夏の終わり、8月29日にゲームキューブで発売された。
しかしPS2は持ってるけどGCを持ってるファンが少なく、「なんでGCなんだ!」とか
「買えねぇよ!しかも移植されることは無いだとう!?」など
関連スレで悲痛な叫びが結構聞こえた。だが2004年春、事態は急変し
なんとPS2への移植が決まってしまった。それによって任天堂ユーザーと
PSユーザーが火花を散らしまくるようになってしまった。関連スレ、攻略サイト
の雑談版でも「ナムコは信用ならない」とか「移植はいいけどナムコのやり方が
…」といったあまり気分のいい話はされていなかったりする。発表から1ヶ月半
たった現在では大分落ち着いてきたようにみえるが…。
ゲームの全体的な内容としてはテイルズシリーズでも屈指の作品といえる。
が、賛否両論のなんちゃって3D戦闘、どこからか引用したようなシナリオ、
いつにもまして狙ってるにおいがするキャラ、微妙に作りこみが甘い(GC版)
等否定派意見も多々あるのも否めない事実。まあそれでもかなりのプレイヤー
が支持しているので良ゲーと言えなくもないだろう。
☆関連語☆
AAA、テイルズシリーズ
●ているず-おぶ-ですてぃにー-つー【テイルズオブデスティニー2】
ナムコ、2002年11月発売。売り上げは80万本強。
PS2初のテイルズシリーズであり、また同時にシリーズ初の
続編ものとして、発売前からファンの多大な期待を集めていた。
主人公は前作の主人公スタンの息子カイル。
経営難に苦しむ孤児院を立て直すため、兄貴分のロニと二人で
巨大レンズを手に入れようと遺跡に潜り込んだカイルは、そこで謎の少女リアラと出会う。
そして英雄になりたいという一念で旅に出たカイルは、仮面の剣士ジューダスや
弓使いナナリーと共に時空を越えた戦いに巻き込まれていく……。
というのが大筋の流れなのだが、この主人公カイルがかなり問題のあるキャラで、
各地で恐るべきDQNぶりを遺憾なく発揮し、プレイヤーを混乱と絶望の渦に叩き込んでゆく事になる。
やがてプレイヤーたちは「こんなDQNが俺の分身なんて認められるかー!」とぶち切れてしまい、
カイルのDQNぶりに悶絶しながらもフォローを続けるジューダスに感情移入してゆくのだった。
しかしこのジューダス、剣士でありながらHPがパーティ中で下から二番目に低く、
腐女子からは「ニンジンとピーマン食わない(公式設定)からだ!」と怒りの声が続出した。
またストーリーの展開も、歴史の改変を目論む敵を倒すという目的の下に
過去や未来、果ては平行世界までもを引っ張りまわされるというもので、自由度が極めて低かった。
加えて前作との矛盾や度を過ぎた801ネタが多く、その辺が前作ファンには受け入れられなかった模様。
などなど、あまり評判のよろしくない本作だが、敵キャラの一人である
バルバトスの存在がそれらの欠点をかき消すことになる。
数々のぶっ飛んだ台詞と行動、戦闘時の強さが若本規夫氏の怪演とあいまって忘れられないインパクトを残し、
最後にはみんな「もう細かいことはどーだっていいや」という恍惚の気分にさせてくれた。
なお戦闘に関しては様々な制約・肥大化した情報量・そして高めの難易度から
賛否が大きく分かれるものの、シリーズ中もっとも良いと評価する声も多い。
☆関連語☆
テイルズシリーズ、電波、穴子、リニアモーションバトル
●ているず-おぶ-りばーす【テイルズオブリバース】
ナムコが送るテイルズシリーズの六作目。通称TOR。
主人公ヴェイグがやたらとヒロインであるクレアの名を叫ぶゲームとして有名。
非戦闘キャラがイベントで同行する事があるのも特徴。
2部構成で、ヒューマ(人間)とガジュマ(獣人間)の2種族間の対立と和解がストーリーの中心であるが、
対立の原因も1部のボス→元々ヒトが持っていた差別意識→最後にポッと出てくるラスボスと二転三転して
話の焦点が定まらず、主人公達の行動は基本的に起こってしまった事態に対する対処療法的な
お使いイベントばかりなので話の流れが単調、EDも唐突なお涙頂戴エンドで、ストーリーを求めていた層からの反発は大きかった。
ただ、ヒロインの演説や浜辺の殴り合いなど、一部のイベントは好評。
一方、戦闘システムはD2と並んで評判が良く、
シリーズ初の3ラインの戦闘フィールドにより優位な位置を取って敵をまとめて攻撃する爽快感は抜群で、
フォルスキューブによる特技・導術のカスタマイズ、錬術、陣術、陣形、武具の強化など、複雑ながら完成度は高い。
またD2で批判された命中率を撤廃してモンスターの防御条件を明文化したのでプレイヤーの腕が戦況に反映されやすい。
「シナリオは駄目だけど、システムは面白い」というRPGの代表例。
☆関連語☆
テイルズシリーズ テイルズオブデスティニー2
●ているず-おぶ-れじぇんでぃあ【テイルズオブレジェンディア】
テイルズファンから最も叩かれた悲劇のテイルズ。
このゲームの凄いところは発売前から徹底的に叩かれた所である。
基本的にテイルズファンの多くが望むのが、
藤島絵師、いのまた絵師の二人なのに対し、初めて中澤絵師が起用されたためである。
前者二名のいずれかの絵師を起用し、無難に今までどおりにすればそれなりに売れる状況にあったのに、
あえて中澤絵師だったのは、マンネリな状況への打開策という意味合いもあったのだろう。
しかしテイルズファンから、「あんなキモイ絵師嫌だ!へたくそ!」とものすごいブーイングを食らった。
また、発売三日前にテイルズオブジアビスの発表というトドメが刺された。
テイルズファンに評判のよい藤島絵師、メイン層の中高生に大人気のバンプが主題歌。
レジェンディアと対極のこのジアビスが話題をかっさらい
レジェンディアファンは涙で枕を濡らした。
通称「夏の惨劇」である。
発売されてみると戦闘以外は評判がよく、特にストーリー、世界観、音楽は好評である。
しかし、シャーリー(主人公の妹)がうざい、戦闘が糞という理由で、
他のテイルズシリーズのファンからは嫌われている。
戦闘は好評で、ストーリーが悪かったリバースとは、対極的な作品とも思える。
☆関連語☆
TAO キモウト
●ているず-しゅだいか-の-ほうそく 【テイルズ主題歌の法則】
ナムコの看板RPG 「 テイルズシリーズ 」 の主題歌を担当した音楽アーティストは、急速に落ちぶれるという、
アーティストのファンにとって悪夢のような法則
「テイルズ・オブ・レジェンディア ( 05年8月発売 )」に主題歌「TAO」を提供した「Do As Infinity」が、
提供曲を最後に05年11月に解散してしまった事、
さらに、「テイルズ・オブ・シンフォニア( 03年8月発売 )」に主題歌「Starry Heavens」を、
「テイルズ・オブ・シンフォニア ( PS2移植版・04年9月発売 )」に主題歌「そして僕にできるコト」を提供した
「day after tomorrow」が、提供曲発表の2作後のシングルを最後に05年9月に活動を休止したことから由来する。
また、「テイルズ・オブ・デスティニー( 97年12月発売 )」に主題歌「夢であるように」を提供した「DEEN」が、
その後はアーティストとしてもうひとつ振るわないこと、
「テイルズ・オブ・デスティニー2( 02年11月発売 )」に
主題歌「key to my heart」を提供した「 倉木麻衣」が、提供曲収録のアルバム発売後から、
徐々に人気を落としていることからも、こう言われている。
ただし、「 テイルズ・オブ・エターニア( 00年11月発売 )」に主題歌「flying」を提供した
「GARNET CROW 」は、その2年後に初のオリコンTOP10入りを果たし、
「テイルズ・オブ・リバース( 04年12月発売 )」 に主題歌 「 good night 」 を
提供した「Every Little Thing」は、その次のシングルでオリコン初登場2位という高順位を記録しているため、
あくまでもジンクスであり " 絶対 " の法則というわけでもない
今後、悪夢の法則は実証されるのか?「テイルズ・オブ・ジアビス(
05年12月発売)」に
主題歌「カルマ」を提供し、初動売り上げ16万枚を達成した「 BUMP OF CHICKEN
」と、
最新作「テイルズ・オブ・テンペスト ( 06年発売予定 )」の主題歌を担当するアーティストの今後の展開に期待。
●ているず-しりーず【テイルズシリーズ】
ナムコの看板作品の一つ。
2006年10月現在、ファンタジア、デスティニー、エターニア、デスティニー2、シンフォニア、
リバース、レジェンディア、ジ・アビス、テンペストの9作が発売されている。
リニアモーションバトル(LMB)という格闘アクションゲームに近い戦闘システムが特徴で、
これにより戦略性の高い、爽快感のある戦闘を楽しむことが出来る。
シナリオは一部例外はあるものの、シリーズを通して無難な出来であり初心者にもお勧めできる。
また、温かみのあるドット絵にも定評がある。ただし少々同人狙いのキャラクターには賛否両論。
なお、本編の他にも携帯ゲームで外伝的な作品が数本発売されており、ファンディスクもある。
初代作品であるファンタジアを開発したのがトライエースであるため、
トライエースのスターオーシャンシリーズとは姉妹作としてよく比較される。
追記1:2004年後半頃から極端なハイペース(約半年に一本)で発売されるようになった。
これは複数チームで開発を行っているからというのが理由の一つだが、
ファンの間では開発チーム同士の連携の悪さや、粗製濫造による作品の質の低下が心配されている。
追記2:現在起用されている絵師は、本編では藤島康介、いのまたむつみ、中澤一登の3人、
外伝では松竹徳幸、奥村大悟の2人、携帯アプリでは椎名優が担当している。
絵師が多く、特に藤島・いのまた両氏は多くの信者を抱えているため、
他のRPG以上に次回作の絵師が誰になるかが重視されており、ファンの間では論争の的となっている。
追記3:正式名称はテイルズオブシリーズ。ナムコ関係者はテイルズではなく、この呼び方を使用する。
これはナムコが「テイルズ」の商標登録を忘れ、先にネクソン社に「テイルズ」を商標登録されたため。
(ネクソン社はオンラインRPG「テイルズウィーバー」の開発会社である。)
ただし、呼びにくいためか一般ユーザーの間では「テイルズ」「テイルズシリーズ」が多く使われる。
☆関連語☆
ナムコ リニアモーションバトル
●ているず-しりーず-の-じゃんる-めい【テイルズシリーズのジャンル名】
バンダイナムコの看板RPGシリーズであるテイルズシリーズは、
それぞれの作品に特徴的なジャンル名をつける事が慣例になっている。
以下に作品名とジャンル名を示す。
テイルズ オブ ファンタジア 「伝説のRPG」
テイルズ オブ デスティニー 「運命のRPG(PS2版では「運命という名のRPG」)」
テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン 「ダンジョンRPG」
テイルズ オブ エターニア 「永遠と絆のRPG」
テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2 「コスプレRPG」
テイルズ オブ デスティニー2 「運命を解き放つRPG」
テイルズ オブ ザ ワールド サモナーズ リネージ 「ファンタジーシミュレーションRPG」
テイルズ オブ シンフォニア 「君と響きあうRPG」
テイルズ オブ タクティクス 「シミュレーションRPG」
テイルズ オブ リバース 「君が生まれ変わるRPG」
テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン3 「コスプレS-RPG」
テイルズ オブ ブレイカー 「RPG」
テイルズ オブ レジェンディア 「絆が伝説を紡ぎだすRPG」
テイルズ オブ コモンズ 「変わりゆく世界 信じる想い 共に歩んでゆくRPG」
テイルズ オブ ジ アビス 「生まれた意味を知るRPG」
テイルズ オブ ヴァールハイト 「生きる意味を見つけるRPG」
テイルズ オブ ザ テンペスト 「魂を呼び覚ますRPG」
番外編
バテン・カイトス 「君とはじめて出会うRPG」
●でぃれいあくしょん【ディレイアクション】
攻撃を通常よりも遅く発動させる作用。多くはターン終了直前に行動するものである。
サガシリーズの不動剣や、ドラクエで魔神の鎧を装備している状態の行動など
ファストトリックと同じく大抵の場合、通常の行動順序は無視される。
☆関連語☆
ファストトリック
●てい-れべる-くりあ【低レベルクリア】
プレイヤーキャラのレベルをできる限り低く抑えてクリアを目指すこと。やりこみの一種。
サガシリーズのようなレベルの概念がないRPGでは低能力クリアなどとも呼ばれる。
当然の事ながら、味方が弱い為に終盤になるにつれ戦闘がきつくなる。
また、雑魚戦は全て逃げる、キャラを死亡させて経験値が入らないようにするなど、
レベルアップを阻むためのありとあらゆる工夫を凝らす必要がある。
そのため対象となるゲームに対する深い知識や時の運が求められ、
各種やりこみの中でも難易度の高い部類に入る。
☆関連語☆
レベル/LV やりこみ 全逃げ
●てぃんこ【ティンコ】
1)「サモンナイト3」の男性版主人公「レックス」のこと。
イラストを見ると何重にも編み重ねたベルトで男性の大事な所をガードしているように見える為、
そう呼ばれる。
性格は一言で言えば完璧人間。完璧故に人気が高いが、完璧過ぎる故にアンチも多い。
2)「魔界戦記ディスガイア2」に登場するキャラ「ティンク」のこと。
分かりやすいヘタレである為か、ティンク→ティンコという安易な蔑称が与えられた。
移動力が高い為、使っている人は結構多いらしい。
●でうす-えくす-まきな-てき-てんかい【デウス・エクス・マキナ的展開】
デウス・エクス・マキナとはラテン語で「機械仕掛けの神」という意味。
古くからフィクション作品の強引なエンディングとして散見される。
それまでの伏線や世界観、キャラたちの性格、因縁をときには全て白紙撤回し、
いきなり強大な力が働いて大混乱になった世界で、主人公たちが事態の収拾に奔走してストーリーが終わってしまう展開をさす。
「何かいろいろ大変になってしまったみたいだしとりあえずこのピンチを打破しよう」とばかりに、
いきなり出てきたポッと出のラスボスを倒すため敵キャラまで団結してしまう、
ヒロインが突然自己犠牲的な行動をとるなどプレイヤーを置いてきぼりにしてくれること請け合いである。
連載マンガの打ち切り最終回でもみられるような投げやりな終わり方なので、
感情移入してプレイした作品でこれをやられるとがっかりくるプレイヤーは多い。
小説や連載マンガなど個人単位で製作できる他のフィクション作品同様で
シナリオ担当者が広げすぎた風呂敷を回収できなくなった場合と、
開発チームの足並みが何らかの理由で揃わなくなったからという
二パターンの原因が考えられる。
●でーた-ふっかつ【データ復活】
ファミコン、スーファミ、ゲームボーイなどのカートリッジ式のハードでたまに聞かれる。
消えてしまったと思われたデータが、一度電源を切ってカートリッジを抜きなおし、
再度電源を入れてみると復活していた、という現象のこと。
プログラム上ではこのような復活現象は絶対にありえない。
ではなぜこのような現象が起きるのかというと、一度目にカートリッジを差し込んだときに接触が悪く、
正常に起動はするものの、セーブデータをうまく読み込むことができなかったためである。
データ消えたヽ(`Д´)ノウワァァン と嘆く前に、もう一度しっかり差し込んでみましょう。
もしかしたら復活するかもしれませんよ。
補足:ただし破損したデータを読み込んで不具合が起きるのを防ぐためか、セーブデータを正常に
読み取れなかった場合は強制的に初期化する仕様のソフトも少なくない。
セーブデータ自体は残っているにもかかわらず、接触不良が原因で闇に葬られたデータ達に合掌。
なお、現在主流であるメモリーカードにも接触不良は起こり得るので注意。
「データが破損しています。初期化しますか?」などと聞かれた場合は、慌てずにキャンセルして
しっかりと差しなおしてみよう。
●でーた-を-けす【データを消す】
データを積み重ねて話を進めるRPGにおいてはなんとも感慨深い場面。
カートリッジ式の強制的なものから始まり。
メモリーカード式になった今なおプレイヤーの自主性に生きる一つのシステム。
前者ではDQ『ぼうけんのしょ〜がきえました』の台詞によって
多数のプレイヤーを奈落の底に叩き落したRPGとしてあってはならない恐怖の現象。
後者はコンプリート要素を逃したマニアが今までの努力をなげうって
再びフルコンプリートを目指す試練でマニアとしてはあってはならない現象。
☆関連語☆
ぼうけんのしょ
●でーと-いべんと【デートイベント】
恋愛イベントの一種。恋愛フラグを立てたキャラと一緒にデートをする。
まんまデートでなくても二人っきりになる状況が起きることはよくある。
このイベントが起きるのは最終決戦間近といったシナリオ上重要なタイミングや、
祭りやテーマパークといったデートの定番といえるシチュエーションであることが多い。
これ自体がエンディングへのフラグになっていることもしばしば。
なお、フラグの立て方によってはデート相手が男や性別不明になることもある。
デートイベントがあるRPG例)
FF7、SO2、TOS、ラジアータストーリーズ
☆関連語☆
恋愛 恋愛フラグ
●てーま【テーマ】
そのゲームの主張・主題。
命の尊さであったり、自然保護であったり、身分の差であったり、
単純なものから、重厚なものまで幅広い。
これがはっきりしていないと、
「何が言いたかったのか、よく分からなかった」
「言ってることとやってることが矛盾してる」
など、ユーザーから批判されることになる。
逆にテーマを全面に押し出しすぎても
「やたら説教臭い」
「テーマを主張したいんだろうけど、台詞が寒すぎ」
などとやはり批判されることに。
軽過ぎず重過ぎず・・・多くのユーザーの心を掴むのは大変だ。
☆関連語☆
テーマソング
●てーま-そんぐ【テーマソング】
または主題歌とも言う。
そのゲームの最初などにかかる音楽である。
初期は音楽だけであったが、
現在ではアニメのように歌となっている。(ゲームによってはアニメーションあり)
起源はテイルズオブファンタジアだと思うが、FF8が取り入れたことにより
ゲームのテーマソングに歌を取り入れるのが一般化してきた。
今ではアーティストの知名度向上、CD売上促進の手段の一つと言える。
追記:TOP以前からメガCDとかPCエンジンとかでも歌は存在した。
追記2:テーマソングの一般化はCD-ROM主流になったからという意見もある。
●てがみ【手紙】
1)お使いイベントの中の、まさにお使いに相応しいアイテム。
同盟を申し込む、主人公の助けになるよう頼む、現状の報告、その内容は様々である。
素性の知れない者に国家機密レベルの文書を預けるのは如何なものかという場合も。
置手紙の場合、冒険者のための助言であったり、遺言書である場合が多い。
2)ドラクエにおいて、渡すものではなく本人の前で読み上げるもの。
☆使用例☆
トルネコは「王の___」を読んだ!
トルネコ「親愛なるボンモール王よ
――(略)――
エンドール王より」
しかし誰もいなかった!!
追記:誰でも読めることから言語だけでなく文字も世界共通だと思われる。
●てき-か-みかた-か【敵か味方か】
ある時は主人公を助け、ある時は主人公に戦いを挑んでくる、
まあ、その8割以上は味方である。
☆使用例☆
敵噛み固かった
●てき-きゃら-の-わらい【敵キャラの笑い】
なんたら四天王とか個性がある宿敵キャラの高笑い。参上した時とか
主人公たちが罠に嵌ったときとかに発する。
大体こんな感じ↓
【笑い方】 【使い手の性質・備考】
「アハハハハハ」嘲笑系(女子供) →ナルシスト・性格小悪魔・女傑・ガキ系
「ガハハハハハ」豪快笑い系 →古典的悪漢系
「ヒッヒッヒッヒッ」怪しい笑い系 →道化・卑劣・キチガイ系 ヒョとかヒャとかカ行とかも多用
「ウフフ・・」女性の微笑系 →美女・ナルシスト・オカマ系 オホホとかも多用
「ククク・・」盗み・含み笑い系 →参謀・冷静・純悪カリスマ系 ハーッハッハッハ!とかに連携
「ダーッハッハッハ」馬鹿笑い系 →勢い馬鹿・ギャグ担当系 ぬははとかきゃははとかも多用
「フハハハハハ」高笑い系 →純正魔王・覇王系
「ファファファ・・」独特系 →愛すべき植物系
「ワハハハハハ」古典的大笑い系 →海馬コーポレーション社長系
☆関連語☆
ケフカ エクスデス
●てき-せんよう-そうび【敵専用装備】
敵のみが所持しており、こちらは入手する事が不可能な装備品の事。
主にSRPGで登場し、まだこちらに使い手がいない種類の武器や重要キャラの専用装備として登場する。
前者は強くはない物がほとんどだが、後者は強力なものが多く、
中にはそれが最強という事があるのでたちが悪い。
またサガシリーズでは、昔からモンスターに防具や武器を装備させて耐性等を決めてるが、
それらは、敵の個性付けのためか特殊なものが多く(殴りに完全耐性・状態異常を完全無効化等)、
こちらには手に入らないものが数多く存在する。
●てき-せんよう-わざ【敵専用技】
味方が使用することができず、敵のみが使用する技。
個性付けのために名称や効果などが特殊なことが多い。
牙、角、触手、翼と言った人間にはない器官での攻撃や、
ラスボスやライバルキャラ専用の必殺技などがその一例。
ラーニングシステムがあるゲームの場合、敵専用技の一部を使うことができるが、
それを敵専用技といえるかどうかは疑わしい。
☆関連語☆
ラーニング ラーニングシステム
●てき-の-れべる-の-じょうしょう【敵のレベルの上昇】
大部分のRPGにおいて、設定されている敵のレベルや種類はあらかじめ
出現場所及びシナリオの進行具合によって固定・規定されているのが一般的である。
しかしサガシリーズやFF[のようにプレイヤー側の戦闘回数やパーティのレベルと連動して
敵の全体的な強さが順次上昇していくシステムも決して珍しくは無い。
そのような場合はプレイヤー側がかなり強化されたしても敵との戦力差が開きにくく
結果的に緊迫した戦闘を楽しめるという利点があるが、その反面「いくら鍛えてもこちらが
強くなった実感が湧かない」という意見も少なからず存在する。
なお一部の敵のみが上記のシステムの下にある場合、鍛えに鍛えた自慢のパーティが
思わぬ苦戦を強いられプレイヤーが面食らうこともある。
またレベルを限界まで上げた結果、逆に攻略難易度が跳ね上がる場合もあるので注意が必要。
例:テイルズオブエターニアの隠しダンジョンのボス(ネレイド)
補足:似たようなケースとして、
プレーヤーサイドのキャラの強さは
素の強さ+武器防具の強さで決定されるのに対して
敵サイドの強さはレベル依存で上がり続けるために、
プレーヤー側は武器防具の強さが打ち止めになる
(たとえばLv100+武器50=150の強さ)にも関わらず
敵はそれを遙かに越えて強くなる
(敵Lv100+武器相当の強さ100=200の強さ)
という現象もある。
●てき・みかたぜんたいこうげき【敵・味方全体攻撃】
文字通り敵と味方との区別無く戦場全体を攻撃する魔法や特技・アイテムを指す。
敵の近くにいる味方だけが巻き添えになるのではなく、戦闘中のキャラクター全てを
攻撃するため原則として逃げ場は無い。(ただし回避されることはある)
凄まじい威力を持っていることが多く、下手に使うと即座に全滅しかねない危険な攻撃。
属性や特性を利用して無効化・吸収できるならば敵だけを一方的に攻撃できるが、
戦闘に参加するメンバー全員に完璧な対策を施すのは難しいことも多く、やや使いにくい。
一方で敵がこの手の攻撃を使ってくる場合、使った敵自身はその効果を無効化したり、
もしくはHPが尽きる直前の自爆攻撃として使用するケースが多くダメージの高さと相まって
非常にいやらしい攻撃手段となる。
なお、バリエーションとして敵・味方全員にプラス(orマイナス)の補助効果をもたらすものや、
敵に攻撃する一方で味方を回復する攻防一体の技も存在する。
例)
メルトン(FF6):敵・味方全体に魔法防御無視の炎属性攻撃
バトルソング(サガフロンティア):敵・味方全体の攻撃力を上昇させる音波攻撃
ニュークリアボム(SO2):味方全員のHPが1になり、一定確率で敵を消滅させるアイテム。
フェニックス召喚(FFなど):敵全体を炎属性で攻撃し、味方全体の戦闘不能を回復。
☆使用例☆
全滅の危機→最後の希望を託してランダム召喚「魔石のかけら」→ジハード召喚"天地崩壊"
→敵・味方全体攻撃であぼーん(FF6)
☆関連語☆
全体攻撃、自爆
●です【デス】
1)敵が使うと味方が100%死ぬ魔法。
味方が使うとなんだかんだいって失敗する魔法。
2)ロマサガ1及びミンサガに登場する神々の一柱で、冥府を支配する王。
三邪神の長兄にして、ラスボスであるサルーインの兄でもあるが、
基本的に中立の立場にあり、こちらから戦いを挑まなければ無害な存在。
それどころか、こちらのLPと引き換えに死亡した仲間を蘇らせてくれたり、
最強クラスの装備である「死の剣」や「死の鎧」をLPと交換してくれる。
また場合によってはサルーインの居場所を教えてくれることもあるため、むしろ良い神である。
加えてキャラデザインや言動に威厳があり、ラスボス以上の(真猿除く)戦闘力を有するため、
プレイヤーの間ではこのゲームの神々の中で最も信仰したい神との声もある。
ただし、マルディアス(ロマサガ1の世界)では一部地域を除いてあまり信仰されていないようだ。(彼を祀る神殿がない)
SFC版ではまだLPという概念がなかったので
パーティキャラの命と引き換えに死の剣、死の鎧をくれる。
死亡したキャラを蘇えらせる場合は主人公の最大HPと引き換えになる。
これを利用すると主人公のHPをバグらせて万単位にすることも可能。
戦闘グラフィックは従来の"死神"のイメージそっくりそのままだが
手にしているものは大鎌ではなく長めの杖である。
デスハンドで1人ずつ確実にこちらのパーティを倒してくるので
短期決戦を心がけないと危険。
倒すと背後にある宝箱の中身を奪えるが、
画面を切り替えると何事もなかったかのように復活している
☆関連語☆
冥王 サルーイン ロマンシングサガ LP 神 隠しボス
●です○○○【デス○○○】
「いかにも強いですよ」的なネーミング。
敵はもちろん、武器・技名に用いられたりもする。
ダーク○○○、ギガ○○○なども同様である。
中盤〜終盤で多く見かけることになるであろう。
例
デスマシン ダークプリースト
●てすとぷれいやー【テストプレイヤー】
開発中、もしくはほぼ開発が終わったゲームを市場に出す前にプレイしてシステムの不備やゲームバランスなどを点検する人。
バグを探す目的もあることからデバッガーとも呼ばれる。
大概のテストプレイヤーはアルバイトなので、スタッフロールに名前が入ることはあまりない。
ストーリーや演出などに対して意見を言うことができるかどうかは定かではない。
多くのユーザーにとって難易度が苛烈もしくは簡単過ぎであったり、メニューなど細かい操作周りがあまりにも不便であったり
した時などに、「本当にテストプレイして納得した奴がいるのか?」とその存在を疑われる事になる。
追記:中には、ベルウィックサーガやFF3、PS2版ヴァルケンのように、デバッガーが慣れたせいで腕が上がり、
なんとなくプレイが簡単になったのを上層部が勘違いして「難易度が低い」と判断して難易度を上げた結果、伝説的難度となったゲームもある。
●ですとらっぷ【デストラップ】
トラップの一種。引っかかると即ゲームオーバーになるトラップのこと。即死トラップとも言う。
フィールドやダンジョンに仕掛けられている罠の中でも特に凶悪な物。
引っ掛かればどんなに能力の高いキャラでも問答無用で戦うことなく即死し、
その大半においてパーティ全員が一瞬で死んでゲームオーバーとなる。
そのあまりの凶悪さ故に、理不尽だと叫んで叩きまくるプレイヤーや、
死ぬとわかっていながらわざと引っ掛かって唐突な全滅を楽しむマゾ的なプレイヤーは後を絶たない。
また、リスクの高さ故、事前に警告が出されていたり、セーブポイントが設けられていることが多い。
(デストラップの例)
FF3:底なし沼、8体の石像 ミンサガ:アクアマリンの洞窟の石化ガス像 マザー3:究極キマイラ
●です-ぺなるてぃ【デスペナルティ】
death penalty
普通は死刑の意味だがRPGではあまり見ない。
ここでは死んだことを理由として与えられる不利益。
RPGにおいて死ぬことはペナルティに値する失策なのだ。
ひどい世界である。
ペナルティの内容はゲームによって様々。
王様に「情けない」といわれる。所持金の半分を失う。
最終セーブまで巻き戻りプレーヤーの費やした時間が無駄になる。
など。
ほとんどのゲームでは持っていたものを失うが
負債を背負うゲームもある。
追記:中には何のペナルティも負わないゲームや
死ぬことでストーリーが先にすすむゲームもある
●でち-ご【でち語】
出展:聖剣伝説3
聖剣3の主人公の1人シャルロットの口調で
固有名詞以外を平仮名でしゃべったり「さん」を「しゃん」と言ったりするが
もっとも特徴的なのが語尾に「〜でち」とつけることである。
たまに聖剣の雑談で口を滑らせてしゃべってしまうことがあるらしく、かなりはずかしいようだ。
聖剣シリーズに後継者は居ない様だが
一部のスタッフが同じ、マジカルバケーションに登場する虫の精霊バズが「〜でち」としゃべるのが確認されている。
☆関連語☆
聖剣伝説シリーズ
●でっきぶらし【デッキブラシ】
テイルズシリーズに代々登場するネタ武器。
あまり威力が無く、そのため相手を一気に倒さずに、コンボを何度も続けるのに向いている。
また、TOD2ではロニに装備させると、彼のネタ秘奥義「震天裂空斬光旋風滅砕神罰割殺撃」の
失敗版の発動確率を上げることが出来る。
さらにTOEでは、「セレスティア7大秘宝」の一つで、「ポニーテールのハーフエルフがそれを使って戦った」
という、シリーズのファンならニヤリとさせられるエピソードが付加されている。
歴代の装備者は、TOPがアーチェ、TODがスタンなど、TOEがリッド、TOD2がロニ、TOSがリフィル、TOLがウィル。
追記:因みに、TOPのデッキブラシの説明文から察するに、元ネタは「魔女の宅○便」だと思われる。』
●てつ-しりーず【鉄シリーズ】
鉄で出来た武具。基本的に序盤〜中盤で登場する。
やや重いため非力なキャラでは装備できないかわり、手に入れた時点では結構強め。
またFEでは安い値段のわりに軽い重量で・使用回数も多いため、最初から最後まで使われる事が多い。
●てつどう【鉄道】
ファンタジー色の強いRPGでは、工事用のトロッコ程度のものならともかく
都市と都市を繋げるような大規模なものはあまり登場しない。
しかし機械技術が発達した世界観を持つRPGや現代系RPGでは、
移動手段の一つとしてしばしば使われる。
とはいっても行ける都市や場所が限定されていることが多く、
イベントなどで必ず乗ることになる場合を除いてそれほど多用されることはない。
鉄道が登場するRPG例)
一部のFFシリーズ、WA2〜4、デビルサマナー葛葉ライドウ など
☆関連語☆
乗り物 移動手段
●でっどえんど【デッドエンド】
主人公が死んでしまう結末の事。バッドエンドの一種。
戦闘による全滅、ゲームオーバーはこれに該当しない。
主人公は死んでしまうが、それがトゥルーEDの場合も例外。
追記:死んだ遠藤。あと、行き止まりという意味もある
●てっどぶろいらー【テッドブロイラー】
今は無きデータイーストのRPG「メタルマックス2」に登場する悪役。
敵組織バイアスグラップラーのグラップラー四天王の一人で、主な任務は人間狩り。
ゲーム開始直後に、圧倒的な強さで主人公の育ての親を焼き殺し、主人公も半殺しにして
彼の個性的なグラフィックも兼ねて、多くのプレイヤーに強烈な印象を与えた。
親の仇、「ふしゅるるる…」「がががーーっ!!」などが口癖(バカっぽそう)、
マッチョという特徴から序盤〜中盤に倒せそうなイメージだが、実際に戦える場所は
ラストダンジョンで、普通にゲームを進めると最後に倒す四天王である。
(メタルマックス2の自由度は高いため、進め方次第では2番目に倒すこともできる。)
いざ戦ってみるとノーヒントでゲームを進めてきた場合、レベル不足、対策不足のため
序盤で見せた圧倒的火力に押されて焼死体が出来上がるのをただ見ているだけとなる。
なんとか攻撃をしのげても、防御力が高いためダメージがわずかしか通らない上、
市販のHP全回復アイテムを使ってくるため、正攻法では厳しい戦いとなる。
なんとか彼を倒せれば、ラスボス撃破まで難易度が大幅に下がるので、彼がラスボスという見方もできる。
あと、彼の圧倒的強さ、たとえ対炎バリアーを張られても炎攻撃ばかりしてくる漢らしさ、
モヒカン、タラコ唇、マッチョというすごい容姿、上記の特徴的な口癖から、
「テッド様」と呼んで崇拝する信者も少なくない。
●てつ-ぱいぷ【鉄パイプ 】
スターオーシャン Till the End of Timeの主人公、フェイト・ラインゴッドの初期装備にして、ある意味最強武器。
攻撃力は低いが、見た目のインパクトは相当ある。
なお、ディレクターズカットの場合、バトルコレクションをコンプリートするためには、これを装備して99999ダメージを叩き出さなくてはならない。
また、彼は剣士だが、
「ごめんよ、僕は鉄パイプ派だからさ…」
と言うセリフを残している。
姉妹品に、ひ弱な鉄パイプと言う杖が存在する。
☆関連語☆
鉄装備
●てっぽうだま【鉄砲玉】
1)銃の弾のこと。
弓に対する矢以上に戦闘中は弾数が無限な事が多い。
2)戦法の一つ。
適当に突っ込んで適当に戦うこと。
ボス相手に使うと高確率で負けるが、
一回は全滅する事を覚悟で相手の出方を見るという使い方や
いつかは偶然勝てることを期待して戦うという使い方がある。
相手の強さにもよるが、この戦法で勝てる事は少ないので有効な手段とは言い難い。
また、捨て駒を玉砕覚悟で敵に挑ませ、
後から来る主力メンバーの為に1でも多くHPを削らせる戦法の事も言う。
こちらは活用できる作品、場面こそ少ないが、なかなか有効な戦法。
3)SRPGにおける戦法の一つ。
広範囲攻撃の対象を味方に設定し、
その味方を敵の中央に突っ込ませる事で多くの敵を攻撃する戦法のこと。
行動を確定してから実際に行動に移るまで時間差がある作品でしか使えない。
ひ弱な魔術士などを前線に出す事無く敵を攻撃することが出来るほか、
移動力は低いが火力は高いユニットなどの攻撃にも活用できる。
上手く決まると気持ちいいが、失敗すると味方の中心で攻撃が暴発し、大惨事となる。
4)はした金と貧弱な装備を押し付けられて、魔王を倒して世界を救えとか言われる勇者。
5)サガフロンティア2のギュスターヴ(15歳)の所持ロール。
セットすると、セットしたキャラの行動開始の早さが1.2倍になる。
☆関連語☆
銃 捨て駒 特攻
●てつや【徹夜】
作品にのめりこんでしまった者が、一睡もせずに朝までゲームをプレイすること。
特に発売直後に起こりやすい。
早解きを目指す者にとっては避けて通れぬ道。
☆使用例☆
最近、___してまでやりこみたいゲームが少なくなったなぁ…。
●てぬきあぶのーまるかっぷりんぐ【手抜きアブノーマルカップリング】
アブノーマルなカップリングを求める者たちにとって
ベストは、女性同士、男性同士でのそれを丁寧に描くゲームが発売されることである。
たとえばかつてのGBAソフトクラフトソード物語は、
女性主人公を選んだ時「のみ」女性キャラとのキスイベントがあるなど
そういう嗜好を持つ者にとっては正直たまらぬゲームであった。
ではベターとはなにか?それが_である。
かつて多くの主人公男女選択式のゲームにおいて、ゲーム内イベントを製作者が手を抜き作ることによりこれは生まれた。
簡単にいえばどちらの主人公を選んでも基本、展開が同じであるため
女主人公で女性を攻略し「愛してる」と言わせる、
男主人公で男性を攻略し「愛してる」と言わせるなどのプレイが結構な比率でできていたのだ。
規制が厳しくなったのか製作者が手を抜かなくなったのか、こうしたゲームは昨今どちらかというと減少傾向にある。
●でばいすれいん【デバイスレイン】
メディアワークスより発売されたSRPG。
ストーリーはとある兵器の鍵となる少女を中心に事件に巻き込まれた少年・少女の戦い。
キャラクターの個性が立っており、且つ声優陣も実力派を集めた作品。
中でも終盤のイベントで岩田 光央氏が演じるオカマキャラ『ジョーカー』の啖呵は必見。
現在、中古市場で見かけることは滅多になく、同時発売されたSS版の存在は絶望に近い。
―以下、ネタバレ(に近い)―
中盤から出現する敵キャラJ・Bは序盤から登場する高校の校医・備前淳也(イニシャルがJ・B)。
J・B自体は『裏切り者』を意味する。
あの変わりっぷり(J・B←→備前)や戦闘能力も凄いが何より凄いのがCV。
J・Bは三木 眞一郎氏、備前淳也は関 俊彦氏。
これでキャラは同一人物だと言う。当時の筆者は納得しなかった。
EDでは生存しているのでは?の意見が立ったが続編が発売されないので真相は闇の中に。
―ネタバレ終わり―
●でばっぐもーど【デバッグモード】
よく「デバック」と誤解されるが正しくは「デバッグ」。
製作者達がプログラムに含まれる間違いを発見し、修正する作業のこと。
そのため、あらゆる状況を実現させる為にフラグをいじったり、パーティーの状態を好きに操作したり、
とにかく色々なことができる。できないことは無いといってもいい。
当然こんなものがプレイヤーの手に渡る製品版でも残っていたら大問題なので、
ゲームが完成した時点で大抵削除される。
…が、偶にプレイヤーが操作できなくなってるだけで、データそのものは残っていることがあり、
PAR等の改造ツールを使って操作できるようになることがある。
普通のゲーマーには関係の無い話だがPARユーザーにとってこれができるかできないかでは大違い。
☆関連語☆
PAR、改造コード
●でびるさまなー-くずのは-らいどう-たい-ちょうりき-へいだん
【デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団】
2006年3月2日に発売された、デビルサマナーシリーズ最新作。
タイトルから分かる通り今までのメガテンに比べてかなりテイストが違い昭和初期のB級特撮のような雰囲気が漂う。
発売当初は悪魔の総数が従来より少ない(72体)、ライドウのアクションが微妙、
肝心の悪魔を用いた捜査の応用幅が狭いなど葬式に近いムードもあった。
しかし後には「悪魔を使役している感」は過去最高であったり、ちりばめられた下ネタや小ネタが面白いなど
日増しに評価は高まり、現在では不満点を解消した続編に期待する人や思い通りの仲魔を造り出す人など
それぞれに楽しんでいるようだ。
また登場人物も一人一人個性が強く、キャラが立っている。
特にライドウの上司の鳴海は、捜査は全てライドウに任せ自分は捜査に参加する様子を(ゲーム中では)見せず、
捜査資金として小額の金しか渡さない(新聞記者のタヱが情報提供料としてくれる金の方が多い)、
ミニゲームの麻雀でイカサマばかりしていることから、ニートの愛称で親しまれて(恨まれて?)いる。
なお真女神転生3ではゲームオーバー時がフランダースの犬のような演出である事からパトるという言葉が生まれたが、
ライドウでは主人公の十四代目葛葉ライドウが歴代ライドウに囲まれ罵倒される様から説教部屋という言葉が生まれた。
●でふぉると-ねーむ【デフォルトネーム】
RPGには主人公キャラなどの名前を変えられるものが多いが、もともとそのキャラに付けられている名前のこと。
気に入らなければ自分好みの名前に変えてもいいが、CVで名前を呼ばれなくなったり、
あまりに好き勝手に変えると誰が誰だかわからなくなったりする諸刃の剣。
初プレイではおすすめできない。
(余談だが筆者はFF6のセリスをFF2のマリアに変えて、同名の人物が登場してわけわからなくなった)
ドラクエなどでは主人公のデフォルトネームさえ考えられておらず、プレイヤーは名前を考えなければならない。
そのため4コマなどの二次創作物ではデフォルトネームがない主人公を呼ぶとき、
「おまえ」だの「あなた」だのと回りくどい言い方をしなければならない。
時には「主人公」と呼ばれたり、「王子」とか「勇者」とか肩書き・職業をそのまま呼ばれたりする。
●でふぉるとねーむにもどせない【デフォルトネームに戻せない】
主人公や仲間の名前を変更できるゲームでは大抵名前を変更できる施設が存在し、変な名前を付けてしまってもデフォルトネームに戻すことができるのだが、例外も存在する。
例としては初代ポケモンのファイヤーやクロノ・トリガーの魔王など。
前者は『ァ』が、後者は漢字が入力可能な文字の中に無いため、変更してしまうと元に戻せないのである。
だから『ラ王』はやめろと言ったのに・・・。
●でふぉるめ【デフォルメ】
対象を変形させて表現すること。通常頭身キャラの2頭身化などの意味で使われるが、
ゲーム内ではプレイする上で生じる様々な矛盾を解決するために端折られること。
RPGでは銀以外の武器でアンデッドや獣人間が倒せるのか、核爆発をくらっても被爆したり
炭化しないのか、神が何故チェーンソ−で切り刻めるのか等数知れない功績がある。
偶にその矛盾をゲーム内の設定で解決しているものもあるが、そのために別の点をデフォルメしなければならず、
まさにゲームはデフォルメで成り立っていると言っても過言ではない。
ちなみにその矛盾を解釈していこうと日々検討しているのが、
「ゲームの理不尽な点を強引に解釈するスレ」である。
●でま【デマ】
1)政治的効果を狙って意図的に流されるニセ情報。
RPG関連では主にゲーム内の悪い権力者によって流される。
これによって主人公やその仲間がが罪を着せられたりすることが多い。
2)根拠・確証の無い噂話。主にクラスの友達によって流される。
内容は隠しアイテムの入手法など。
ほとんどが常識的に考えるとウソと判るようなものであるが、
中には荒唐無稽すぎて逆に本当かと思えてしまうものや
ウソとしか思えないのにやってみたら本当だったということもある。
☆関連語☆
指名手配、ファミマガ、エクスカリバー2
●でも-がめん【デモ画面】
タイトル画面をしばらく放っておくと現れる画面。
昔はデモ画面自体ないか、ゲーム中で操作している画面が現れることが多かったが、
容量が増えたためか、最近ではアニメーションなどのムービー、イベントシーン、
登場キャラの紹介、神話・伝説などの紹介、主題歌付き、など、凝った作りのものが主流になっている。
そのため、これを見ればそのゲームの印象のおおよそがつかめる。
☆関連語☆
タイトル画面 ムービー ゲーム主題歌
●でゅーぷりずむ【デュープリズム】
1999年にスクウェアから発売された3DアクションRPG。
わかりやすいゲームシステムと魅力的なキャラクターでいまだに信者の多い名作。
最初に男の主人公ルウと女の主人公ミントのどちらかを選びスタートし
二人の物語がそれぞれ交錯するパラレルストーリーとなっている。
どちらもある事情により伝説の秘宝「デュープリズム」を求め、似たような道程を進むのだが、
ルウ編はシリアスで重厚なストーリー、ミント編はコメディータッチで明るく楽しいストーリーと
絶妙に物事の視点やコンセプト・味付けが違い、またバトルシステム等も異なった物である。
両方の物語をクリアすれば「強くてニューゲーム」も出来る。
ちなみに「デュープ・リズム」ではなく「デュー・プリズム」である。デュー(DEW)とは露の意味。
☆関連語☆
強くてニューゲーム
●でゅらはん【デュラハン】
元はケルトの伝承に登場する、自分の首を小脇に抱えた亡霊騎士。
死を司るといわれ、どこに逃げても首なし馬に乗って標的を追い続ける。
RPGにおいてはアンデッド系モンスターの中でも強力な敵として設定されてることが多い。
ちなみに、サガフロンティアでは同名のモンスターが「デュラハンの盾」という防具を落とすが…
当然の如くデュラハンの首だと思われる。怖いよ。
追記:その外見から、多数のゲームでアンデッド扱いされているが
原典であるケルト伝承では死を告げこそすれ、死者の霊であるとの明確な描写はなく
実は「妖精」に分類されるという事実は意外に知られていない。
☆関連語☆
アンデッド、スケルトン
●でゅらん【デュラン】
1)聖剣伝説3の主人公候補の一人。
プレイヤーキャラ六人中ただ一人の剣士であり、ゲームとして「聖剣」が重要なキーワードであるため
おそらく初プレイの主人公として最も多く選ばれたキャラであろう。
しかし実際のところ、キャラ性能としては散々な出来である。
・攻撃力は高いが、通常攻撃が1ヒットしかしないのでダメージ蓄積率はシーフにも劣る
・攻撃がヒットするとゲージが溜まって必殺技を出せるという仕様のため、1ヒットしかしないデュランは効率が悪い
・「十文字斬り」という必殺技を持つが、名前に反して1ヒット技であり、攻撃判定は二段目にあるため出るのが異常に遅い
・光にクラスチェンジすると回復魔法、闇にクラスチェンジするとセイバー魔法を覚えるが、どちらもアイテムで代用可
・盾装備できるが、回避率しか上がらないため敵の必殺技や魔法には意味がなく、盾買うのに金もかかる
・肝心の聖剣(マナの剣)は今回ただのイベントアイテムであり、入手しても装備することはできない
今や聖剣3で一番のネタキャラである。
まあ彼が弱いわけではない。他のキャラのほうがシステム上優遇されているだけだ。
2)オルテガの再来
●でゅらんだる【デュランダル】
フランク王国の英雄ローランの愛剣。
最近のRPGによく登場し、最強ないしはそれに次ぐ高い攻撃力を持つ。
大抵は剣か大剣だが、戦艦の名前だったりもする。
主な登場作品:FF12、SH2、WA4、FE封印&烈火の剣、ゼノサーガ等
●てりー【テリー】
DQ6に登場するキャラ。
最強の剣と力を求めて一人、世界中を旅する剣士。
キザでクールな性格、容姿もあり人気が高く、番外編のモンスターズでは主役を務める。
主人公の旅先で現れては良いとこ取りをする。
密かにベストドレッサーコンテストで優勝してたりもする。
敵として戦うときも結構強く、仲間になった瞬間誰もが「どんなに強いのだろう?」と期待に胸を膨らませただろう。
しかし実際には「バトルマスター」の職についているにも関らず攻撃力は今ひとつ。
それどころか武道家の修行を全くしていないので「正拳突き」「回し蹴り」といった
使い勝手の良い技が使えず、レベルも低いなどプレイヤー達の期待を裏切りまくった。
更には敵に操られたり、参入する前の情けないセリフ、旅立つことになった動機などからヘタレ扱いされることも。
●てれって【テレッテ】
ペルソナ3の登場人物、伊織順平の別称もしくは蔑称。
レベルアップ時の「テレッテッテー!順平はレベルアップ〜!」というセリフから命名された。
順平はコミカルなシーンではこのような珍発言を連発し非常に活き活きとしている一方
本筋ではイベントを経てもいっこうに人間的な成長が見られずプレイヤーを苛立たせ、
戦力的にもなんとなく使えないイメージが強いうえに戦闘時のグラフィックもやたら出来が悪く
前作ペルソナ2で同じ声優が演じたメインキャラが良キャラだったこともあり
発売後数日にして完全にネタキャラとして定着した不運な人物である。
●てれぽーと【テレポート】
マザー系に出てくる超能力(他世界での魔法の役割)の1つ。
今までに行ったことのある町に移動することができる。
このゲームにおけるテレポートでは助走が必要で、途中に障害物にぶつかると失敗する。
助走時のスピードはかなり速くなるため、使用してわざと障害物に当たることで
ダッシュの変わりにしていたプレイヤーは多い・・・と思う。
☆使用例☆
A:___でマジカントへ移動しよう。
B:あそこへは「めのうつりばり」で行けよ。
●でろでろでろでろでんでろん【デロデロデロデロデンデロン】
ドラクエユーザーを絶望のどん底に叩き落す恐怖のメロディー。
呪いの装備品を装備した時、もしくは冒険の書が消えた時にこれが流れる。
特に冒険の書が消えた時のこの曲はプレイヤーにかなりの精神的ダメージをもたらし、
筆者は未だにこれを聞くとドキッっとくる。
余り心臓に良くないので出来れば聞きたくないのだが、
そんな思いとは裏腹にカセットというやつは無情にもあのメッセージと共に、
プレイヤーにやり場の無い憤りと鬱を齎してくれる。
●でんか【殿下】
ロマンシングサガ、ロマンシングサガミンストレルソングに登場する
カール・アウグスト・ナイトハルトの2chでの愛称。
ローザリア王国王子であり、マルディアス全土の統一を目指す野心あふれるお人。
また、優秀な武人であり、カヤキスレビタ(黒い悪魔)の異名を持つ。
初代ロマサガではイスマス城の城主の娘、ディアナに求婚した直後イスマスをモンスターが
襲撃するというイベントがあったため、サルーイン一派と手を組んでいるという疑惑が生まれていた。
ミンストレルソングでは裏でミニオンが糸を引いている、という描写が出たため疑惑は晴れた。
今作では仲間にもなるためプレイヤーの大きな力になる・・・のだが、
ボイスがとんでもない棒読みのため彼がしゃべるたびに脱力させてくれる。
戦闘中でも棒読み、エンディングの熱くなるシーンでも棒読み。そして脱力。
2chではその棒読みっぷりから「殿下」「棒読み殿下」の愛称で広く愛されている。
決めゼリフは「イクゾー」「シシャドノ」
ボイスは俳優の加藤雅也氏。
追記:このサルーイン一派と手を組んでいるという疑惑を受けて
漫画版ではサルーインの憑代だったという設定がある
●てんかい【天界】
天国。RPGにおいては神や天使、ないしは有翼人のすむ世界として描かれることが多い。
登場時期は作品によって異なり、大体以下のように分類されるだろう。
序盤:魔の復活に危惧を抱いた神は、魔を倒す力を持つ者(主人公とは限らない)を作り出し、地上に転生させる。(サバッシュ2)
中盤:主人公たちは冒険の中、天の果てまで続く巨大な建物、もしくは空を飛ぶ何かを発見する。
その果てに見つけた世界で、天界の者から魔の脅威を知らされる。(ドラゴンクエスト4〜導かれし者たち)
後半1:圧倒的な力の魔の前に世界は崩壊の危機に陥る。
主人公は魔を倒す力を求めて天界に向かい、そこで天界の王から魔を倒す力を持つ何かを与えられる。(グローランサー)
後半2:実は全ての事件の元凶は天上に住む者たちだった。
全ての破滅をもくろむ神との決戦のため、主人公たちは天界へと向かう・・・(テイルズオブデスティニー2)
クリア後:ボーナスダンジョン。やたらと敵が強い。(ドラゴンクエスト7〜エデンの戦士たち)
いわゆる仏教的涅槃ではなく、西洋的な天国として描かれることが多い。
これはRPGの大半が西洋系ファンタジー世界として描かれていることが原因ともいえよう。
※聞いたところによると、実は巨大宇宙船こそが天界だったとかいう作品も
あるというが、寡聞にしてその作品名を知らないため省略した。
●てんがい-まきょう-すりー-なみだ【天外魔境III NAMIDA】
事ある毎に波乱を振りまいた、天外魔境本編3作目。
主人公のナミダとその仲間達が強大な敵からジパングを守るために
今の日本でいう九州地方を旅するという和風王道モノであり、
「玉」の話の1、「剣」の話の2に続く「鏡」の話として本編3部作の最後に位置付けられている。
当初はPCエンジンSCD-ROM2でのリリース予定で
外伝物とは違い桝田省治氏が手がけるとあって大きな期待を集めていたが、
PCEアーケードカード専用→PC-FX用→開発中止という経緯を辿り
そのつどハードを購入したファンに煮え湯を飲ませていた。
開発中止後、桝田氏も天外から手を引き完全にお蔵入りと思われていたが
2003年にハドソンが天外復活宣言と合わせて新たな天外魔境3の製作を発表。
PS2版とGC版の両リリースを予定しながらGC版は中止になったりと地味に物議を醸しつつ、2005年4月に発売された。
いざ蓋を開けてみれば、ロード頻発地獄を筆頭にどこを取っても平均以下な出来で
10年の歳月と2駄リメイクを乗り越えてまで残った10万人のファンを完膚無きまでに叩きのめし、
14800円の限定版新品が3000円程度になるほどの激しい値崩れで小売店に大打撃を与え、
天外ブランドの価値をどん底にまで引き落とし、
「色々な部分で涙NAMIDAな作品になった」と揶揄されることになった。
今では2005年ワーストRPGとの声も高く、
天外スレでは現在のシリーズ凋落における戦犯として忌み嫌われている。
幻のPC-FX版は「旧3」と呼ばれ区別されて脳内神ゲー化されることもあったが
桝田氏の評価が下がってきた今日ではそれもあまり見かけなくなった。
●てんがい-まきょう-つー-まんじまる【天外魔境II 卍MARU】
1989年に第一作がハドソンから発売された「天外魔境」シリーズの2作目。
純和風RPGというジャンルで1992年にPCエンジンで発売された。
企画監修を広井王子氏、音楽に久石譲氏、開発スタッフに、
桝田氏、岩崎氏を起用した豪華絢爛な声優・スタッフであるRPG。
世界初のCD-ROMの大容量を生かした名作RPG。
およそ30分に一回イベントが起き、アニメが流れる当作品は、
当時のゲーム業界の常識を打ち破った大作ソフトとして発売された。
当時、PCエンジンはとても高価なものであったがこのソフトをきっかけに同ハードの
火付け役となり、一躍、ブームを得た。売り上げはPCエンジンでは異例の55万本前後。
「火の一族」と呼ばれる人たちの活躍を描き、「根の一族」と呼ばれる魔物たちを
倒しながら冒険を進めていく。テンポが非常に良く大変ボリュームがあり、
普通にクリアするのにも50時間〜80時間程度は要する。
2003年、「天外魔境II」はリメイク作品としてPS2版・GC版で発売された。
しかし、テンポの悪さが目立ち、グラフィックもイマイチなものになってしまい
売り上げは20万本で終わった。
故に、今現在「天外魔境II」はPCE版を強く勧める声が絶たない。
また全体を通しても天外魔境シリーズは同作品が最高傑作とされており、
評価も相当高い。
●でんき【電気】
RPGでは雷や放電として敵にダメージを与える技以外にはほとんど使われない。
たまに出てくる電気製品もだいたい重くて扱いづらくすぐ壊れる運命にある。
おそらく現実に広く使われてるエネルギーなので、非日常の世界を描くRPGで出てくると
一気に現実に戻されて萎えるためであろうと思われる。
●てんくう-しりーず【天空シリーズ】
天空の剣、盾、鎧、兜など、天空の名が付く武器、防具のこと。
最強とまではいかないが、ハイレベルな性能を持ち、剣の方は道具として使うと、
敵の魔法の効果を打ち消す「凍てつく波動」の効果を発揮することで有名。
DQ4〜6の作品を指すこともある。
6では天空の武器、防具は登場しないが「ゼニスの城」の造りが「天空城」に酷似している。
このことから、伝説の武器、防具も名前は違うが天空シリーズとつながりがあるのではないかと言われている。
●でんげき-や【電撃屋】
BOF4に出てきた、とある条件を満たさないと存在すらしない店。
その条件が困ったもので、電撃プレイステーションDのオマケを利用しないといけないという
電撃以外を読んでる読者は見事に置いてきぼりにされてしまっていた店だった。
当時カプコンはメディアワークスと仲が良かったのか、トロンにコブンでも
「電撃コブン」という凄い使い勝手の良いキャラまで存在していた。
DASH2でロックに「42人目のコブンになりませんか?」という手紙が来たので公式設定らしい。
●でんげん-わざ【電源技】
乱数調整の方法の一つ。
乱数テーブルが数パターンしかなく、電源を入れるたびにリセットされるタイプの
ゲームで、電源を入れた直後がいい状態になっている場合に利用される。
例:スロットが数回廻すと当たる(PS2版DQ5)RPG外だがレアユニットが出やすい場合がある(ガチャフォース)
他の乱数調整の方法といえば、特定の回数アイテムを使ったり戦闘したりなど、地味に時間がかかるものが多い。
当然ながらハードに大きく負担がかかる為、多様は禁物である。
☆関連語☆
乱数調整、おきのどくですがあなたのぼうけんのしょはきえてしまいました
●てんこう【天候】
天気の状態。雨の日や晴れの日、嵐の日など、その種類は数え切れない程ある。
RPG世界においては、何か異変が起こりつつあるときや、
魔法・秘儀・奥義が使われたときなどに劇的に変化したりする。
また、イベントなどにおける雰囲気の演出には欠かせないものでもある。
その他ゲーム的要素としてSRPGなどでは戦況を左右する要素でもある。
雨の時には雷や水の魔法が強くなったり砂嵐では弓矢の命中率が落ちたり
豪雪の時のみ現れるモンスターがいたりする。
●てんさい-ぐんし【天才軍師】
1)RPG、特にSRPGに出没する事が多い
設定では大陸一の頭脳、国一の策士などと呼ばれ
その知略を使い戦局を覆し無敗など大層な肩書きを持つが
実際の劇中では
敵の場合はイベントで一度は策が決まり和平派組織、国などが危機になる事も有るが
それ以降は主人公率いる部隊に策をことごとく破られ倒される悲しいお約束を持っている。
なお味方の場合は無茶な奇襲策を主人公に部隊に押し付け策を成功させる事が多く
その場合は敵軍本体を引き付け分断していたなどの設定で威厳を維持する。
ユニットとして登場する場合は敵の場合は軍団補正値が高いが味方の場合は低い
やはり突然湧いて出た主人公の配下に成り下がった
天才軍師では威厳が無い為に部隊士気が低いのだろう
2)SRPGにおいて、軍師のうち、特に以下の特徴を複数持つキャラは「天才軍師」と呼ばれる。
・奇襲、陽動、伏兵、火計しか策がない。
・もったいぶるくせに誰でも思いつく策しか言わない。
・渡海して敵の背後を突く時、わざわざ海賊の出る海域や嵐の季節を選んで渡海する。
・奇襲という名目で、守備側の半分以下の兵力で城攻めさせる。
・主人公が苦労して城を落とした時に限って本陣に敵の強襲を受ける。
・兵站とか兵の疲弊とかを考慮しない。
・明らかに裏切りそうな奴に大軍を預けて重要拠点を任せる。
・そして案の定裏切ったら、主人公に尻拭いさせる。
・しかも「期待どおり」とか、いかにも最初からわかってたように言う。
・マップに罠が仕掛けられているとき、説明はしても肝心の「どこに罠があるか」は言わない。
・ツンデレのつもりが実際はただの「調子のいい女」になる。
・万策尽きたら、とりあえず自室で泣いてたら都合良く主人公が来て助けてくれると思っている(女性限定)。
・ていうか主人公がいなければ実質なにもできない。
・なのに後の歴史では「主人公たちが活躍できたのは天才軍師○○の知略のため」と改竄されている。
●てんし【天使】
神に仕えるもの。頭にわっかを付けていて、神は金髪。背中には白い翼を持ち、白衣をまとった女性の姿であることが多い。
また、頭についているわっかは固体物ではなく、所謂オーラ(日本語で言うところの後光)と呼ばれているものらしく、
西洋ではこれが見える人もいるらしい。RPGにおける主な役割は主人公たちの案内役だったり敵だったりというところか。
たまに主人公そのものということもある。
追記:神聖で慈悲深く、悪を裁くイメージが強いが、
最近のRPGでは独善的道徳感を持ち、一方的に悪魔に押し付け、
迫害するような天使も増えてきた。
曰く、「天使は神に選ばれた神聖な存在。それに逆らう悪魔が悪。」
「悪魔は邪悪。生きてても百害あって一利なし。」「人間も弱い存在。自分達が管理してやる。」
「ブラックマトリクス00」「魔界戦記ディスガイア」などに登場する天使は上記の典型。
一方、最近の悪魔は戦を好むのにも悪魔なりの正義があったりして、
救いようの無い悪として描かれることは減ってきている。
天使と悪魔のイメージが逆転する日も近い…かもしれない。
●てんしゅ【店主】
シレンシリーズで物の売り買いをしてくれる人。何故かフェイの最終問題の深層や月影村出口にいたり、
あまりにも態度が機械的だったので、昔は本当に人がどうか怪しまれていたが、64で山の民として登場したので一応その疑問は解決される。
ただでさえ強かったのに、その強さはシリーズを追うごとにパワーアップしていき、
初代は剣と盾が60くらいの強さを持っていればほぼ無傷で倒せたが、
64では最強の盾(150くらい)を装備していても20ポイントくらいダメージをうけるようになり、
GB2では倍速移動する上に、最強の剣を装備していても1ポイントしか与えられないという有様である(攻撃力も全敵で最強)。
アスカでもさらに強さに磨きがかかっており、そのうちどうしても倒せないようになるかもしれない。
●てんしょう-がくえん-げんそうろく【転生学園幻蒼録】
魔人学園の販売元アスミックから発売されたゲーム。
インタフェース等は魔人学園と(パッと見)瓜二つだが、中身は相当な駄ゲー。
魔人学園ファンに魔人シリーズだと誤認識させ、購入させようとした意識が見え見えであり、
実際に購入してしまった者達の悲痛な叫びが、転生学園スレでは溢れている。
尚、当然のように魔人学園・転生学園にストーリー等の繋がりは一切ない。
●てんしょく【転職】
職業を変えること。
この試みが初めて行われたのは、ウィザードリィで、
その後、ファミコン「ドラゴンクエスト3」によってその名が広まった。
DQでは戦士、武闘家、僧侶、魔法使い、商人、盗賊、遊び人などの中から自由に選択できる。
ダーマの神殿の司祭の一言で、よぼよぼのじいさんもピチピチギャルになれる(といいね)。
職業を変えることでその職業独特の新しい呪文や特技を覚えたり、ステータスが大きく変動する。
また、モンスターの職業になることも可能。
後の「ドラゴンクエスト6」、「7」では、幾つかの職業をマスターしたり、
特別な書物や心を司祭に袖の下として献上することで、新たな上級職業に就くこともできる。
(例:僧侶+魔法使い=賢者、はぐれの悟り⇒はぐれメタル、スライムのこころ⇒スライム)
ちなみに職業をマスターするには、経験値ではなく、戦闘を一定回数こなすことが必要で、
その回数は職業によって大きく変わる。
DQ3では転職しようとすると司祭に説教されるほど稀有な職業である勇者だが、
DQ6では特定の4つの上級職、DQ7では3つの上級職をマスターすることであなたも勇者に。
転職するとレベルが1に戻ってしまう場合もあるので、パーティ全員を一度に転職させてしまうと
あっという間に弱体化してしまうことを忘れてはいけない。
☆使用例☆
商人にも飽きたし盗賊にでも____するか。
☆関連語☆
職業
●てんしょん【テンション】
1)ドラクエ8の戦闘に関わる重要なシステム。
戦闘中に「ためる」コマンドを選択することで、コマンドを選択したキャラのテンションが上がり、
通常攻撃や魔法の威力が上がると言うもの。
2)日常生活において上がったり、下がったりするもの。
もちろんRPGをプレイしている時も上がったり、下がったりする。
上がる例
・レアアイテムを手に入れた時。
・中々倒せなかったボス等を撃破した時。
・嬉しい予想外の事が起きたとき。
下がる例
・仲間になったキャラが主人公よりレベルが高かった時。
・もうちょっとで倒せる敵を倒せなかった時。
・メタル系スライムが逃げた時。
・セーブデータが消えた時。
・数時間もやりこんだのに全滅し、しかもうっかりセーブをしてなくて、その数時間が水の泡になった時。
●てんせい-の-さいのう【天性の才能】
主人公が普通の日常から放り込まれた類である場合は
『戦闘に関する天性の才能がある』と言う設定がしばしば登場する
ちなみに、純粋な人間である場合は少なく、別種族の血統がハイブリッドされてたり、特殊能力が与えられていたりする。
また、血の滲むような修行をした相手にあっさり勝つ展開を、無理矢理納得させるのにも使われる
☆関連語☆
フェイト・ラインゴッド
●でんせつ【伝説】
これがない中世系、ファンタジー系RPGは無いというほど頻繁に出てくる。
むしろありすぎて最近では「またよくある話か」と冷めて見られるほどである。
ちなみに実際は事実であったり、無かったり、他愛もないオチだったり様々。
はたまた主人公自身が伝説になり次回作へ繋がるというパターンもある。
☆使用例☆
そなたに___の七英雄のお話をしてあげよう。
☆関連語☆
伝説の武具、伝説の勇者、精霊伝説、ロトetc・・・
●でんせつ-の-おの【伝説の斧】
伝説だろうと、所詮は脇役装備。
2番手は美形クールキャラに取られるので3番手以下の力持ちキャラ用。
勿論見せ場は「天井支え」武器の出番じゃないが。
●でんせつ-の-けん【伝説の剣】
ファンタジー系RPGには必ずと言っていいほど頻繁に登場する。
岩に突き刺さっていたり。昔の英雄や勇者が使っていたという言い伝えがあったり。
湖の女神がくれたり。竜の尻尾から出てきたりする。
聖剣伝説、FF4、初期DQなどでは、物語のキーアイテムとして重要な役割を持つ。
有名どころで、エクスカリバー、ロトの剣や草薙の剣など。
伝説の槍や伝説の斧を主題にしたRPGは聞かない、なぜだろうか。
☆使用例☆
岩に刺さっている____ってさ、岩に刺さっているって伝説だけだろ?
●でんせつ-の-ぶぐ【伝説の武具】
中世ヨーロッパをモチーフとしたファンタジー系RPGによく登場する非売品の装備類。
大抵はワンセットである事が多いが、剣や盾、鎧兜等が主で、特殊な効果が付与されている。
副装備品(アクセサリー類)は、何故かそのカテゴリーに分類される事は少ない。
勇者の遺品であったり、名工の遺作であったり、超自然的な力を秘めていたりと様々。
物語の終盤で「扱うのに相応しい技量があるか」等の、試練的なイベントを経て入手する事が多い。
余談だが、レジェンドオブドラグーン(SCE PS)では普通に店で売られている上、在庫が無限である。
●でんせつ-の-やり【伝説の槍】
伝説だろうと、所詮は脇役装備。
敵だったけど美形ゆえに改心して死なずにすんだキャラに似合いそうだ。
●でんせつ-の-ゆみや【伝説の弓矢】
伝説だろうと、所詮は……と言い切れない所も有る。
「○○の矢でしか貫けない」なんてボスの場合、主人公が持ち替えて使ったり、
美形エコエルフが使ったり。
●てんち-そうぞう【天地創造】
エニックス、クインテットが出したアクションRPG
主人公は槍を駆使して敵と戦って、謎を解いて行くゲーム
ゼルダとどこかしら似てる感じがするが、ゼルダとはまた違ったゲーム
このゲームはとにかくストーリーのスケールがでかい、
名の通り主人公アークがある事をきっかけに天地創造を果たすことになる
しかし今までのことは全ての黒幕である者に利用されてるだけであって、そのことに気付いたアークはその黒幕を倒す
簡単にストーリーを説明するとこうなるが、この後のエンディングがとにかく切ない、俗に言うBADENDとも言える
下手なラブコメなんかよりも泣ける、説明するのも難しいので省く
☆関連語☆
クインテット、イース
●でんどういり【殿堂入り】
1)偉大な結果を残したスポーツ選手や役者などを讃えるため、
彼らが残した資料、記録、服、日常用品や使っていた道具などを博物館に保管すること
・・が元々の意味だった。しかし次第に、各分野の協会に
その先人達の名前だけを登録すると言ったような意味に変化する。
2)ソフト「ポケットモンスター」で四天王を倒した後に起こるイベントのこと。
戦闘終了直後、長い道のりを乗り越えクリアした感動と共に登録される
自分のポケモンたちの活躍に時として涙が出る。が、やり込んでるくると
次第にレベル上げの場でしかない四天王戦後の当イベントと
エンディングテロップの長さにうんざりしたプレイヤーは多数存在する。
進化させないと図鑑が埋まらないため、たまに弱小ポケモンが殿堂入りするのは
ご愛嬌といったところか。
☆使用例☆
コイキングLv.10、_____おめでとう!!
3)ファミ通のクロスレビューで30点(この辺曖昧)以上を取ることでこのソフトは殿堂入りとなる。
だからといって、そのゲームがいいゲームかは人それぞれ。
☆関連語☆
四天王
●てんねん-しばり【天然縛り】
本人は縛りプレイをする気はないが、システムや操作法を十分に理解していないために、
便利なシステムを利用せずにプレイすること。
天然縛りしてしまう原因は、説明書を読んでいない、そもそも説明書に書いていない、
ゲーム内での説明が不十分、等々。
☆関連用語☆
縛りプレイ、説明書
●でんぱ-きゃら【電波キャラ】
電波とも略される。
1)主人公サイドの登場人物で、言動がちぐはぐで矛盾していたり、
とにかく一人よがりな発言をする者のこと。
例えば「主人公が感動で力強い説得をするシーン」であれば、
肝心の説得内容が(゚Д゚)ハァ?であったり、開発側が行為そのものを重視するあまり
中身が空洞化してしまう時にそのキャラは不幸にも「電波」とレッテル貼りされるのである。
こうしたキャラは概して感情移入されなく、嫌われる傾向が非常に強く、またアンチの恰好のエサとなる。
例:TOD2 カイル
作中の作戦司令官が立場を重視し彼女を助けにいかないと判断した時に
「あんたは英雄なんかじゃない!ただの腰抜けだ!」と罵倒した後、
自分が全く同じ状況に立たされたときには「英雄なんて止めてやる!」と逆ギレ。
補足:ちなみに、なぜ電波キャラの称号が味方サイドに限定されるのかというと
敵キャラがこのような言動をとった場合は「世界と噛み合わない、狂った判断力を持つ者」として
これから倒すべき敵の異常さ、異様さなどを強調するだけであり
その内容が意味不明でも不快でも感情移入できない苦しみを味わわなくて済むからである。
悪役は嫌われてなんぼ、ということか。
補足2:敵キャラにも「元来の性質で電波」と「何らかの過程を踏まえて電波になった」の2タイプがある。
前者の場合497に書いてある通り電波っぷりが意思疎通の出来ない畏怖の敵としての効果を表すが
後者だった場合、プレイヤー側の哀れみを誘う境遇である場合も多い。
例:FF6 ケフカ 度重なる魔道実験の試験体になった結果、精神の均衡を崩した。
甲高い声で突き上げる独特の笑い方が特徴。
2)敵サイドのキャラで、狂気に近い言動や行動をする者。
その分まさに悪人、狂人と言った感じが強くイロモノにも分類される。
こちらは主人公サイドとは対照的に本格的に狂ってる場合が多く、
その狂いっぷりに惚れる人は多い。
例: ペルソナ2罰 須藤竜也
バイキンマンの声で「電波だよ電波電波電波電波電波電波電波電波
電波電波電波電波電波電波電波電波電波電波電波電波電波電波ァ!」と絶叫。
例: ゼノサーガ アルベド
自分の首を幼女の前で切り落とし爆笑(不死身)、幼女の腕をボキっとヘシ折り爆笑、
幼女の中に自分の腕挿入など。
●てんはきょっこうざん【天覇極光斬】
TOEで改造コードを利用し作成されたオリジナルの奥義。
当然ゲーム中には存在しないのだが、公開された動画が流出しすぎて
真実を知らないプレイヤーが掲示板で質問攻め。
質問禁止になっていることもしばしば。
因みに、技のモーションや表示される台詞は
TOD2のジューダスの秘奥義「義憐聖霊斬」を真似たものである。
●でんぱ-けい-ひろいん【電波系ヒロイン】
言動その他が著しく電波を孕んでいるヒロインのこと。
FF8のリノアやTOD2のリアラあたりが有名か。
一般にRPGのヒロインはストーリーの根幹を握ることが多く、必然的にプレイヤーと長く付き合うことにななるため
プレイヤーにはなるべく好感をもって受け入れられることが望ましい。
それ故当のヒロインが電波だったりすると下手な駄キャラより萎え度が増加し、
最悪の場合、もう2度とそのシリーズに手を出されなくなる恐れもある。要注意。
ちなみに前者(リノア)が素で電波な例で、
後者(リアラ)が主人公に感化され電波になった例。
☆関連語☆
電波系主人公
●てんぷてーしょん【テンプテーション】
魅了・誘惑の意。
ロマンシング・サガ2に登場する敵、七英雄の一人・ロックブーケの必殺技。
全体攻撃であり、これをまともに食らった男性キャラは魅了され、
味方に不利な行動を取る。
パーティーを一気に全滅の危機に陥れることもしばしば。
「短期決戦。使われる前に一気に片付ければよい」
という甘い考えは通用しない。
何の知識も無しに、この技の「見切り」を習得しておかないと、
最後の最後で泣きを見ることになる。
●でんわ【電話】
1)舞台が現代物のRPGでは割とメジャーな装置。アイテムの場合もある。
電話の使える主なRPGは、セーブやママのカウンセリング?・ピザの注文・運送屋の呼び出し・
パパからの休憩のススメなど実に多用途なMOTHERシリーズ、ヒントがもらえるシャドウハーツ、
仲間を呼び出せるPHS(パーティー編成システムの略とあるがどう見てもPHS)があるFF7など。
2)ポーズがきかないイベントや戦闘の敵。
俺はこれのおかげでエンディングを見逃すはめになったことが何度かある。